入院していた患者に適切な医療を提供できず患者を死亡させたとして、17日、日赤名古屋第二病院が会見し、謝罪しました。 日赤名古屋第二病院によりますと、去年5月、腹痛や嘔吐の症状を訴え救急外来を受診した10代の男性について、当時診察した研修医が誤って急性胃腸炎と診断し、適切な治療ができなかったということです。 その時点で男性は意識があったものの、2日後の未明に心停止しその後、回復することなく翌月、死亡しました。 調査の結果、病院側に過失があったとして、今後、患者側と和解に向けて協議を行う予定だということです。 日赤名古屋第二病院は研修医が診察する場合、必ず上級医へ診療内容を確認するなど、再発防止に努めるとしています。