ブックマーク / bungeishi.cocolog-nifty.com (43)

  • あったはずの日本語ラップの可能性(ギドラメソッドで失われたもの) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「最近読んだ」 司会者「日語ラップ関係ね」 kenzee「ユリイカ6月号は「日語ラップ特集」テレ朝「フリースタイルダンジョン」以降のラップブーム再燃が背景と思われる特集。とはいえ、KOHHのような新世代のアーティストやSEALDsのメンバーとKダブシャインの「ラップと社会運動」の対談もある。ラップの今のジャーナルだ。もうひとつはツイギーの自伝「十六小節」(ele-king books)マイクロフォン・ペイジャー、カミナリといった日語ラップの黎明期からシーンを支える重要人物の半生の語りおろし。どちらも一気に読んでしまった。とくにツイギーのほうは上質な青春小説のような一冊。ラップに興味ない人でも充分に楽しめるハズだ。多数の若かりし日の秘蔵写真が掲載されているが、20歳ぐらいですでに超然としたオーラが漂っている。特別、ギャングスタ的にキメまくっているワケでもないのに、ていうか

    あったはずの日本語ラップの可能性(ギドラメソッドで失われたもの) - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2016/07/03
    ダウンタウンのフリートークにも言えること。
  • ヤンク不在の時代ってあるネ(1998年の宇多田ヒカルと1979年の歌謡曲) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「最近、2冊のを読んだ」 ・宇野維正「1998年の宇多田ヒカル」(新潮新書) ・スージー鈴木「1979年の歌謡曲」(彩流社) 司会者「どちらもある年代にフォーカスした歌謡曲の」 kenzee「宇野さんのはジャーナリスティックに「98年になにが起こったのか」と掘り起こしていくタイプなんだけど、スージー鈴木さんのほうは、結構オタク的に独善的に解釈していくところがあって、読み物としては「1979年」のほうが娯楽性が高い。むしろ、宇野さんはの中でも言ってるように、「98年が、日のポップ・ミュージック史において「特別な年」であることはあまりにも自明なのに、どうしてこれまでそのことについて真正面から考察した書籍や格的な論考がなかったのだろう?」という疑問からスタートした、紙ので残しておく、という記録としての意義が大きい。ボクにとっても98年は他人事ではない年で、昨日買って一

    ヤンク不在の時代ってあるネ(1998年の宇多田ヒカルと1979年の歌謡曲) - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2016/01/21
    日本のポップミュージックには常に一定数の「ヤンキー、ツッパリ引き受けます」という勢力がいる。
  • もう若者、レンタルしないの?(すごいセコイ話ありマス) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「皆さん、どんな手段で音楽を入手していますか? ボクは今でもレンタルCDという手段が7割以上を占めます。iTunesとか音楽配信も利用しますが、それは洋楽の新譜モノに限った話。さすがに発売から1年は待てないからネ。そもそも昔からボク、新譜にさほど執着ないんダ。昔CD屋だったのにネ」 司会者「コラコラそこの音楽評論家」 kenzee「今の若い子はYou Tubeとかニコ動とかネットラジオで満足してるそうだけど、ボクはこの2015年の今でもCDからリッピングしたmp3音源でないと「音楽を手に入れた」って気がしないんだよ。完全に趣味の話だけど、「CDからリッピングする」ていうひと手間ないと納得いかないんだ。だから配信すら「手に入れた」感が今でも希薄なのだよね。よく作家で「小説は手書きに限る。原稿用紙の升目をうめてこそ人間の文学なのだ」的なこという人、今でもいるじゃない。ほとんどそれに

