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承前*1 村上春樹「魂の行き来する道筋」『朝日新聞』2012年9月28日*2 尖閣問題の「過熱化」を巡る村上春樹のテクスト。 少し抜き書きしてみる。 先ずタイトルに関わること; 文化の交換は「我々はたとえ話す言葉が違っても、基本的には感情や感動を共有しあえる人間同士なのだ」という認識をもたらすことをひとつの重要な目的にしている。それはいわば、国境を越えて魂が行き来する道筋なのだ。 この二十年ばかりの、東アジア地域における最も喜ばしい達成のひとつは、そこに固有の「文化圏」が形成されてきたことだ。そのような状況がもたらされた大きな原因として、中国や韓国や台湾のめざましい経済的発展があげられるだろう。各国の経済システムがより強く確立されることにより、文化の等価的交換が可能になり、多くの文化的成果(知的財産)が国境を越えて行き来するようになった。共通のルールが定められ、かつてこの地域で猛威をふるっ
メディアのあり方が変貌しつつある。この作品をめぐる動きは、後に振り返ってみれば“事件”と位置づけられるようになるかもしれない。作家で五感生活研究所の山下柚実氏が総括する。 * * * 9月29日、半年間の放送が終わったNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』は、大きな話題を集めたドラマでした。20%超えという高視聴率だけではありません。「好評のうちに終わりました」と一言では括れない、複雑な現象がこのドラマをめぐって起こっていたからです。 一般の視聴者が感想を書き込む、ウェブのヤフーテレビ「みんなの感想」コーナー。「梅ちゃん先生」については、半年間で4万3千件を超える大量のコメントが掲載されました。 これだけの感想がネット上に寄せられ、他の人の感想を直接読むことができたのは、おそらく朝ドラ史上、初めてのことではないでしょうか。 「毎朝癒された」「楽しみに見た」という肯定的な意見の一方、コメントの
世の中で信じられている鬼女像、すなわち「専業主婦が暇にあかせてネットに張り付き、生け贄を探している」というイメージは必ずしも正しくないと、人気ブロガーの山本一郎氏は語る。 * * * 最近、大手ネット調査会社が行なった調査によると、鬼女板に月2時間以上アクセスしている人は約1万6000人いると推定されるが、既婚女性はその36%に過ぎなかった。30代、40代の独身女性が16%ほどいて、残りは30代、40代の男性だった(パネル調査をもとに推定)。 つまり、半数近くは既婚女性のふりをした男性による書き込みだと想像される。 では、性別、年齢以外の属性はどういうものか。もちろん専業主婦も多く含まれているが、中心は引きこもりやニート、非正規雇用などの低所得層で、「ネトウヨ」や「反原発サヨク」などのネット住人と層が重なっていると思われる。主婦が共通して抱える悩みについての質疑の場としてだけでなく、個人攻
風に揺れるコスモスが赤と白のつぼみをつけていた。「真心」の花言葉を持つこの花が植えられていたのは、日本中を騒がせたあの事件の被告が住んでいたアパートの跡地だった。 「アパートを壊して、代わりにコスモスを植えたのよ。ひどいゴミ屋敷でね、きれいに元に戻すには168万円もかかるっていうて。汚いっちゅうようなもんじゃない。あそこにあったゴミを運んでもらうだけでも4トントラックで19回、19万6000円もかかったんよ」 大家の女性の怒りの矛先が向かうのは、取り壊されたアパートの居住者。2009年11月に知人の母親から126万円を騙し取った詐欺容疑で逮捕された元デブ専ホステス、上田美由紀被告(38才)だ。 その後、上田被告と面識のある6人もの男性が次々と不審死を遂げていることが明らかとなった。その詳細は下の相関図にあるとおり。6人のうち4人が被告と恋人関係だったという。 被害者のうち、矢部和実さん(享
