奈良県特産の柿をPRしようと、柿の種を口に含んで吹き飛ばした距離を競う大会が奈良市で開かれました。 この大会は柿の出荷が最盛期を迎えるこの時期に毎年開かれていて、奈良県庁前の会場には約40人が集まりました。参加者は男性と女性、子どもの3つの部に分かれ、収穫されたばかりの柿を味わったあと、口に含んだ種を勢いよく吹いて飛んだ距離を競いました。 中には10メートル近く種を吹き飛ばした男性もいて、優勝の記念に柿などを受け取りました。 この男性は「思った以上に遠くに飛んでびっくりしました。柿ももらえてうれしいです」と話していました。 また、5メートル60センチの記録で子どもの部で優勝した小学6年生の男の子は「小学生最後の年にいい思い出になりました。柿はすごくおいしかったです」と話していました。 会場には試食・販売のコーナーもあり、大勢の人が柿を買い求めていました。 この催しは9日も行われます。