    もう若者、レンタルしないの?(すごいセコイ話ありマス) - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2015/02/10
    本屋もツタヤもない街がこれから普通になっていくのかな。
  • お正月妖怪トカ - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「元旦といえば、毎年姉一家、つまり子供達もミャーっと我が家にやってくるのだった。ボクも大人なのでお年玉をあげたりするのだった。まあ、お年玉っていうか、妖怪ウォッチとか進撃の巨人とかのオマケのついてるお菓子類を大量にみたいなことなんだけど。で、カードだかステッカーだか入ってるのでひとしきり兄弟でミャーっとかなって、ごはんとなる。毎年のお正月の風景だ」 司会者「今の子供はみんな妖怪ウォッチ好きだからねえ」 kenzee「ところでみなさん、妖怪ウォッチのアニメってちゃんと観たことあります? 元旦に五話連続スペシャルをやっていたのでみんなで観てみました。ちなみにお姉ちゃんは「あまりよく知らない人」弟は「大好きっ子」」 司会者「アレですか。要するに妖怪とかオバケがいっぱいでてくる、水木しげるの現代版みたいなことですか」 kenzee「オイラもそういうことかと思ってナメていた。ねずみ男的な

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2015/01/04
    ところでみなさん、妖怪ウォッチのアニメってちゃんと観たことあります?
  • 「女子こじ」男が読むとギャグになるが女が読むとシリアス本になる問題 - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「そしてやっと雨宮まみ著「女子をこじらせて」へと向かうワケだが、コレ久しぶりに読み返して思うところあったのです」 司会者「「女子をこじらせて」は去年の流行語大賞候補にもなった「こじらせ女子」のモトですな。女子としてのコンプレックスだらけの少女時代~学生時代を経て、人一倍性欲の強かったという著者はフリーターを経てAVライターとなる。世間が設定する「女子」象と自身の外見コンプレックスや(現在のプロフィール写真などを見るとフツーの、キチンとした身なりのライターさんという感じだが)ドロドロの自意識との葛藤をわりと客観的に笑いを交えて語る半生記。コレを読んで「救われた」という独身女性も多いという」 kenzee「去年は「RoLa」のようなアラサー向けのあんまり恋愛恋愛してない女性雑誌が創刊されたり、ジェーン・スーさんの独身女性の生き方指南のが面白かったり、こういった世の中の流れのトバ口

    「女子こじ」男が読むとギャグになるが女が読むとシリアス本になる問題 - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/02/17
    これは我々男性の側に問題があるのかもしれない。しかし、それは今に始まったことではない。
  • かっぱ寿司で近代以降のコミュニケーションについて考えた - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「家の近所にかっぱ寿司ができた。田んぼと廃屋しかなかったところにポコランと突然、ホームセンター、24時間営業のスーパー、そしてかっぱ寿司ができたのだった。ZEEBRAの定番曲に「Parteechecka」という(クラブのイベントやパーティーをくまなくチェックする様を描いた歌詞)曲があるが、オイラは郊外型べ物屋チェッカーなのでさっそくいにいってきた。そしたらしゃー。ビックリしたね! ネタ注文するのにタッチパネルみたいなiPadみたいなヤツで注文するのね。オイラてっきりマイクみたいなのに向かって「エート、瓶ビールー、茶碗蒸しトー、エンガワトー、キツネウドン、以上で」とか言わないといけないとのかと思ってたらこんな近代的なことになってるとはね!」 司会者「今はどこでもそうだよ。くら寿司とか」 kenzee「したらビールとか汁物とかは、店員さんが席まで持ってきてくれるんだけど鳥のから

    かっぱ寿司で近代以降のコミュニケーションについて考えた - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/02/11
    人々のコミュニケーションが非言語的な方向へ向かっていく中で社会はどう再構築していくべきだろうか、みたいな話。
  • あの頃の未来にぼくらは立っているのかな(雑誌トゥザフューチャー) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「だいぶ前だけどタマフルで「俺たち未来人、雑誌トゥザフューチャー」という企画があったじゃないですか」 司会者「古屋で昔のファッション雑誌とか買ってきてタレントのインタビュー記事とかにツッコミ入れるアレね」 kenzee「20年ぐらい昔のアイドルが「恋愛とかどうなんですか?」とか聞かれて「素敵なひとが現れるといいなア、アハハ」とか答えてる記事に「キミはこの何年後にIT社長と派手に結婚するがドロドロになって離婚するゾ!」とか未来人目線で好き放題言うヤツね。そういう話だとオレ20年ぐらい前になんかの雑誌で大鶴義丹がいい調子の頃で「アア、5年後に直木賞とろうと思ってますウ」とか言ってたの思い出すワ。その頃、それどころじゃなくなるヨ!とか未来人視点で言わんとイカンなア。それでいつものようにブックオフに行くと、雑誌コーナーに105円で古い音楽雑誌が転がっていたのでR」 ミュージックマガジ

