ヘルメットの下に脳の血流を調べる特殊な装置をつけて、運転中の脳の働きを調べた。=ヤマハ提供 ヤマハ発動機と東北大学が4日、「オートバイの運転は中年の脳を活性化する」と発表した。平均年齢46歳のライダー11人に運転中、脳の血流を調べる装置をつけて調べた、同社提供。 10年以上運転していない元ライダーは、「昔取った杵柄(きねづか)」に頼るように直感で運転しがちだったが、現役ライダーは論理的な状況判断をしていたという。 実験を監修したのは「脳トレ」で知られる川島隆太教授。元ライダーの川島教授は「再びオートバイに乗るという野望実現の口実ができた」。