《本記事のポイント》 トランプ米大統領が、パリ協定からの離脱を発表そもそも地球温暖化は仮説にすぎないパリ協定は、国の経済発展を遅らせる アメリカのトランプ大統領が、地球温暖化対策の国際的なルールを定めたパリ協定から離脱すると発表し、世界各国に大きな波紋が広がっている。 ドイツ、フランス、イタリアの3首脳は、連名で声明を発表し、「パリ協定は再交渉できない」と、トランプ大統領の発表を非難した。政府関係者や経済界、マスコミからも、「大いに失望した」「協定に署名した194カ国との再交渉は現実的でない」「地球温暖化問題について、EUと中国が一層協力することになる」という批判の声が相次いでいる。 なお、アメリカはオバマ政権時にこの協定を批准しているため、すぐには離脱できない。協定の規定上、正式に離脱できるのは2020年以降となる。 そもそもパリ協定って?パリ協定とは、京都議定書に代わる地球温暖化対策と