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ブックマーク / mainichi.jp (733)

  • ザ・特集:萩尾望都さんが描く原発 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇胸のざわざわ、抑えたくて/つらい話ほど柔らかく/従来の世界、戻れない 漫画家の萩尾望都さん(62)が、東日大震災と東京電力福島第1原発事故に触発された作品を相次いで発表した。デビューから約40年、少女漫画というジャンルを超える名声を築いた萩尾さんが、そこに込めた思いとは何か。【田村彰子】 一面の菜の花畑の中に少女が2人、たたずむ。チェルノブイリの女の子が主人公に渡そうとしているのは、土壌汚染の除去に役立つとも言われる菜の花の種まき器だ。遠景には、水素爆発などで壊れた4基の原発が--。 小学館の少女漫画雑誌「フラワーズ」8月号(6月発売)に萩尾さんが発表した「なのはな」の一場面だ。 「原発事故後の心がざわざわする日々の中で、最初に頭に浮かんだのがあの場面だったのです。そして、それを描いてみたいと思った」 「なのはな」は震災で祖母を亡くし、原発事故のために避難生活を送る福島の少女が主人公だ

  • 犬・猫:生後何日で販売? 環境省に意見12万件 - 毎日jp(毎日新聞)

    犬やは生後何週間で販売できるか--。こうした問題について環境省が公募した「パブリックコメント」の総数が12万1828件に上ったことが25日分かった。05年には、ブラックバスの一種を外来種に指定するかどうかで約11万件の意見が寄せられたが、それを上回る異例の多さという。 同省は来年の通常国会で動物愛護管理法の改正を目指しており、ペットがほえたりかんだりするのを防ぐため、生後一定期間に達しない犬やの販売を禁止する内容を盛り込む予定。しかし、販売禁止期間をめぐって意見が分かれている。 意見は▽ペット業界などが主張する「45日間」▽海外で主流の「56日(8週間)」▽それ以上(60日、70日など)▽自主規制に任せる▽明確な基準のない現行のまま--などを示し、自由記述で募集した。結果は「56日」が4万3295件と最多で、理由は「欧米で主流だから」「8週未満で親から引き離すのは虐待」などだった。「ワ

  • 欧州危機:弱者にツケ、末期がん夫が強制退院…ギリシャ - 毎日jp(毎日新聞)

    Scatterbrain
    Scatterbrain 2011/10/24
    統括した徴税の仕組みがないことだ。付加価値税(23%)は商店の自己申告。2年前の政権交代以降の固定資産税も徴収されておらず、「申告・徴収漏れ」の温床になっている。
  • リビア:カダフィ大佐死亡 欧米諸国「不安要素除かれた」 - 毎日jp(毎日新聞)

    リビアの最高指導者だったカダフィ大佐の死亡を受け、欧州各国や米国などからは、リビア国内状況の安定につながるだけでなく、軍事的負担の軽減につながるなどとして、一様に歓迎する声が上がった。リビアの政治的革命は新たなプロセスが始まったといえるが、今後の国家運営は未知数との声も上がっている。 ◇欧州諸国「朗報」と歓迎 リビアへの軍事介入を主導した英仏など欧州諸国はカダフィ大佐の死亡を「民主化プロセスから不安定要因を取り除くもの」として歓迎している。キャメロン英首相とサルコジ仏大統領は9月中旬にリビアを共同で訪問し、大佐拘束での協力を国民評議会側に約束していただけに、今回の事態は軍事的な負担の軽減にもつながりそうだ。 国連の対リビア武力容認決議は、軍事介入の目的を「市民の保護」に限定し、カダフィ大佐の排除には言及していない。しかし、英仏両国は空爆を継続する中でカダフィ退陣を強く要求してきた。長年にわ

    Scatterbrain
    Scatterbrain 2011/10/21
    NATOは20日朝にシルト郊外で車両2台を空爆したが、カダフィ大佐との関連については「確認できない」としている。空爆が「市民の保護」を目的としたNATOの任務を逸脱した可能性もある
  • リビア:カダフィ大佐 人心と理念を失った果ての末路 - 毎日jp(毎日新聞)