先日ネットで取り上げられ一気に話題となった、秋葉原の添い寝をしてくれるお店、『ソイネ屋』というお店があるのはご存じだろうか?女の子が客の隣で一緒に寝てくれるという画期的なサービス。しかし海外ニューヨークでは先行して添い寝サービスが行われており、 ジャクリーン・サミュエルさんが1時間60ドルという金額で添い寝を行っている。 こういった文化は日本が先行しているかと思いきや、実は海外の方が先にあったのだ。そんな話題の『ソイネ屋』に行ってきたのでそのレポートをご覧頂きたい。今回体験したのは『ニコニコ生放送』でも活躍する横山緑。「是非添い寝してもらいです!」と普段より意気込みバッチリで秋葉原に集合し現場に向かうのであった。場所は秋葉原駅昭和通り口から出て徒歩3分。かなりわかりにくい場所なので、動画に分かりやすい解説を入れておいた。 たどり着くとそこには紙に『ソイネ屋』と某情報番組風なロゴで書かれ
1 ヒョウ(秋田県)2012/09/24(月) 15:02:49.38 ID:tGZ2ARtQ0 ?PLT(12223) ポイント特典 取引先と商談などをする際、何の前置きもなくいきなり仕事の話を始められたら失礼…と感じる人は少なくないはず。ところが最近、そんなぶしつけな20代が増えています。 普通であれば、些細な世間話でもして、具体的な商談の前にお互いの気持ちをほぐす努力をしたいもの。それをしないのは怠慢と言いたいところですが、 彼らが世間話をしないのには理由があるようです。実は本当は世間話をしたいと思っていながら、人見知りが激しいために、できずに悩んでいる…のが実情だからです。 そこで今回は、世間話ができない若者の実態をご紹介するとともに、上司と部下の間にある気持ちのギャップを埋めるヒントを紹介したいと思います。 「初対面の人に話しかけられない」 “人見知り20代男性”はな
1年程前の日本経済新聞のコラムで、1980年代中頃と現代の入社式を並べて比較した写真を見た覚えがあります。 とても意外だったのは、1980年代(「新人類世代」〜「バブル世代」)の服装は実にバリエーションに富んでいるのに対して、現代の入社式ではまるでユニフォームではないかと思うくらい統一性が取れていることです。 写真を見ていて、若い方々同士で情報交換をとても密にし、気を遣っている様子が伝わって来たことをよく覚えています。 元々日本は、集団の中での「空気の共有」は強い傾向にありますが、若手の方々とお話ししていると、昔よりもその傾向が強くなっているように感じます。ケータイやソーシャルメディアの普及も、一役買っているのかもしれません。 若い方々の勉強会に呼んでいただくことがあるのですが、勉強会の前後にそのネットコミュニティに参加すると、皆さんがお互いにとても細やかな気遣いをされたコミュニケーション
ミッキーマウスの歩みをまとめたインフォグラフィック「The History Of Mickey Mouse」を紹介します。 ミッキーマウスの原点は「オズワルド」と名付けられたウサギ。 1928年、あまり可愛くないミッキーを経て、黒目ミッキー誕生。 僕はこの黒目ミッキーが結構好きです。 黒目ミッキーから、現在のイメージに近いデザインに変更されたのが、1938年のようです。 2006年には、3Dミッキーが登場。 インフォグラフィックとしては、ミッキーマウス自体、グラフィックの力があるので、複雑なことをしなくても目を引きます。 したがって構成は「年表」スタイルのシンプルなものですが、年とエピソードの結びつきをミッキーマウスの「手」をモチーフにした引き出し線で行っているのが良い飾り付けだと思いました。 via Cool Infographics
2012年09月30日 まだ見ぬ「大ボケ」のビッグ・ウェイヴへ――槙田雄司『一億総ツッコミ時代』(星海社新書) 一億総ツッコミ時代 (星海社新書) 著者:槙田 雄司 講談社(2012-09-26) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る マキタスポーツこと槙田雄司『一億総ツッコミ時代』(星海社新書)を読みました。自身がおこなっているポッドキャスト番組『東京ポッド許可局』で少しずつ語られていたことを一貫した視点からまとめた感じで、とても面白かったです。本書において槙田は、ツイッターなどのネットで匿名的に批判・批難(ツッコミ)が飛び交う現代を指して、「ツッコミ高ボケ低」という気圧配置の「一億総ツッコミ時代」と名付けている。そして、「この息苦しい「一億総ツッコミ時代」を生き抜く」ために、次の方法をおすすめする。 1、「ツッコミ志向」から「ボケ志向」になること。 2、「メタ」から「ベタ」