    あの頃の未来にぼくらは立っているのかな(雑誌トゥザフューチャー) - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/01/19
    20年前に現在の状況はある程度予見されていた。
  • 日本のロックのCD化の歴史は深かった&転校生「爆音ヘッドフォン」 - kenzee観光第二レジャービル

    その1 kenzee「90年代初頭に、URCやベルウッドのような日のロック・フォークがどの程度、市場に流通し、受容されていたか問題の続き」 司会者「Kさんによればはっぴいえんど国内初CD化(ゆでめんと風待の2in1)は88年じゃなくて86年だって」 kenzee「ア!ホントだ! コレのことだ!」 SMSが86年にだしていたもの。このサイトに品番とか詳しいデータが。 1st issue:MD35-5023(URC/SMS)1986/03/30 *2in1 1986年の3月30日。年度末のメーカー大放出のタイミングででた。この記事(ナイアガラ放談Part.2)ではPet Sounds Recordsの森勉さんも86年版の話をしている。 森・古いカタログを見ると、そういうものがいっぱい載ってたりしてですね。あの頃、そういうものが多かったですよね。はっぴいえんどにしても、SMSから1stと2nd

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/01/11
    やっぱりレコードビジネスというのはOLさんかヤンキーの財布を狙うのが一番効率がいい、ということですな。
  • ファミコンとガンダムの話ができないので友達がいないのでR(転校生マラソンその3) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「ボクは同世代の友達がほとんどいない」 司会者「なんだよ、ヤブからボーに」 kenzee「理由を考えると同世代と共通の言語をオイラが持っていないことに起因するのだとわかった。たとえば居酒屋とかで同世代ぐらいのサラリーマンのグループに出くわすことがある。たぶん上司らしき人はいない感じ、ほいで会社的人間関係というより限りなく友達に近い感じのグループ。これがどんな話しとんねやろ、と思って聞き耳をたてますわな」 司会者「悪趣味だなア」 kenzee「マ、9割予想通りだったんだけど、そうなると逆に仕事とか会社の話はせんワ。となるとこのぐらいの中年になると昔話になるのよね。で、まず80年代のファミコンの話で盛り上がる。「今の(会社において)オレが置かれてる立場ってドラクエで言えば~の場面みたいな?」「わかるわかる!」とか」 司会者「ア、コレはキミがイライラするパターンだ」 kenzee「あ

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/12/29
    同い年で純文学でロクなヤツがいない、というか頭数が全然いない、ということ。
  • ボクの、「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」(大十の頃) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「先週の土曜日、あのレジーさんが大阪へやってくるというのでお会いした」 司会者「どんな人でした?」 kenzee「好青年であった。いろいろ予定もケツカッチンだったようなので、2時間ほどバタバタ飲んだりったりした。とても楽しいひとときであった。大阪は初めてではないが難波~千日前といった、ミナミに来られるのは初めてということでオイドンがナビゲートしつつ、いろんな話をした」 司会者「彼はPerfumeの京セラドームのために来阪したのだよね」 kenzee「で、わざわざミナミまで足をのばしてもらって「この辺はボクが20代の頃に働いていたトコでね~みたいな話をしてたんだけど、そんな話してたら猛烈に昔のことが思い出されてきてね。普段、あの辺歩いててもそんなこと考えないからさ。で、せっかくなので書き留めておこうと思って今、これを書いている。今から15年ぐらい前、ボクは大阪の千日前というとこ

