欧州委員会(EC)はビデオ通話分野で独占状態が発生する可能性を危惧して、MicrosoftによるSkype買収に制限を課すべきだった、とCiscoは述べた。 Ciscoは、欧州連合(EU)が両社の合併を承認したことには反対しないが、制限の適用を望むと述べた。同社は「WebEx」ソフトウェアでSkypeおよびMicrosoftと競合する。 Ciscoのビデオおよびコラボレーショングループ担当シニアバイスプレジデントであるMarthin De Beer氏はブログ投稿の中で、次のように述べた。 もし同じ通信キャリアを利用する相手にしか電話をかけられなくなったら、あるいは電話機が特定のブランドにしか通話を発信できなくなったら、どれだけ面倒なことになるか想像してみてほしい。Ciscoはビデオ通信にこうした未来が訪れることを回避したいと思っている。そこで米国時間2月15日、ECによるMicrosoft
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