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photo credit: Sidereal via photopin cc 何かを”考える”時、よくよく”考える”と、”考えよう”としていることを”考えたい”だけで、その実本当に”考えたい”ことを”考えていない”ことがあります。 ”考える”ということがもはやゲシュタルト崩壊しそうですが、つまるところ「考えたいことを考える」ということについてゴールはふたつあって、「考えることを考えていたい」か「考えることに結論を出したい」だと思うのです。意味がわかりませんね、考えていきましょう。 まず前提にしたいのは自分が何かについて考えたいと思う時、「それを考える時間さえ用意すれば、万事がオッケーということには決してならない」ということです。当たり前な話ですが、何か問題をもっている自分に対してそれを解決したい、それを解決するために自分が投下しなければならないエネルギーというものは相当なものです。多くの人
日本では100円台でおいしいコーヒーが飲める店が増えてきているそうです。いわゆるバリューコーヒーブームの火付け役はマクドナルドと断言してもよいかと思います。そんな中、スターバックスも売り上げを伸ばしており市場の二極化が進んでいると見てもよいのではないかと思います。今日はこのあたりを考えて見ましょう。 日本ではドトールなど比較的廉価で簡易サービススタイルのコーヒーショップが日本式の喫茶店に取って代わっていきました。これはライフスタイルの変化とコーヒーの飲み方の欧米化に他ならないと思います。事実、久しぶりに新宿のとある典型的な喫茶店に入ったところ、そのタバコの煙にむせ返しながらメニューを見てもラテやカプチーノを発見することは出来ませんでした。つまり、日本式喫茶店は打ち合わせ場所であり、時間を潰すところであり、サボるところだとしたらドトールのようなコーヒーショップはコーヒーの存在をより引き立たせ
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・証券・先物取引・消費者事業者金融 ・パチンコ・アミューズメント ・外食 ・人材派遣 ・不動産販売・住宅・リフォーム・住設 ・健康食品 ・ブライダル・冠婚葬祭 ・OA機器販売 ・その他訪問販売系(浄水器販売、宝石販売・買取等) ・小売 小売業の業態・外食産業を除く 有店舗販売 百貨店(デパート) スーパーマーケット 総合スーパー 食品スーパー コンビニエンスストア ディスカウントストア 100円ショップ 各種専門店 食料品店(八百屋、酒屋など) 衣料品店(実用衣料、紳士服、婦人服、カジュアル) 電器店 - 家電量販店(家電製品、パソコン、カメラ) 書店・ソフトウェア販売(CD、DVD、ゲームソフトなど) キャラクターグッズ専門店、同人誌専門店 家具・ホームセンター 自動車・オートバイ販売店(新車、中古車) カー(自動車関係)用品店 薬
「マネーボール」を書いたマイケル・ルイスが今年プリンストン大学で行ったスピーチを訳してみた。原文はこちら。このスピーチのことはビル・マーの番組で言及されてて知ったのだが、親のあとを継いだ政治家や自分の成功を当然だと考える実業家が多い世の中において、実に素晴らしいことを言っていると思うのです。 「幸運のクッキーを食べないで」 ありがとう、ティルマン総長。理事や後援会の方々、父兄の皆様。そして今年度の卒業生の皆さん。お互いを讃え合いましょう。次に皆が黒い服を着て教会に集まる時は、喜び合えるような雰囲気ではないでしょうから。この時を楽しみなさい。 30年前、私は皆さんが座っているところにいました。年配の方が人生の経験について語るのを聞かされたのでしょうが、内容はまったく憶えていません。誰がスピーチをしたのかも記憶に残っていません。しかし卒業式のことは明確に憶えています。卒業式では期待と開放感を得
