12年ぶりに開発された国産の新型ロケット、イプシロンについて、下村文部科学大臣は、ことし8月22日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げることを明らかにしました。 イプシロンはJAXA=宇宙航空研究開発機構が12年ぶりに開発した国産の新型ロケットで、高さ24メートル、直径2.5メートルと、日本の主力ロケットH2Aの半分程度の大きさです。 既存の技術を組み合わせて使うことにより、打ち上げ費用をH2Aの3分の1近い38億円程度に抑える計画で、衛星打ち上げビジネスでの国際競争力の向上が図られています。 このイプシロンについて、下村文部科学大臣は21日の閣議後の記者会見で、ことし8月22日に、鹿児島県肝付町にあるJAXAの内之浦宇宙空間観測所から打ち上げることを明らかにしました。 この中で下村大臣は、「作業が円滑に進んで打ち上げが成功するよう、全力を尽くしたい」と話しました。 また、会見では