横浜市磯子区の雑木林で山口あいりちゃん=当時(6)=とみられる遺体が遺棄された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された母親の無職、山口行恵容疑者(30)と元同居相手の建設作業員、八井隆一容疑者(28)は、コミュニティーサイトで知り合って同棲を始め、1カ月ほどで事件に及んだ。この間、次女(4)への虐待も発覚。本来就学しているはずのあいりちゃんは小学校に通っていなかった。 神奈川県警秦野署捜査本部などによると、山口容疑者は昨年4月、千葉県松戸市から神奈川県秦野市内に住む男性の家に引っ越してきた。6月末ごろには、八井容疑者の住む横浜市南区のアパートに転がり込む形で同棲を開始。八井容疑者とはコミュニティーサイトで知り合ったという。 直後の7月3日には「子供が泣いている」と110番通報を受けた県警が、屋外に閉め出されていた次女を発見し、虐待の疑いがあるとして児童相談所に通告。八井容疑者の供述では、同月21日