    アラブの統一を理想に掲げた革命家は、抑圧に耐えかねた市民の反旗で権力の座を追われた末、生まれ故郷で「最期」を迎えた。42年にわたり親族支配で国を牛耳り、人心と、若き理念を失った元指導者の哀れな末路だった。 カダフィ大佐は1942年、リビア中部シルトで遊牧民の子として生まれた。リビア大を卒業後、今回の「アラブの春」で反体制派の拠点となった北東部ベンガジの士官学校に入り、青年将校団を結成。69年9月、イドリス王制を無血クーデターで打倒して、27歳の若さで「君臨」した。 革命を志したのは中学生のころだった。エジプトで自由将校団による王制打倒を達成したナセル中佐(後の大統領)の影響を受けた。共産党などの政治勢力を追放し、資主義とも、共産主義とも違う「第三の世界理論」を提唱した。その集大成として書き上げたのが「緑の書」だった。 政治的には直接民主制、経済的には国有化を国家の根幹に据えた。イスラム教

  • リビア:カダフィ大佐 故郷のシルトで最後を迎える - 毎日jp(毎日新聞)

    首都トリポリ脱出を8月24日に宣言してから約2カ月、リビアの最高指導者だったカダフィ大佐が20日、死亡した。「アフリカの王の中の王」と呼ばれた独裁者は生まれ故郷のシルトで最後を迎えた。今後、反カダフィ派で構成する「国民評議会(NTC)」は民主化移行を加速させる方針だが、これまで「反カダフィ」で結束してきた評議会内部での主導権争いも激化、その船出は容易ではない。 現地からの情報を総合すると、反カダフィ派のシルト攻撃は午前8時ごろに始まり、最後の攻防は約90分間続いた。北大西洋条約機構(NATO)の軍機は、シルト付近を走行中のカダフィ派の軍用車を空襲。車両100台がシルトから離れようとし、カダフィ大佐はその中の1台にいたとの見方もある。西部ミスラタの情報筋は毎日新聞の電話取材に「カダフィは車から逃げようとしたところ、国民評議会側の銃撃で死亡した。遺体はミスラタの病院に運ばれた」と語った。 中東

  • リビア:カダフィ大佐を拘束 「国民評議会」が発表  - 毎日jp(毎日新聞)

    【エルサレム花岡洋二】リビアの反カダフィ派の連合体「国民評議会」は20日最高指導者だったカダフィ大佐を拘束したと発表した。リビア国営放送が伝えた。拘束場所は、北中部シルトとみられる。8月23日のトリポリ陥落に伴う政権崩壊以降、国民評議会が行方を捜していた。事実が確認されれば、42年に及んだ独裁体制は名実ともに幕を閉じる。 反体制派は20日、シルトに進攻し90分で陥落させた。国民評議会によると、カダフィ大佐は両脚を負傷しており、病院に搬送された。 リビアでは2月中旬に反政府デモが始まった。3月19日に北大西洋条約機構(NATO)主導の多国籍軍による空爆が開始された後も、カダフィ大佐は徹底抗戦の構えを崩さず、政権崩壊後も衛星放送などを通じ「売国奴や異教徒、ネズミどもを絶滅せよ」などと支持者に訴えてきた。 カダフィ大佐には、次男セイフ・アルイスラム容疑者とともに国際刑事裁判所から「人道に対する罪

  • 放射性物質:「7マイクロSV測定」松戸の共産党市議団が - 毎日jp(毎日新聞)

    千葉県松戸市の共産党市議団は20日、同市内の公園、民家、保育園など144カ所での空間放射線量の測定結果を発表した。1カ所あたり最大25地点で測定し、農業用ビニールハウスそばの毎時約7.0マイクロシーベルトが最高。37カ所で同1マイクロシーベルト以上の地点があった。 同市議団は同約7.0マイクロシーベルトが測定された場所について、「風評被害の恐れがあり、場所やその後の対応も答えられない」と説明している。同市は、同様に市民が独自に測定したポイントについて再測定するなどし、既に10カ所で緊急除染を実施。今後も、公園などでより詳細な調査を進めることにしている。 この調査は市民ら約1830人が参加し、先月7日から17日に地上5センチで計測・集計した。公園での最高値は西ノ下公園(同市西馬橋幸町)砂場の同約3.42マイクロシーベルト。市に連絡して除染の結果、同0.3マイクロシーベルトに低下した。 砂場な

