雑な価値観にNO 私のヘアスタイルは、前髪がぱつんと切りそろえられたロングヘアである。 実はこれは、もともと肩くらいのおかっぱだったのだが、そろそろ長くなってきたから切ろう切ろうと思っているうちに仕事が来てしまい、ヘアスタイルが変わると撮影に支障が出ることなどもあるからと遠慮しているうちにこの長さになってしまった挙句、未だタイミングを逃し続けて切ることができないだけだったりする。 しかし、この髪型で様々な媒体に出ていると、それを「女性らしさ」の記号として認識しているかのように受け取られてしまい、すごく雑だなと思うことがある。 つまるところそれは、世間の「トランス女性は女性より女性らしくあるものだ」というイメージのせいであるが、それを感じるたびに、そもそもその「女性らしい」とは本当に正しいものなのか?と思っている。 小さい頃、髪を伸ばすことを許されなくて羨ましかったりはしたが、あくまで女性ら
第35回東京国際映画祭(10月24日~11月2日、TOHOシネマズ日比谷など)ラインアップ発表記者会見が21日、都内で行われ、橋本愛(26)が2年連続でアンバサダーに就任した。橋本は、日本の映画界にハラスメントや労働環境問題、世代間の溝などの“壁”があると指摘。アンバサダーとして国際映画祭の場を「改めて見つめ直す、きっかけ」にしたいと提言した。 ◇ ◇ ◇ 同じ壇上で「映画に助けてもらった」と感謝してから1年。橋本は「今年は、もうちょっと自分に何か出来ることはないかと考えた」と口にした上で「日本の映画界に立ちはだかる壁について、自分の気持ちをお話しできたら。ハラスメント、労働環境の問題」と切り出した。その上で「一番、感じるのは世代間の溝。上の世代が必死に積み重ねたものを守り抜いていく姿勢は、とても素晴らしい一方、下の世代の声も聞こうと。お互いの声を聞き合う姿勢が、これからの物作
派閥に従うから疲れるんだよ。リベラル派じゃなくてリベラリズムに従えよ。自分の思想に、信念に従えよ。 そんな懊悩は全く見せない様にして、さも「私こそ完璧なリベラルでござい」って顔で、リベラルな男性を演じている。 一緒になって男性を責めるつぶやきもしてみる。 懊悩を掘り下げろよ。性差別主義者や性犯罪者は差別主義者や犯罪者であるがゆえに叩かれるべきだけど、男全体みたいに性別でくくって罪悪感を抱かせるのは違うし、小児性愛者みたいな生まれついてのセクシュアリティに基づいて叩くのは差別だろ。リベラリズムの理念に反するだろ。行動に対する非難はしてもよいが生得的な属性に対する非難は単なる差別だというリベラリズムの根本的な理念を思い出せよ。リベラル派じゃなくてリベラリズムに従えよ。 私は考えない様にする、ゾーニング、しかし「公」とはどこまで?ネットも?民間の組織である赤十字も?コンビニも?どこまでがアウトな
先日Twitterに載せた写真でトランスジェンダーの人々の権利を支持するとを表明した英女優エマ・ワトソン(Emma Watson)のもとに、世界中のトランスジェンダーの子供たちから感謝の手紙が寄せられています。 詳細は以下。 Trans kids are sending Emma Watson drawings to thank her for supporting their rights · PinkNews まず、その写真というのはこちら。エマが胸に"Trans rights are human rights"(トランスの権利は人権)と書かれたTシャツを着て拳を固め、ダブルバイセップスのポーズ(和製英語でいうところのガッツポーズ)をしているところが映っています。 💖✊🏻 @stonewalluk @Mermaids_Gender @AllAboutTrans @Genderint
サヴォイ・ホテルのロイヤルスイートで、エマ・ワトソンと私はこのうえなく豪華なソファに膝をつきあわせて座っている。10分前に姉妹のような親しみのこもった抱擁で迎えてもらってからというもの、私にはここが学校で、自分たちはこれからクリスマスのショーに出るところのような気分を拭えずにいる。心置きなく話ができるよう人払いをお願いしたのだが、室内にはいまもアシスタント、スタイリスト、照明のかげに隠れて私たちを撮影しているスタッフなど、炉棚の上に置かれたアンティークのキューピッド像のようにじっと身動きしない人々がざっと10人以上いる。しかし、エマはこの状況でも構わないらしい。これまでの人生で、ずっと人から見つめられ続けているからだろう。 エマ・ワトソンがいかにして世界でもっとも有名な女性のひとりとなったかは、もはやある種の伝説と化している。彼女が自らの人生を永遠に変えることになる映画に出るために、自分の
昨年末の成宮寛貴の薬物疑惑報道とそれに続く引退発表では、『成宮ゲイ報道引退』(12月10日スポニチ見出し)とされました。ここに来て、すでに市民権を得ていると思われていたLGBTが、いまだにゴシップ扱いされているニッポン。 その一方で、大人気のマツコ・デラックスをはじめ“おネエタレント”とされる人々はテレビ番組に引っ張りだこです。この奇妙な状況をどう見ればよいのでしょうか。 前回に引き続き、企業向けLGBT研修や、LGBTに関する情報を発信するウェブメディア「Letibee LIFE」、LGBT関連のマーケティング・リサーチサービスをする企業Letibeeの代表で、自身も性的マイノリティであるという榎本悠里香さんにお話を聞きました。 ◆LGBTのドキュメンタリーで「小指を立てて」と演出 ――成宮さんの件ではセクシャリティについて「この仕事をする上で人には絶対知られたくない」と書いていましたが
