【桂春蝶の蝶々発止。】 菅義偉内閣が16日、発足しました。痛快だったのは、河野太郎行政・規制改革相です。私はこの人にとても好感を持っています。発信が庶民的でいいんですよね。 【写真】「こんなものさっさとやめればいい」と発言した河野太郎氏 そんな河野氏が17日未明、首相官邸で行った就任会見で、着手する行革について「延々とここで(閣僚が順番に会見を)やるっていうのは前例主義、既得権、権威主義の最たるものだ」「こんなものさっさとやめればいい」と語ったんです。 面白いじゃないですか。そもそも、菅首相は「行政の縦割り」や「既得権益」の打破を、政権の優先課題に掲げています。河野氏は「この記者会見も各省に閣僚が散ってやれば、今ごろみんな終わって寝ている」とも語っていました。とても分かりやすくて国民の胸に届きやすい。私はいつか、この人が首相になればいいと思っています。 一方で、低支持率に悩まされている野党