ロリコン向け、少女性満載の映画や文学を見てみよう。 個人的には谷崎潤一郎「天鵞絨の夢」が一押し。これ、ぼくの読書人生における短編ベストを争う傑作なのだが、あまり評価が芳しくない大正期の谷崎作品、しかも未完ということもあって、知名度は高くない。しかし、谷崎美学の精髄を味わえる一作である。 猟奇文学館〈1〉監禁淫楽 (ちくま文庫) 作者: 七北数人出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/11メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る あとは、リチャード・コールダーの『蠱惑』、『デッドガールズ』、『デッドボーイズ』の〈自動人形〉三部作。本当は『デッドシングス』という完結編があるのだが、出版社倒産のため、未訳。いや、翻訳は完成していたらしいのだが、出版されなかった。うわーん。 アルーア 作者: リチャードコールダー,浅倉久志出版社/メーカー: トレヴィル発売日