印刷 ランチ用にミニデコおにぎりを詰め合わせる。多い日は、1日500個以上作ることも=佐藤慈子撮影ひとまわり小さいミニデコおにぎり。20種類のレパートリーから6種類ずつ、2、3週間ごとにメニューが変わる=佐藤慈子撮影 一見するとケーキのようだけど、実はおにぎり。「見た目の可愛らしさ」にこだわったこのおにぎりは、名古屋市中村区の専門店「onicoRo(オニコロ)」の宮本佑一郎さん(31)が作る「デコおにぎり」だ。 円柱に型抜きしたご飯を透明のフィルムで巻き、上に具材を飾る。白いご飯は使わず、炊き込みご飯で色をつける。名古屋名物を意識して、エビフライや小倉あんが乗ったおにぎりもある。小型のミニデコおにぎりパック(6個入り)は800円で販売している。 昨年6月の開店当初は反応も薄く、売れたのは1日100個程度だったが、現在では平均500個、多い日は800個を売り上げるようになった。客の9割