「ナクバ」を記念するデモ行進で、「必ず帰還する」と書かれた鍵の形の看板を持つ難民の少年=パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ラマラで2011年5月15日、花岡洋二撮影 【ラマラ(パレスチナ自治区ヨルダン川西岸)花岡洋二】イスラエル建国に伴い、70万人を超すパレスチナ人が土地を追われ難民となった「ナクバ(大災厄)」の日の15日、パレスチナ自治区ガザ地区とシリアなどでパレスチナ難民らによる大規模なデモがあった。デモ隊の一部がイスラエル側へ越境または接近しようとしたところ、イスラエル軍が発砲、計8人が死亡し、多数が負傷した。AP通信が報じた。 【パレスチナ】ファタハ、ハマスが統一政府へ調印式 5月4日 またイスラエル・メディアによると、レバノン国境付近でもデモがあり、レバノン軍の発砲で4人が死亡。一方、ロイター通信は、イスラエル軍の攻撃で少なくとも10人が死亡したと伝えている。 イスラエルが占領