仙台高裁の岡口基一裁判官(職務停止中)の弾劾裁判の第11回公判が11月22日、裁判官弾劾裁判所(裁判長:船田元議員=衆・自民=)であり、弁護側証人として東京医科大の市来真彦教授(臨床精神医学)と、津地裁部総括の竹内浩史裁判官の尋問がおこなわれた。 市来教授は弁護人からの依頼で岡口判事を検査し、ASD(自閉症スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動)の発達障害があると診断している。 尋問では、SNSで裁判当事者らとトラブルになった点について、発達障害に起因するコミュニケーションの問題などが主たる原因になった可能性があると述べた。 訴追委員会からは、裁判官の職務に問題がないのかという趣旨の質問が出たが、市来教授は「受診していないだけで、発達障害のグレーゾーンの人は多い」、「全員が問題を起こすわけではない」などと強調。その上でSNSの利用については、「今までのようなスタイルだと、再びトラブルを
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