突然だがわたしは、子どもと話すときに実家の車のことを「じいじとばあばの車」と呼んでる。 レジャーに行くときに運転してくれるのはじいじが多いし、車の管理も主にじいじがしてるが、絶対に「じいじの車」と呼びたくない理由がある。 実家の車を買う原資になったのは、ほとんどがじいじ、つまりわたしの父が働いた給料だったと思う。 けれど、父と母は結婚したときに財布を一緒にし、母が専業主婦だった期間も含めて父の就労を支えてきたことを考えれば、父の給料は父と母のものだ。 それを原資に買った車も、もちろん父と母のものだ。 わたしはその思いを「じいじとばあばの車」という、ちょっと長い呼称に込めている。 「そんな些細な言葉尻に拘るのはめんどくさい」と感じる人が絶対いると思うのだけど、残念ながらそこに拘らなきゃいけないくらいにこの世は歪んでると思う。 「自分の方が稼いでるんだから」という理由で配偶者の行動を制限しよう
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