シンディ・ローパー シンディ・ローパーがニューヨークのハーレムにゲイとレズビアンのためのホームレス・シェルターをオープンさせるという。 シェルターは1986年のシンディのヒットシングル「トゥルー・カラーズ」にちなんで、“ザ・トゥルー・カラー・レジデンス”と名付けられるとのこと。家族に受け入れられず、家を出るほかなかった18歳から24歳の同性愛者、バイセクシャル、トランス・ジェンダー(性転換者)を受け入れ、開設までに2年を要したという。 「テレビや映画で同性愛者などが普通に取り上げられるようになって、カミングアウトする子どもたちも多くなりましたが、それでも家から追い出され、路上生活をしている子たちがいます。その子たちの面倒を見てあげたいんです」とシンディはコメントしている。 シンディが名誉会長を務めるシェルターでは、住民がそれぞれの収入に応じて支払い可能な家賃を納めるほか、雇用の手助け、精神
1980年代に大ブームを巻き起こしたバラエティー番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)からは、様々な人気コーナーが生まれた。その1つが「ひょうきん懺悔室」。収録の際にNGを出したタレントや番組スタッフが懺悔室に送り込まれ、ブッチー武者さん扮する神様の裁定によって、上からバケツの水が落とされるエンディングコーナーだ。 現在は新宿歌舞伎町でカラオケスナック「懺悔の部屋 女無BAR(メンバー)」を経営しながら、役者や舞台プロデュースも行っている。 「店は役者業のアンテナショップみたいな場所で、ココをベースに情報発信したり収集したりしてます。日帰りできない遠方での仕事がない限り、毎日店に出てますよ」 店舗面積は17坪、カウンターとボックスで25席。税込み6600円で、ハウスボトル飲み放題だ。さすがに服装は神様スタイルではないが、定休日の日曜日以外、早朝5時まで笑顔を振りまいている。 「今年に
■ランキング表はこちら ここ数年の“オネエ系”タレントたちの活躍は目覚しく、人生経験が豊富な彼女たちは、今やバラエティ番組をはじめ各方面で欠かせないほどの存在になっている。そこで、ORICON STYLEでは『最も好感を持つオネエ系キャラタレント』について、10代~40代の男女を対象にアンケートを実施。その結果1位には、的を射た辛口な受け答えが痛快なタレントでコラムニストの【マツコ・デラックス】。2位に圧倒的な華やかさのあるニューハーフタレント【はるな愛】、3位には物腰やわらかな口調で“尾木ママ”の愛称で人気の教育評論家【尾木直樹】氏が続くなど、それぞれ異なるユーモアが支持された“オネエ系”が上位に出揃った。 【写真】その他の写真を見る ■発言に滲み出る、裏表ない人柄が支持 1位のマツコは、広い視野で捉えたうえでの“毒舌”トークが多くの賛同を得て、昨年大ブレイク。鋭い視点で世相を斬るコメン
今日、発売の「週刊女性」。 「金色のコルダ ステラ・ミュージカル」の春公演を観た人が読んだら、驚くだろう。 これから、コルミュを観ようと思っている人は、好奇心を掻き立てられるかもしれない。 キャスト・メンバーの一人である俳優、吉原シュート君が衝撃の告白をしているからだ。 彼は、性同一性障害である。 つまり、男ではなく、戸籍上は女だ。 はるな愛さんのように男→女のタレントさんなどはいても、 女→男のおなべと言われる芸能人は珍しいかもしれない。 だが、誰が見ても彼は男に見えるので、別にわざわざカミングアウトなどする必要ないのだが、 シュート本人が「金色のコルダ」の公演をずっと”仲間”と創っていく中で、 自然に自分から”仲間”に打ち明けたいと願い、それを私に相談してきた。 コルダのキャストメンバーと本当に一つのきずなで結ばれているかのように、 ものすごくみんな仲が良いから、 シュートも真実をきち
「わたし、男子校出身です。」2008年11月14日更新分 読後、いろんな検索かけていろんな人の感想を読む読む。かわいいとか性同一性障害とか当事者がどう思うかとかあの人は恵まれてるからうんぬんとかなんとかかんとかと、ふむふむ。 その中で、おお、と思ったもの。 私、トイレネタとかシモネタとかブログで散々書いてるし、「蒼ちゃんもぶっちゃけ過ぎー」って思ってる読者さんたちも多いと思うけど。実は自分の内面とか全然ぶっちゃけてない。1ナノもさらけってない。 そういうのが苦手だってこともあるけど、自分は自分しかわからないって思い込んでるところあるから。 でも彩菜ちゃんすげー!やっちゃったよ。ここまで書いちゃったか。 どんな内容かはもう読んでもらうしかないんだけど。 (椿姫彩菜さん著 「わたし、男子校出身です。」/ニューハーフあんどう蒼の「超・乙女改革2.0」) あと、11月14日更新分入れるときに失敗し
わたし、男子校出身です。 日曜の朝、サンデージャポンを見ていると、ゲストとしてよく出てくる女の子が椿姫 彩菜だった。番組内のコメントでべたついた話し方で「わたしたち女の子は」みたいな、女の子カテゴリーの発言が好きな女の子という印象だった。「わたし、男子校出身です」という著書があるということで。男子校出身という言葉を、なんかこう簡単に人の興味を惹こうとするキーワードみたいな印象も持ってた。 急にその本に興味を持ったのは、サンデージャポンの中で、彼女の親が彼女が彼女であることに対しての受容に苦労したという話から。自分が自分であることを受け入れてもらえないこと、我が子に対して、その子がその子であることを受け入れることが難しいこと。そのことにぐぐっと関心を持たされて「読みたい」と思った。 で。読んだ、と。 ばばばば。一気読み。おもしろかった。読み進めているときに、ぞわっと鳥肌が立ったのがこの部分。
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