学校教育の場では、最近、盛んに、「食育」のセミナーが開かれている。 大学でもそう。 特に、大学生は、一人暮らしが多いために、むしろ、食育の教育が必要だといわれている。 なぜ、食育が必要かについては、次のような食に関する問題が指摘されている。 1、肥満・偏食が招く病気 2、やせたい願望と摂食障害 3、朝食抜きの子ども増加 4、調理済み食品に偏る食事 5、食品添加物の危険性 6、深刻な食物アレルギー 7、不規則なおやつの時間 8、食事マナーの乱れ 9、家族みんなで食事の機会の減少、孤食の増加 このような問題点に対処するために、「栄養学」や「食事計画」や「調理科学」etcなどが「食育」のために必要な知識として挙げられている。 でも、それで、いいの?もっと根本的なことがあるんじゃないの?表面的な食育の知識も確かに必要だけれども、もっと土台となるものが大切なんじゃないの? と思わず思ってしまう。 人