東京オリンピックの選手や関係者の輸送をめぐって、バスが遅れて到着したり、依頼した車が配車されなかったりするトラブルが相次いでいたことが分かりました。大会組織委員会はバスの台数を増やすなど対応にあたっています。 東京オリンピックでは、選手や関係者を競技会場などに輸送するために、バスや乗用車、合わせておよそ5500台が使われています。 組織委員会は29日の会見で、これまでに、バスが遅れて到着したり、関係者が専用のアプリで依頼した車が配車されなかったりするトラブルが相次いでいたことを明らかにしました。 大会関係者によりますと、車が配車されなかったことで選手が練習に遅れたケースもあったということです。 競技団体などから改善を求められた組織委員会は、29日までに、需要の多い時間帯でバスの台数を増やしたり、アプリの不具合を修正したりする対応にあたっています。 組織委「人的対応とアプリなどシステムの両方