イラストの描きこみを進めたら「なんだか画面が見づらくなった!」という経験はありませんか?その原因、「抜け感」の不足かもしれません。 今回は、人間の視線誘導の仕組みを理解し、見せたいものを目立たせ、画面をスッキリとさせるポイントをご紹介。豪華でメリハリがついた画面を作るテクニックです。 要素 こちらのイラストを見てみましょう。 主役(画面赤色部分)が街のお祭りに来たワンシーンのラフです。 家、天蓋、バルーンや他キャラクターなど、たくさんの要素でイラストが構成されています。各部分に見ごたえがありますが、画面の密度が高くごちゃごちゃしています。視線誘導の仕組みを使い、この主役が引き立つ「要素の引き算」をしてみましょう。 四隅と上下にスペースを作る まず、イラストの4隅を確認します。(赤い点線部分) 画面の4隅が全て埋まった状態だと、人は窮屈だと感じます。どこか1角でも要素が少なくスッキリした部分
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