【シリコンバレー=佐藤浩実】プログラミング言語の知識がなくてもソフトウエアを開発できる「ノーコード/ローコード」と呼ぶ技術への関心が高まってきた。米マイクロソフトの開発基盤の利用者は半年で7割増え、米グーグルや独シーメンスは関連企業の買収に動く。エンジニア不足の処方箋として期待され、新型コロナウイルス対策に生かす例も増えている。 ▼ノーコード/ローコード ソフトウエアの設計情報となるソースコードを一切書かない、または少ないコードだけでアプリを開発すること。業務ソフトのように「ドラッグ&ドロップ」や簡単なテキスト入力で操作できるサービスが多い。本格的なプログラミング言語の知識がない人でも仕事に使うアプリを作りやすく、開発期間の短縮につながるとして注目を集めている。 米調査会社のフォレスター・リサーチによれば、2020年の「ノーコード/ローコード」のソフト開発サービスの市場規模は約67億ドル(
![誰でもソフト開発「ノーコード」 米IT大手が熱視線 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5a015fa3605968b3b7fc466bf1923dea870088ae/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO6047899018062020TJC001-3.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D03a5f1c407d0ac5af0044ec20d543070)