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/12/16
    なにコレ。ちょっとした青春小説。
  • 飲食に合う音楽~地蔵の話(始まって以来の無内容な記事デス) - kenzee観光第二レジャービル

    enzee「酒に合う音楽合わない音楽、とかムチャクチャ感覚的な話に結構リアクションがきてビックリ」 司会者「とくに飲店の方がツイッターとかで同意されてたのが意外でしたね」 kenzee「やっぱり実際の飲の現場では音楽なにかけるか重要問題なんですな。でも最近アリガチなシャレた「創作料理」とか掲げてる、で、サッパリした店内で「鯛のカルパッチョと越乃寒梅」みたいなセレクトのオシャレ居酒屋で客はみんな4、5、人の社会人グループ(無論、ちゃんとした上場企業にお勤めだろう)みたいなトコの場合必ずっていていいほど店内BGMがビル・エヴァンズみたいなピアノジャズなのはいかがだろう」 司会者「居酒屋ジャズはイライラします。そういうトコの鯛のカルパッチョとかが美味かった試しがない」 kenzee「大体、ビル・エヴァンズってあんまり酒に合わない気がして。酒が薄くなるようなきがします。水っぽくなるというか。ジ

    飲食に合う音楽~地蔵の話(始まって以来の無内容な記事デス) - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/08/28
    やっぱり実際の飲食の現場では音楽なにかけるか重要問題なんですな。
  • aikoナメすぎとの批判を受けましたので全曲聴き会を行います。(第一回「小さな丸い好日」) - kenzee観光第二レジャービル

    司会者「前回の記事におけるaiko音楽の認識が甘いのではないかとの批判が!」 kenzee「aikoはフニャチンについての歌ばかりではないというファンからの指摘」 司会者「いったいオマエはaikoさんの音楽をどれほど知っているというのか」 kenzee「「花火」とか「カブトムシ」とか「ボーイフレンド」とか」 司会者「そこらのオカン並みの知識やがナ!」 kenzee「ウチのオカンが「宇多田ヒカル?知ってる知ってる~キャンユーセレブレートやろ?」と言ってたのと同レベルということかな?」 司会者「aikoをよく知らないでよくああいうことが言えるな、キミは」 kenzee「aikoは1998年7月にポニーキャニオンよりメジャーデビューしたのだが、このとき私はCD屋で働いていた。この時のことは不思議とよく覚えている。ナゼならこのaikoのデビューと同じ日にキャニオンの最終兵器、「だんご三兄弟」がリ

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/01/08
    横に揺れようとしない。「縦に刻んで、恋を歌う」のがaiko。男にとっては割と迷惑なタイプ。
  • 洋楽聴いてないのに聴いたかのような若者音楽ってのがあるんですヨ。 - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「レジーさんとこで「若者の洋楽離れ」という問題提起が各方面でバズを起こしている」 司会者「レジーさんはくるりとかユニゾンの田淵さんとかにリアクションされててスゴイなあ」 kenzee「オレ、さんざん小室の話とかしてるのにそろそろ小室さんからリアクションきてもいい頃だけどな」 小室哲哉(のツイッターアカウント)「やあ、kenzeeこんにちは。華原と小室コンビのアイドルプロダクトはビジネスモデルとしては大失敗。その後のアイドル産業にとって教訓となった、とか悪口ばっかり言ってテメー。あの頃、若い女の子が年をとるってとこまで勘定にいれてなかったんだよなあ」 kenzee「ア、小室さんはじめまして。昔、中学生のときに近所のレンタルレコード屋の優&愛で(ちょうどその頃、メディアがレコードからCDに切り替わる時期だったので)レコード100円大処分バコのなかにスピードウェイ(TM NETWOR

    洋楽聴いてないのに聴いたかのような若者音楽ってのがあるんですヨ。 - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/12/31
    音楽って実は教養いらなかったんじゃ!ていうふかーい問題。
  • 酒飲まなかったら捗るハズ。今年の邦楽5位~1位 - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「5位から1位だが、考えたら結構新譜聴いてた。ちょっとあふれるカモだけど、連休も押し迫っているのでグイグイいきたいと思います。サイプレス上野とロベルト吉野「MUSIC EXPRESS」収録の「オ・ワ・コ・ン」 昨今の音楽業界事情に物申すという内容。オワコンオワコンうるさいわ!と」 司会者「今年も音楽をとりまく話題は多かったね。違法ダウンロード刑事罰化。何をもって違法なのかサッパリわからない法律ですけど。でも翌月にはエライタイミングでiTunes Storeでもソニー音源配信がスタート。あと、ヒップホップ業界ではフリーダウンロードが一般化したね。Dat PiffやSoundCroudなどのサイトで無料で新曲を配信。とくにヒップホップ業界は週刊誌ぐらいの勢いで話題が変わっていくのでもうCDショップのヒップホップコーナーなど地方の中高生でも見向きもしない。という2012年の総括ソング

