従業員のITスキルがまちまちな大企業で社内ポータルをどう管理すべきか。サイボウズが2023年11月8~9日に開催した「Cybozu Days 2023」のセッション「ポータル管理をもっと楽に!クラウド版 Garoon で実現する情シスのためのおてがる管理術」で紹介されたシダックスの事例を見てみよう。 デジタル化の進展に伴って社内ポータルで情報を共有する企業が増えているが、運用に課題がある例も多い。「タイムリーに更新できず、情報の鮮度が落ちる」「人手が足りず、更新担当者の負担が大きい」といった課題は、「情報が必要な人に届かない」という状況につながりがちだ。 必要としている人に情報を確実に届け、運用者の負担を軽減するために何をすべきか。 従業員約4万人を擁するシダックスは、社内ポータルを活用して、情報システム部門の負担は軽減しつつ必要な情報が必要な人に届く仕組みをつくった。大企業ならではの悩み