  • ザ・特集:秋の京都歩きつつ、心は再び永田町? 細川元首相、野田首相を叱る - 毎日jp(毎日新聞)

  • パレスチナ:怒り収まらぬ元服役囚 釈放され帰宅 - 毎日jp(毎日新聞)

    帰宅した元服役囚のワファ・イルビスさん(右)を抱き寄せる母親=パレスチナ自治区ガザのジャバリヤ難民キャンプで2011年10月18日、花岡洋二撮影 【ジャバリヤ難民キャンプ(パレスチナ自治区ガザ)花岡洋二】パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの合意に基づく「捕虜交換」が18日実施され、釈放されたパレスチナ人の元服役囚とイスラエル兵の帰宅にそれぞれの家族らは喜びをわかち合った。ただ、元服役囚らの怒りの感情は収まっておらず、再びテロ行為に打って出る懸念も残っている。 ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプでは、女性の元服役囚、ワファ・イルビスさん(27)が自宅に到着すると、数百人の親戚や近所の人が爆竹などを鳴らして歓迎した。ワファさんは大学2年だった08年、ガザ・イスラエル境界のエレズ検問所に爆弾を隠して近づいて捕まり、12年の刑に服していた。 おじのナビル・イルビスさん(52)は「(ワ

  • 東電:原発事故で国に7000億円の資金援助申請へ - 毎日jp(毎日新聞)

  • 原発事故:福島市で初の「面的除染」 でも家族は帰らず - 毎日jp(毎日新聞)

  • リビア:首都トリポリで銃撃戦 - 毎日jp(毎日新聞)

  • イラン:改宗の牧師、死刑の可能性 欧米で批判高まる - 毎日jp(毎日新聞)

    【テヘラン鵜塚健】イスラム教からキリスト教に改宗したイラン人牧師に対し、死刑判決が確定する可能性が高まり、欧米の政府・人権団体から批判が高まっている。イスラム共同体の安定を重視するイランと、個人の自由を優先させる欧米との価値観の違いが対立を生んでいるようだ。 牧師はイラン北部ラシュトで約400人の信徒を持つ男性のユセフ・ナダルハニ被告(32)。イラン学生通信などによると、被告は、キリスト教に改宗したとして09年10月に、イスラム教侮辱の疑いで逮捕された。弁護士は「牧師は19歳でキリスト教徒になった。それ以前に特定の宗教を信じているとの認識がなかった」とし、改宗に当たらないと主張。しかし、09年11月にラシュトの地裁はナダルハニ被告に死刑を言い渡し、10年9月に高裁もこの判決を支持した。 一方、最高裁は今年6月、高裁に審理の差し戻しを命令。高裁は9月末、イスラム教徒に戻るよう再三求めたがナダ

  • 特集ワイド:日本よ!悲しみを越えて 作家・高橋源一郎さん - 毎日jp(毎日新聞)

    1951年生まれ。明治学院大国際学部教授。81年、「さようなら、ギャングたち」でデビュー。「優雅で感傷的な日野球」で三島由紀夫賞。近著に「さよなら、ニッポン」など。=尾籠章裕撮影 <この国はどこへ行こうとしているのか> ◇みんなバラバラでいい--高橋源一郎さん(60) 高橋さんは「今は戦時下のようだ」と言う。その理由は他の人とは少し違っている。ひとつは、特定の言葉が使いにくいという閉塞(へいそく)感。もうひとつは、国のシステムを温存しようという力が強力に働いているということだ。 --いま「正しさ」への同調圧力が、かつてないほど大きくなっています --「正しい」という理由で、なにかをするべきではありません --あなたたちには、いま、なにかをしなければならない理由はありません。その「時期」が来たら、なにかをしてください 高橋さんが教授を務める大学は今年、卒業式を中止した。その際、高橋さんがツ

  • 放射性物質:横浜でストロンチウム検出 80キロ圏外初 - 毎日jp(毎日新聞)