    酒飲まなかったら捗るハズ。今年の邦楽5位~1位 - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/12/25
    ホントに若い人はYou Tubeとニコ動と配信サイトでこと足りる世の中なんだろうなあ。
  • ホンット、ライフハックで勝間で女子会でフリージョですヨ(我々はアイドルをどう消費…Part.12) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「キンドルで販売しては?と言われた」 司会者「どうせキンドル言われてもアンタわかんないでしょ? ネット出身のライター言うわりにネットとかIT関係全然知らんもんね、そこらのオジイ、オバア並に」 kenzee「ウチのオカンがこの前、買ったばかりの薄型テレビの背面をゴソゴソしながら「ケンジー、コレ、どこにビデオテープ入れるのかしらねー?」って聞いてきたのだが無視しておいた。しかし、オレはキンドルぐらい知っておるよ。これを見たまえ。 鉄道アイドル、斉藤雪乃と近鉄の車庫を巡る夢のようなツアー。近鉄車庫に鉄道アイドルがやってくる! これが「キンドル」なのだ!」 司会者「ちがうガナ~(やる気なさそうに)」 ※これが当のキンドル kenzee「一見くだらないボケとお思いだろうが、この殺伐としたブログ界において、やれ、ライフハックだ、勝間だ、アフィリで稼ぐ!だ、イケダハヤトだの、余裕のないブロ

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/12/03
    つまり、前田(敦子)とはこの低成長時代における女の生き方とは?という問いそのものだった。
  • 「告白」するとエラくなるというワザが今は通用しない。いい時代なのかな?(我々はアイドルをどう消費…Part.11) - kenzee観光第二レジャービル

    「告白」するとエラくなるというワザが今は通用しない。いい時代なのかな?(我々はアイドルをどう消費…Part.11) 司会者「で、90年代のテレビバラエティ的な「空気読み」の能力がアイドルリテラシーとして強力に求められる時代からゼロ年代に至るまでに「告白文学」の潮流があったという話ですが」 kenzee「ネット文化が花ひらく直前に告白ブームがあった。まず、音楽シーンでまっさきに思いつくのは浜崎あゆみの登場だ。浜崎は元B級アイドルで1998年に歌手として再スタートを切る。彼女の音楽の最大の特徴は自作詞であったことだ。そして、その歌詞は当時の10代の女性の大きな支持を得る。ここまではみんなよく知ってる話だけど、ほぼ同時期に「告白」で大ブレイクした例がある。飯島愛「プラトニック・セックス」である。これは170万部を超えるベストセラーとなり、今ではブックオフの100円コーナーの定番である。のちに映画

    「告白」するとエラくなるというワザが今は通用しない。いい時代なのかな?(我々はアイドルをどう消費…Part.11) - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/11/13
    「告白」すら管理できるほど我々の社会は高度化したのか。
  • 柄谷の「児童の発見」は「アイドルの発見」だった(我々はアイドルをどのようにPart.8) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「最近、2冊のを読んだ」 kenzee「吉田豪のは40歳前後でサブカルの人々はになると言われるが、いかに克服したかのインタビュー集、そしてECDのは、2002年から2010年にかけてECDがいろんな雑誌とかに書いた音楽関係のコラムやエッセイ、短編小説を集めたものだ。奥付をみると2011年3月22日。まともに3.11とカブってしまい、ほとんど話題にならなかっただろう1冊。で、この2冊を続けて読んで考え込んでしまった。つまり私も38歳でサブカル方面の人なので心配になったのだ」 司会者「吉田豪のにでてくる人々も「まさか自分がになるとは、神経症とかになるとは思ってもみなかった」と言ってますね」 kenzee「で、まさにオレ自身、他人事だと思って読んでいたのだが、こんなノホホーンとしてる襲われるのがというヤツのようなのだ。最近こういうことを考える。11年前。2001年。オレ