はじめに 僕のブログをよく読んでくれている方はご存知かもしれませんが、僕は兵庫県西脇市という片田舎でリモート勤務をしています。 常時リモート勤務になってから半月が過ぎ、なんとなく自分のワークスタイルが見えてきたので、ここでちょっと紹介してみたいと思います。 仕事場のようす まずは僕の仕事場をちょこっとお見せします。 もともと1.5畳ぐらいの小さな小さな書斎を仕事場にしようかと思っていたのですが、さすがに狭すぎるのでベッドルームに移動しました。 写真には写っていませんが、隣にはいつも寝ているベッドがあります。 デスクは昔から家にあったパソコンラックなので、そのうちもうちょっとゆったりとしてオシャレなデスクに変えたいな〜と思ったりしています。 休憩時間に弾いたら気分転換できるかな〜と思ってギターも持ってきてみました。 しかし、ギターを弾いてるとすぐに4歳の娘が「おとーさんうるさい!!」と苦情を
“肥り過ぎて没落した国家”と言われる日が来るのではないかとも言われるアメリカ社会、見渡す限り肥満体ばかりである。 他の地域はましと聞くがSFベイエリアだけがこうなのではないと思う。食文化が粗末なアメリカで何故ここまで肥満が増えるのか、原因は要するに手持ち無沙汰だから、つまりこの国が物質的には豊かでありながら文化的には貧しいという本質的に悲しい性質を抱えていることに依るのではないだろうか。 話は変わって高度成長期と現代社会を比較してみると、クリエイタークラスが現代社会に特に適応性が高いことの合理的な説明ができる。まず高度成長期は大規模開発が産業を牽引するので、必然的に大規模な組織が活躍する。大規模な組織というのはマクドナルドの店員を束ねる店長を束ねるマネージャーを束ねるゼネラルマネージャーを…といったピラミッド構造をとるのが効率的だったので、店長からゼネラルマネージャーまでの階層、つまり実際
米国では知らない人がいないほど有名なパネラブレッドは、この状況に変化をもたらそうと立ち上がった。北米に約1600店舗のカフェを持つパネラブレッドは、おいしいパンが食べられるコーヒーチェーン店だ。パネラブレッドは、ただ多額の寄付をするのではなく、客が払える分だけの料金を払うカフェ「パネラケアズ」を運営している。 「パネラケアズ」は、なぜ始まったか パネラブレッドの創立者で共同最高経営責任者であるRonald M. Shaichは、貧しい人々へ食料を配るボランティアをした際、食料をとりに行くのに1時間、配達する家まで2時間、次の家まで3時間と運転をした経験がある。起業家の彼から見ると信じられない効率の悪さだ。自分には起業家としてできることがあるのではないかと思っていた。そして数年前のある晩、テレビを見ていて「客が払う金額を決めるカフェ」の試みを知り、「これだ!」と思ったとShaich氏は語る。
東京電力福島第一原発事故から1年半が過ぎる中、県内を訪れる観光客数は依然として低迷している。事故前と比べて半減したままの施設もあり、県観光交流課は「回復のペースが鈍り、先が見えない」と危機感を募らせている。(傍田光路) 県内外から多くの観光客が訪れるいわき市の海洋科学館「アクアマリンふくしま」では、8月の観光客数が9万9980人で、20万2989人が訪れた震災前の2010年8月と比べ、49%にとどまった。原発事故後の11年8月の4万9743人に比べると2倍に伸びたが、担当者は「特に県外のお客さんが少ない。原発事故による風評被害が今も影響している」と肩を落とす。 福島第一原発から約30キロ・メートルの位置にあり、鍾乳洞が約600メートルにわたって続く田村市の「あぶくま洞」も、12年8月の観光客数は4万8038人で、10年8月の10万3843人と比べて46%にとどまった。管理事務所の吉田信哉さ
