左から朝日新聞社の大西弘美デジタルメディア本部長、同社の和気靖デジタルメディア担当、CBS Interactiveインターナショナル部門責任者のアダム・パワー氏、シーネットの神野恵美社長 朝日新聞社と米CBSのWeb部門でIT情報サイト「CNET」などを運営するCBS Interactiveは7月1日、「CNET Japan」などの事業を朝日新聞社が継承することで合意したと発表した。同サイトなどは9月1日以降、朝日新聞社が運営する。 朝日新聞社はCBS Interactiveの日本法人・シーネットネットワークスジャパンのメディア事業を継承。「CNET」「ZDNet」などに関するライセンスを結ぶ。CNET Japanや「ZDNet Japan」、ゲーム情報サイト「GameSpot Japan」、鉄道関連情報サイト「鉄道コム」などの日本語サイトを継承する。 事業継承の具体的な形は「最終調整中」
【レッチェ(イタリア南部)=有光裕】主要8か国(G8)財務相会合は13日午後(日本時間13日夜)、「世界経済の安定化を示す兆候がある」との景気判断を盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕した。 昨秋以降、急激に落ち込んだ世界経済が各国の景気対策の効果などで最悪期を脱したとの認識で一致した一方で、雇用情勢の悪化など先行きの不確実性も確認、必要な財政、金融政策を継続することで合意した。 景気回復後には政策を総動員してきた危機対応を見直し、財政健全化や金融政策の正常化などを進める「出口戦略」について、G8各国が自国の事情に応じて取り組む方針を打ち出した。北朝鮮に対する金融制裁の実施でも一致した。 声明では、株価回復、企業や家計の心理改善などが世界的に広がっていると指摘。4月の先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で示した「世界経済が年内に回復を始める」との景気認識を前進させた。 しかし、「状況は依
【ワシントン=渡辺浩生】米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の連邦破産法申請を受けて、オバマ米大統領は1日、ホワイトハウスで演説し、「今日は古いGMの終わりと新しいGMの始まりを印した日だ。新GMは米国をエネルギー自活の将来へ導き、もう一度米国の成功の象徴となる」と述べ、GMが低燃費車の生産で米市場を再び主導する可能性に自信を示した。ただ、経営の意思決定に政府は介入しない方針を強調した。 オバマ大統領はまず、GMが、自動車産業に関する大統領特別作業部会とともに提出にこぎ着けた再建計画について「この米国の象徴的な企業に復活のチャンスを与えるだろう」と評価。米政府の介入がなければGMは清算を余儀なくされたという認識を示した。 米政府は300億ドルの追加支援をし新GMの株式を60%取得する。大統領は「GMは数万人を雇用する米国の企業。その将来の責任はつまるところわれわれ次第だ」と政府支援の
【ニューヨーク=丸石伸一】27日のニューヨーク株式市場で、米連邦破産法の適用申請の可能性が高まった米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)株の終値が、前日終値比20.14%安の1.15ドルと急落した。GMを含む大企業で構成するダウ工業株平均の終値も同2.05%(173.47ドル)安の8300.02ドルとなり、2日ぶりに値下がりした。
ノーベル賞経済学者で米プリンストン大のポール・クルーグマン教授と与謝野財務・金融・経済財政相が対談した。クルーグマン氏は定額給付金の支給について「0点だ」と指摘するなど、日本政府の景気対策に辛口の評価もした。 フジテレビの報道番組が24日放映した。両氏は世界的な不況を克服するための各国政府による財政出動の必要性では一致。15兆円規模の日本の経済危機対策について与謝野氏は「どうせ金を使うなら人々が驚くぐらいの額を、という考え方だ」と説明。「来年春には日本経済はプラス成長になっていると思う」と話した。 これに対してクルーグマン氏は「もっと積極性がほしい」と指摘。日本の景気回復の時期については「患者は最悪の状況を脱したと思うが、いつ退院できるかはわからない。5年かも10年かもしれない」と厳しい見方を示した。 2兆円の定額給付金については「他の国で失敗している。米国では歴史的にみて給付金は使
Obama米大統領は米国時間5月19日、米国内においてより厳しい自動車燃費基準を課す計画を発表した。これにより、ハイブリッドカーやディーゼルエンジンなどエネルギー効率に優れたテクノロジの登場が加速されることになる。 この計画は、2012年から自動車メーカーの車種全体にわたって燃料効率を年間5%ずつ引き上げることを求めている。この基準は乗用車および軽量トラックに対するもので、以前の計画より4年前倒しとなる2016年に、1ガロン当たり35.5マイル(1リットル当たり約15.1km)となる(詳細はPDFファイルで見られる)。 この規制強化はさらに、自動車購入の落ち込みにあえぐ業界において、自動車メーカーに燃料節約テクノロジの早急な採用を迫るものだ。しかし自動車メーカーは19日、この計画とスケジュールに対する支持を表明した。 国際自動車工業会(AIAM)の最高経営責任者(CEO)Michael S
平成19年の1世帯当たりの平均所得は前年比1・9%減の556万2000円で、平成以降の過去19年間で最低だったことが21日、厚生労働省の「20年国民生活基礎調査」で分かった。「生活が苦しい」と感じている世帯も約6割に上り、経済状況が悪化傾向にある中、家計の厳しい実態が浮き彫りになった。 平均所得の減少について、厚労省は、「核家族化が進み、世帯人員が少なくなり、働いている人の1人当たりの稼ぎが減っていることも影響しているのでは」と分析している。 調査は昨年6、7月に全国の約4万6000世帯を対象に実施。うち、約6300世帯に前年の所得や暮らし向きについて尋ねた。 結果によると、年間平均所得は556万2000円で、平成18年より10万6000円減少した。10年と比べても約100万円落ち込んでいる。 家族に子供(18歳未満の未婚者)がいる世帯の平均所得は691万4000円(前年比1・4%減)。高
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