ITエンジニアが技術力や企画力を駆使して、業績向上にじかに貢献している企業がある。国内最大級のインターネットショッピングモールを手掛ける楽天だ。ネットショッピング以外にも多種多様なサービスを展開する同社において、ITエンジニアはどのような役割を担っているのだろうか。 世の中、不況不況と騒がしいが、業績を伸ばし続けている企業はある。中でも、注目を集めているのが楽天だ。1997年、インターネットショッピングモール「楽天市場」を開設して以来、ネットサービス市場のけん引役として、次々に新サービスを開発してきた。売上高で見ると、2004年から2008年の4年間で約5倍強という飛躍的な伸び(参考:財務業績情報 年度別業績推移)を示す。「100年に1度の不況」といわれる現在もその業績が伸び続けているのは、周知のとおりだ。 そんな同社の成長に大きく貢献しているのが、同社に在籍しているITエンジニアである。