【ワシントン共同】トランプ米大統領を露骨に批判する政権高官らの声が相次ぎ報じられ、トランプ氏は6日、政権内部の隠れた「ディープ・ステート(闇の政府)」が自身を倒すためにメディアにリークしているという陰謀論を主張。側近の誰を信用すべきか疑心暗鬼に陥っているとの見方も浮上している。 4日に著名記者ボブ・ウッドワード氏の新刊「恐怖」に、予測不能なトランプ氏の制御を試みる複数の高官の声が引用されていることが発覚。5日も、ニューヨーク・タイムズ紙にトランプ氏の振る舞いを「国家にとって有害」と断じた匿名の高官の寄稿が掲載され、ホワイトハウスは犯人捜しに躍起となった。
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