トランプ前米大統領=7月29日、米ペンシルベニア州エリー/Jeff Swensen/Getty Images/FILE (CNN) 米国のトランプ前大統領が2020年大統領選の結果を覆そうとする試みに関連した罪状で起訴された。大統領経験者が今年に入り、3度にわたって刑事責任を問われる衝撃の事態となった。 トランプ氏は現在、24年大統領選で共和党の指名獲得争いの首位を守っている。仮に起訴された罪状で有罪になったとしても、同氏が大統領の執務室に復帰することは可能なのだろうか? 端的に言って、答えはイエスだ。 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の法学教授、リチャード・L・ヘイセン氏によれば、トランプ氏には依然として大統領職に就く道が開けている。24年に再選を果たせばそれは可能だ。ヘイセン氏は米国で選挙法を扱う研究者の中でもトップクラスの専門家の一人。 「合衆国憲法は、大統領職への就任についてごく
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