こんにちは、ヨーロッパ班の松村です。彼岸を過ぎたとたんに涼しくなったせいか、周りでは風邪が流行っています。みなさんもどうぞお気をつけください。 さて、発売中のクーリエ・ジャポン11月号では、社会学者・小熊英二さんのロングインタビュー「反原発デモは、新しい民主主義へと社会が変わる兆候なのかもしれない」を担当しました。今年8月に著書『社会を変えるには』(講談社現代新書)を発表した小熊さんは、反原発デモへ積極的に参加していることでも注目を浴びています。 「社会を変える方法」とひとくちにいっても、方法は手段です。だからそれは、時代や社会背景によって違ってきます。自分の置かれた状況に応じて考えるしかありません。また現代は、知識人が「こうしろ」と言ったからといって人が動く時代でもありません。それでも参考にできることはあります。海外の事例や歴史を知れば、空間軸と時間軸の両面で自分の置かれている境遇が
村と土地の社会史―若干の事例による通時的考察 (人間科学叢書 14) 作者: 岩本由輝出版社/メーカー: 刀水書房発売日: 1989/04メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る 岩本由輝「戦前における農政と村落」in 『村と土地の社会史 若干の事例による通時的考察』*1刀水書房、1989、pp.100-141 取り敢えずメモ。 一八六八年以前には、陸奥と出羽、あわせて奥羽と呼ばれた地域が今日の東北地方であるが、近世には陸奥は東廻り海運によって江戸に、出羽は西廻り海運によって大阪に、それぞれ連なる別個の経済圏に属し、両者の一体性はきわめて乏しかった。東北あるいは東北地方という表現の初現は、管見では戊辰戦争のさなかの一八六八年七月、慶応が明治と改元される直前に木戸孝允が書いた「東北諸県見込書」にあるが、この月、藩閥政府は江戸を首都とする含みをもって東京と改称
2012年09月29日13:24 カテゴリエネルギー 原子力村の論理と心理 けさの「朝まで生テレビ」は、去年3月に出たときのどなり合いに比べれば格段に論点が整理されたと思うが、必ずしも議論がつくせなかったので、ちょっと補足しておく。 大きな成果は、民主党政権の「2030年代に原発ゼロ」が致命的な矛盾を抱えていることを福山哲郎氏が認めたことだ。端的にいって、2018年に運転開始予定の大間原発は「40年ルール」に従っても2058年まで運転するのだから、2030年代に運転を止めることはできない。福山氏が「大間が政府の方針と矛盾することは事実だが、その建設を止める法的根拠がない」というと、野村修也氏が「そんなことを言ったら再稼働を止めてるのだって法的根拠はない」と批判した。 その通り。JBpressにも書いたように、保安院は電力会社に一度も「止めろ」とは言っていない。では、なぜ電力会社は再稼働しな
関連トピックス原子力発電所 電源開発(Jパワー)は28日、東日本大震災後に中断していた大間原発(青森県大間町)の建設工事を再開する方針を明らかにした。近く正式決定し、10月1日に地元の自治体に説明する。 大間原発は2008年に着工。すでに全体の4割近くまで工事が進んでいる。工事再開に国の認可は必要なく、Jパワーの社内手続きが終われば、約1年半ぶりに再開される見通しだ。 大間原発の建設再開には、大間町などの地元自治体は賛成する意向を示しており、Jパワーに対して建設の早期再開を求めている。一方、距離的に近い北海道や函館市などは強く反対。特に、津軽海峡を挟んで大間原発と向き合う函館市は、建設が再開されれば、法的措置で対抗する可能性を示唆している。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介
津波跡にはチョウの姿が希薄だった。これまでに見かけたのは、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、キタテハ、ヒメアカタテハ、キアゲハ、イチモンジセセリ、それぐらいでしかなかった。 今回、モンシロチョウが大発生した。これまでにも食草となるもの(スカシタゴボウとマメグンバイナズナ)は非常に多かったのだが、個体数は少なく、砂浜で外来種オニハマダイコンに産卵しているのを確認した程度だった。 チチコグサに静止するメス。 そういえばオスの翅表をまともに撮っていなかった。 草むらのなかで交尾するものが十数組見られた。 これが津波跡の農地で発生した姿を最も象徴するカット。一面に生えたケイヌビエの穂で交尾する雌雄。 ガマの葉で交尾する雌雄もいた。これも農地跡が湿地になった津波跡を特徴づける場面のひとつ。 気温が高いので敏感で近寄りづらかったが、草むらのなかでは翅を開いている雌雄
