10月に旭化成の半導体工場で発生した火災の影響が取引先に広がっている。製造設備が損傷し、音響機器や家電、自動車など幅広い業種で調達が困難になっているためだ。ヤマハは27日、2021年1~3月期の売上高で60億円の押し下げ要因になると発表。工場復旧には数カ月以上かかる見通しで、当面は生産停滞が避けられそうにない。火災は10月20日に旭化成のグループ会社、旭化成マイクロシステムの延岡製造所(宮崎県
みずほフィナンシャルグループ(FG)は4日、QRコード決済や個人間送金用のデジタル通貨「Jコインペイ」の加盟店情報、約1万8千件が不正アクセスで流出した恐れがあると発表した。人為ミスで開発用システムがインターネットからログインできる状態になっていた。このシステムでは、預金口座番号など利用者の個人データは使っていないという。流出の可能性があるのは、Jコインに加盟する法人の名前や電話番号、メールア
アース製薬は1日、薬用せっけん「ミューズ」などの国内での販売から2019年末で撤退すると発表した。製造元の大手日用品メーカー、英レキットベンキーザーグループと合意した。商品はレキットベンキーザー・アジアパシフィック(東京・品川)が、引き続き国内で販売する。アース製薬は07年から自動食器洗い機用の洗剤「フィニッシュ」、08年から薬用せっけ
日銀が27日に発表した資金循環統計(速報)によると、2017年度の民間企業(金融を除く)の資金余剰は27兆6672億円だった。16年度から10兆円あまり増え、7年ぶりの高水準となった。企業の収益力は高まっているが、資金は設備投資や賃上げに向かわず、内部にため込まれる傾向が鮮明になっている。資金循環統計では、企業や家計、政府など部門別に資金の出入りや残高の増減を把握できる。一定の期間のなかで、金
日本海洋掘削は22日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。負債総額は同社単体で904億円、同時に会社更生手続き開始を申し立てたオランダの子会社が321億円。2014年の原油相場の低迷で海洋掘削装置(リグ)の営業が不振に陥り、財務状態が悪化していた。同社は「自助努力による経営改善は限界に達した」として、今後はスポンサーとなる企業を探して再建を目指す。7月23日に上場廃止
シャープは4日、東芝のパソコン事業を買収する方針を固めた。買収額は50億円前後のもようだ。東芝は構造改革の一環で赤字が続く同事業を切り離す。シャープはパソコンから撤退済みだが、親会社の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業は米パソコン大手から生産を受託しており効率生産のノウハウを持つ。グループ基盤を使って再参入し新たな収益源に育てる。シャープは東芝が全額を出資する東芝クライアントソリューション(東京・
トランプ米大統領の米朝首脳会談に関する発言の全文は次の通り。「会談はとてもうまくいった。(金正恩委員長と)6月12日にシンガポールで会う。今はお互いのことをよく知ろうとしている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く