    横浜市港北区のマンション屋上で、放射性物質のストロンチウムが検出されたことが、民間分析機関の調査で分かった。同市は調査結果を受けて再検査を始め、近く結果がまとまる見通し。東京電力福島第1原発の80キロ圏外でのストロンチウム検出は初めて。 マンション屋上にたまった堆積(たいせき)物を住民が採取し、8月に「同位体研究所」(同市鶴見区)で測定したところ、ストロンチウム90(半減期約30年)を1キロ当たり195ベクレル検出。9月中旬、市に連絡があった。 横浜市は福島第1原発から約250キロ。ストロンチウムはこれまで福島市など80キロ圏内では検出されていたが、文部科学省原子力災害対策支援部は「横浜での検出は確認中だが、検出されれば80キロ圏外では初めて」と話している。 市は当初、ストロンチウムの検査は予定していなかったが、研究所の調査結果を受け、区内3カ所で測定を進めている。【山下俊輔、杉埜水脈】

  • ソフトバンク:孫正義社長「ジョブズは私のヒーローで大師匠で雲の上の神様」 交流語る - 毎日jp(毎日新聞)

    ソフトバンクの孫正義社長は7日、アップルのスマートフォンの新製品「iPhone(アイフォーン) 4S」の料金体系の発表会見で、6日に死去が公表されたアップルの前CEOスティーブ・ジョブズ氏との交流を語った。会見や質疑で語った主な内容は以下の通り。【岡礼子】 ◇スティーブの生み出したものは芸術作品 (ジョブズ氏が)アップルを一度追われて、どん底のころに、僕の自宅でいろいろと話をしました。彼の言ったことは「これから変えていきたいんだ。一緒に力をあわせてやろうじゃないか」と、そんな話をしました。 今回、発売の予約キャンペーンを受けて、今日(7日)の(午後)4時から(受け付け)なんですけど、「数日間でも遅らせたほうがいいんじゃないか」とか、いろんなことを考えました。アップルとも相談しましたが、スティーブは、自分の作品が一日でも早く、一人でも多くの人に行き渡ることを一番望んでいるんじゃないかというア

  • 特集ワイド:今さらですが 欧州債務危機 続く綱渡り - 毎日jp(毎日新聞)

  • 米国:ウォール街デモ仕掛け人「運動、予想外の規模に」 当初は「反茶会運動」狙う - 毎日jp(毎日新聞)

    【ニューヨーク山科武司】米ニューヨーク・ウォール街付近で続く、経済格差への抗議運動「オキュパイ・ウォールストリート(ウォール街を占拠せよ)」を7月にネット上で呼びかけた主唱者、カナダの非営利雑誌「アドバスターズ」(部・バンクーバー)の創設者兼編集長のカレ・ラースン氏(69)=写真・同誌提供=が3日、毎日新聞の電話インタビューに応じた。 ラースン氏は、行き過ぎた資主義を警告するためだったとの動機を語る一方で、運動の広がりに「予想以上の規模となった」と驚きを隠さなかった。 また、チュニジアやエジプトであった民主化運動と同じ手法が米国でも起きているとの認識を示し、「運動はフェイスブックやツイッターといったソーシャルメディアを通じて広がった」と指摘。「米国の草の根レベルで猛烈な怒りがたぎっている」「米国でも何かが起きる機は熟している」と述べた。 米国の19歳から25歳の40%以上は職がない一方

  • 甲状腺機能:子供10人に変化…福島の130人NPO調査 - 毎日jp(毎日新聞)

    長野県松市の認定NPO法人「日チェルノブイリ連帯基金」と信州大病院が福島県内の子ども130人を対象に実施した健康調査で、甲状腺ホルモンが基準値を下回るなど10人の甲状腺機能に変化がみられたことが4日、同NPOへの取材で分かった。 福島第1原発事故との関連ははっきりしていない。同NPOの鎌田実理事長は、25年前のチェルノブイリ原発事故では約5年で小児甲状腺がんの発症がピークを迎えたとして「現段階で病気とは言えないが、長期的な経過観察の必要がある」と話している。 同NPOによると、調査は7月末から8月末にかけて実施。原発事故で福島県から避難し、長野県茅野市に短期滞在していた当時0歳から16歳の子どもが医師の問診と血液、尿の検査を受けた。 1人の甲状腺ホルモンが基準値を下回ったほか、7人は甲状腺ホルモンの分泌量を調節する甲状腺刺激ホルモンが基準値を上回った。さらに2人は、甲状腺組織が壊れるこ