7月にFITが導入されて、2か月分の認定状況が報道されている。 自然エネルギー:再生可能エネルギーの導入ペースが加速、2か月で年度目標の半分を突破 - スマートジャパン 経済産業省が発表した7月と8月の集計結果によると、この2か月間に固定価格買取制度の対象として認定された発電設備の規模は130万kWに達し、2013年末の目標値250万kWの半分を超えた。 (略) 今後も同様のペースで再生可能エネルギーによる発電設備が増えていくと、2013年3月末には600万kW程度の規模まで拡大する。 再生エネ導入実績、目標の5割超す 想定より早く :日本経済新聞 発電設備の容量でみた8月末の実績によると、メガソーラーなど住宅以外で使う太陽光が73万キロワットと最も多かった。住宅向けの太陽光の31万キロワット、風力の26万キロワットが続いた。設置に時間がかかるものもあり、すべてですぐに発電できるわけではな
金曜日夜に首相官邸前で脱原発を求める抗議活動を主催している「首都圏反原発連合」は、十月二日夜に自民党本部前でデモを行う。次期衆院選で自民党が政権復帰するとの見方が広がる中、官邸以外にも活動の場を広げ、同党の原発推進の姿勢にストップをかけたいとしている。 反原発連合は二十五日、都内の経団連会館前でもデモを行い、主催者発表で千三百人が参加した。十月二日夜のデモについてはネットなどで参加を呼び掛ける。二十八日には同連合とは別に、自民党本部前で約二十人規模のデモがあった。 自民党は同日、安倍晋三総裁率いる新体制がスタート。先の総裁選では五人の候補がそろって原発容認の姿勢を示している。政調会長には、経済産業省への影響力が強く、原発維持派の有力議員である甘利明元経産相が就任。これに伴って、党の原子力政策は原発維持の方向をさらに鮮明に打ち出すことも予想される。
今村東北大教授「全員避難できるなら、防潮堤の高さ変更も」 東北大大学院工学研究科教授で、同大災害科学国際研究所副所長の今村文彦氏は27日、気仙沼市であった講演会で防潮堤問題をめぐり市民と意見交換した。 講演で今村氏は将来確実に襲来する津波に備えるため、防潮堤のほか高台への避難、災害文化の継承や教育など多重防御の必要性を強調。災害程度を小さくする減災、免災の考え方を示した。 意見交換では聴講者から、県などが計画する防潮堤の高さの変更について質問が集中。今村氏は「総合的な津波防護の目標値として割り出された。(規定の高さで)将来の被害を軽減したい」と説明する一方、住民の海の景観へのこだわりや観光、漁労など実生活上の不安ついて「十分理解できる」とした。 その上で今村氏は「どんな地震の際も全員がきちんと高台に避難してもらえるなら、高さを0.8から0.5(計画高の8~5割)にすることがあってもい
被災3県の失業手当延長、あす終了 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県で続いていた失業手当の延長措置が30日、終了する。震災に伴う特例はこれでほぼ打ち切りとなり、9月中に3県で7000人前後の給付が終了する見込み。求職者が増える可能性もあり、各県などが雇用対策を急ぐ。 失業手当の給付期間は、震災後の昨年5月に60日延長された。国は昨年10月、被災3県の沿岸部に限って90日間延長する措置を取り、申請期間を今年9月いっぱいに定めていた。 被災企業の再開に伴い求人状況は改善傾向を示すが、復興が進んでいない自治体との格差は広がっている。高齢者や女性を中心に再就職が難しいケースもあり、無収入への転落が懸念されている。特例終了を受け、宮城県は秋以降、雇用対策の基金のうち計45億円を活用し、県や市町村による被災者雇用を拡充する方針。福島県内では労働局などが各地で合同説明会を開催し、企業と失業者
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