米国の上下院議員や州知事らを選ぶ中間選挙は、4日夜(日本時間5日午前)から開票が始まった。オバマ政権の支持率が低迷する中で、複数の米メディアは、野党の共和党が下院の過半数を確保したほか、上院も過半数に達したと報じた。今後共和党が議会の主導権を握ることで、オバマ政権は一層苦しい立場に立たされることになる。 上院は全100議席のうち36議席が改選された。改選前は民主党系が過半数の55議席を握っていたが、CNNなどによると、共和党が現有の45議席から上積みし、米東部時間の4日午後11時35分(日本時間5日午後1時35分)現在で非改選と合わせて過半数の51議席に達した。 ケンタッキー州で共和党上院院内総務のミッチ・マコネル氏が民主党新顔のアリソン・グライムス氏を破ったほか、ジョージア州やカンザス州など接戦となった州を相次いで制した。マコネル氏は勝利演説で「現政権は人々の信頼を失っている。この国の方
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