AMDのPC向けプロセッサの売り上げは低調が続いている。この原因の1つには世界経済の減速もあり、同社のCEOは「PC向けプロセッサの成長曲線を描き直す時が来ている」との見解を述べている。 AMD(Advanced Micro Devices)は、2012年第2四半期の売上高が前期比で11%下落し、2012年第3四半期の売上高も1%程減少する見通しだと発表した。これにより、同社のPC向けプロセッサの年間売上高成長率は、長期にわたって1桁台に落ち込む可能性があることが明らかになった。 AMDのCEO(最高経営責任者)であるRory Read氏は、金融アナリストとの電話会議で、「経済活動が世界的に減速していることは明らかであり、PC向けプロセッサの成長曲線を描き直す時が来ていると認識している」と語った。 Read氏によると、「クライアントPCの売上高は過去3四半期にわたって減少し続けており、過去