4月18日、WHO傘下の国際がん研究機関は昨年10月、加工肉をプルトニウムと同じ、発がん性が認められる「グループ1」に分類したが、科学者ではない人たちは特に困惑している。写真は調理中のベーコン。米コロラド州で昨年10月撮影(2016年 ロイター/Rick Wilking) [ロンドン 18日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の下で働く科学者たちのおかげで、使っている歯ブラシに発がん性リスクはないとほぼ確信していいだろう。過去40年間にわたり、WHO傘下の国際がん研究機関(IARC)は、ヒ素から整髪料まで989の物質や行為などを評価してきた。 その結果、ヒトに対し発がん性リスクが「恐らくない」のはわずかに1つ、ストレッチ性のヨガパンツや歯ブラシの毛に使われているナイロンの成分だけだった。 残りの988の物質は、IARCによると、ある程度のリスクがあるか、さらなる調査が必要だという。同機
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