残暑の季節になってからやっと本格的な夏到来、という趣の天気が続き、本格的に天井が焼けている。 そんな部屋で暮らしているから油断すると熱中症になってしまうので麦茶をがぶ飲みする。味の関係で煮出しているので、煎れた麦茶は一端室温まで冷ましてから冷蔵庫に入れる。普通は洗い桶か何かに水を張り、ちょろちょろ流しながらの水冷で冷ますのだと思うが、うちの場合、新鮮な水道水を流すようなもったいない罰当たりなことはせずヤカンの蓋を閉めたままで放置して冷やすので、2リットルの麦茶が室温よりちょと高い位まで冷えるのにたっぷり半日かかる。かといって温かいうちに冷蔵庫に入れてしまうとその分電気代に跳ね返るので、冷えるまでじっと我慢である。 そんなある日、ふと思いついた。風呂の水はなんちゃって太陽熱温水器で温めているのだ。沸かしたてヤカンの熱を風呂水に移してやれば麦茶は冷える風呂水は温かくなるの一石二鳥ではないか。