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/09/27
    アイドルとは柄谷の指摘した「児童」が発展したものなのか!
  • 86年以来、アイドルは未熟ではいられなくなりました(我々はアイドルをどのように消費したかPart.7) - kenzee観光第二レジャービル

    86年以来、アイドルは未熟ではいられなくなりました(我々はアイドルをどのように消費したかPart.7) kenzee「また渡辺美里に話戻るけど」 司会者「一向に時代が進みませんな」 kenzee「世間一般は、つまり大方の若者は美里を受け入れた。優れたポップミュージックであると認めたのである。では音楽ジャーナリズムはどう美里を判断していたのか。ミュージック・マガジンという老舗音楽雑誌がありますね?」 司会者「ね?ってアンタも書いたことあるだろう!」 kenzee「MMには老舗コーナー「クロス・レビュー」というのがある。要はライターさんたちが集まって新譜をツイッター並みの短文で批評し、点数をつけるというなかなかのコーナーだ。この1986年9月号になんとマドンナやスミスの新譜と並んで美里の「Lovin'You」が俎上に乗せられている。4人の評者に5点、5点、4点、7点と辛い評価を受けている。意外

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/09/18
    モノホンの未熟はやっぱり華原で終わってると思う。
  • 民謡の国を軍歌の国が侵略したのでござる(我々はアイドルをどのように消費したかPart.6) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「今、激売れ中の新書「AKB48白熱論争」(小林よしのり・中森明夫・宇野常寛・濱野智史著・幻冬舎新書)を読んだ。とにかくAKB48とはスゴイグループで音楽業界や芸能界どころか日社会の未来すら変える勢いだ、という一冊」 司会者「ネタのトンデモかと思ったら意外とマジメな内容でビックリ」 kenzee「ボクも基線として「あの子たち、ブサイクなのに売れてるアイドル集団ってだけでいろいろネットとかでボコられてかわいそう、AKB商法も含め、健全な興業といえるのか?」みたいなとこを落としどころにしようと思ってたんですよ。この話。でも、一冊読んだらキャツラに洗脳されてしまいまして」 司会者「キミ、意外とすぐ洗脳されるよね。矢沢の「成り上がり」レベルでも」 kenzee「ウン、三代目魚武濱田成夫とかでも洗脳されるヨ! で、こんな理論家の集団で諭されたらもしかしてAKBってスゴイのかも、と思

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/09/09
    民謡作家だった秋元康がナゼ20年の時を経て、軍歌作家になったのか。あの人は民謡の天才だったのに。
  • 「きみ」と「ぼく」の起源1985年説(我々はアイドルをどう消費したかPart.5) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「さて、「反省」する歌は意外と売れる、しかもうまくすると熱狂的な売れ方をする、ということを尾崎を通じて音楽業界は学んだ。これが歌謡曲の歌詞の近代化のターニングポイントである。「反省」すれば売れる、と踏んだ音楽業界は主に「シェリー」の話しのもっていき方などを参考にした。「シェリー」では夢を見失いそうになった主人公が「シェリー」という恋人か友人かわからないが信頼をおく人物に自己と世界がどう関係を切り結んでいるか を問いかける。「俺は上手く歌えているか うまく笑えているか 卑屈ではないか愛される資格はあるか」と生真面目に問いかける。そして最後に「俺は歌う 愛すべきものすべてに」と決意を表明する。ここで問題にしたいのは「シェリー」における「不安定な状態にある自分」という状況設定、そこから「その状況を乗り越える決意をする」という展開。これはこの後の若者向けの歌謡曲(後にJPOPと名付けら

    「きみ」と「ぼく」の起源1985年説(我々はアイドルをどう消費したかPart.5) - kenzee観光第二レジャービル
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/08/30
    アイドル史とは戦後近代化政策のなかで居場所を失った「女」の精神モデルをどう扱うか、という社会実験の側面がある。