終身雇用・高給と引き換えにすべては会社の意のまま。上司、先輩には 「絶対服従」。そんな銀行のカルチャーに、違和感を覚えていた。 2018年1月24日 水曜日 ◆銀行員「将来に希望が持てない!」若手が流出〈AERA〉 1月22日 銀行がかたくなに守ってきた日本型雇用が崩れ始めた。行員は、残るか、転職市場に打って出るかの選択を迫られている。 その男性が、勤めていたメガバンクに辞表を提出したのは、花形部署である「本店営業部」への異動目前だった。20代後半。周囲から「エリートコースに乗った」と言われていたが、決心したのは「将来に希望が持てなかったから」だという。 終身雇用・高給と引き換えにすべては会社の意のまま。上司、先輩には「絶対服従」。そんな銀行のカルチャーに、違和感を覚えていた。ドラマ「半沢直樹」のように上司に物申すなどありえない世界。 「週末のゴルフの誘いを断れば、翌週の支店長は異様に厳し