通常、種のないはずのバナナから「種」のようなものを、京都市左京区の東山中の教頭がこのほど見つけた。理科が担当で、「生徒に見せてやりたい」と話している。 松本善人さん(55)=山科区=が、家族が店で買ってきたバナナを食べたところ、「ガリッ」と歯に当たるものを見つけたという。輪切りをした中心部に放射状の芯のような黒く堅いものがあった。 栽培されるバナナは通常3倍体といわれ、遺伝的に種ができない。府立植物園(左京区)温室係は「成長が途中でとまった不完全なままの種ではないか」と推測する。 松本さんは「もし種があれば新聞に載るくらい」と教えてきており、「まさか自分が当事者になるとは」と驚いている。
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