【ロンドン会川晴之】欧州連合(EU)議長国のポーランドで開かれていたEUの財務相理事会は17日閉幕した。議長国の招きでガイトナー米財務長官が初参加、欧州債務危機問題を討議したが、危機拡大回避のため早急な対応を求めた米英に、ユーロ圏諸国(17カ国)は反発、認識の違いが浮き彫りになった。 ガイトナー長官は16日のユーロ圏財務相会合などに出席し、欧州金融安定化基金(EFSF)の強化などを要求。ユーロ圏外のオズボーン英財務相も「時間切れが迫っている」と早急な対応を求め、米英連携をみせた。 EU側は各国の事情を踏まえ「意思決定には時間がかかる」との認識だが、米側や国際機関には「世界経済は新たな危険区域に入った」(ゼーリック世界銀行総裁)との危機感があり、欧州の対応にいら立ちを募らせる。 だが、米国も高失業率や巨額財政赤字を抱えており、ユーロ圏の対応は冷たかった。 ユーロ圏議長のユンケル・ルクセンブル
日本経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。
【ブリュッセル斎藤義彦】リビアの首都トリポリが反体制派にほぼ制圧されたことで、攻撃を主導した英仏には勝利感が漂い、一貫して難色を示してきた独政府には批判が高まるなど欧州外交に新たな不協和音が生じている。英仏が今後、民主主義や人道支援を唱えて武力行使も辞さない介入外交に積極的に取り組む可能性もあり、欧州連合(EU)諸国が共通外交を見いだす道はより険しくなったとも言えそうだ。 仏のサルコジ政権は22日、来週中にパリでリビア問題での関係国会合を開くことを提案。サルコジ大統領とキャメロン英首相が議長をつとめ、リビアの「戦後」を主導する意向を明確にした。サルコジ大統領は22日の声明で「リビアの国民評議会、市民とともに独裁を終わらせる」と今後も関与を続ける姿勢を示した。 リビア空爆に参加したリビアの旧宗主国イタリアはカダフィ支持派が破壊した原油掘削・輸送施設の修復に関与し、石油利権確保で早くも優位に立
To hear such a bold assertion from one of the two men was striking. But to hear it coming from the other was the sign of a political earthquake. Last month, during a rip-roaring lecture at the Hay Festival, the historian Niall Ferguson observed, almost as an aside, that our generation is "of course" living through the collapse of the European Union. Designed to provoke? Of course. That's Ferguson.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く