東証プライムに上場するタイヤ・ゴムメーカー「横浜ゴム」の山石昌孝社長(59)が、女性と食事やデートを共にする対価に経済的援助をする“パパ活”を行っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 筋金入りのコストカッター 創業105年目を迎える横浜ゴムは主力のタイヤ事業が北米を中心に好調で、2021年度の売上収益は前期比21.7%増の6708億円、営業利益は836億円を突破。いずれも過去最高を記録している。
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昨年6月、「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と主張したとして、立憲民主党所属の衆議院議員(当時)、本多平直氏(57)が猛烈なバッシングを受け、離党と議員辞職に追い込まれた。 だが、騒動から約1年経つのを機に、本多氏は手記を「文藝春秋」に寄稿。問題の「『14歳と性交』発言」が党内で捏造され、外部に流出したことなどを明らかにした。 参院選を前に、立憲民主党の対応が問われる事態となりそうだ。 「14歳と性交」とは言っていない では実際の「発言」はどんな内容で、どういう状況で出たものだったのか? 「発言」があったとされるのは、立憲民主党の「性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム」(寺田学座長。以下、WT)の5月10日の会議である。 昨年4月以降、WTでは性交同意年齢の引き上げについて議論を続けていた。現在の刑法では「13歳未満」との性
「あれ、クーラー(ボックス)がない!? 誰かテントにしまってくれた?」 誰もが首を横に振る。そのクーラーボックスは、キャンプ好きの間では高級ブランドとして知られる「イエティ」製で、1年ほど前に「念願かなって」ようやく手に入れたものであった。その大事なクーラーが、いくら探しても、どこにもない。どうやら深夜から早朝にかけて、何者かに持ち去られてしまったことが確定的となったのである。 「キャンプ場で盗難が増えているということは知っていたので、ランタンやチェアなどは寝る前にテント内にしまっておいたんです。『そうだ、クーラーもしまなわいと』と思ったのは覚えているんですが、結局そのまましまい忘れていたんです」(同前) 慌ててキャンプ場のセンターハウスに駆けこむもーー。 「スタッフの方は『そうでしたか。実は先週もランタンを盗まれた人がいて……』という感じで、具体的には警察に相談してください、と」(RI
「2年足らずの間に、職員が3人も自ら命を絶ってしまった」(役場の中堅職員) 長野県上高井郡小布施(おぶせ)町。長野市の北東15キロほどに位置する同町は、面積が19平方キロメートルと県内で最も小さな自治体であり、人口は1万人余り。その町の、職員がたった100人しかいない役場内で自殺者が相次いでいた――。 同町は栗菓子と、葛飾北斎が晩年に創作を行った地であることで知られ、中心部には古い日本家屋の風情を残した建築物が並ぶ。 その町の静寂が最初に破られたのは2年前、2020年5月1日のこと。 「主人が帰ってこない」 早朝、産業振興課長A氏(51・以下、年齢はいずれも死亡当時)の妻から連絡を受け職員が見に行くと、役場の屋上へ上る梯子に吊り下がるA氏の姿があった。冒頭の中堅職員が語る。
4月23日、北海道・知床半島沖で消息を絶った遊覧船「KAZU I」。同船を運航する「知床遊覧船」で船長を務めていた松村雅史さん(仮名・34)が「週刊文春」の取材に応じ、「知床遊覧船」の企業体質や社長とのやり取りについて明かした。 松村さんが、同社に入社したのは約12年前のこと。同社を創業した親戚の伝手をたどり、船に乗せてもらったことがきっかけだったという。 「知床遊覧船」前船長の告白 「同業他社の船長や地元の漁師たちに操船を教わりました。休日の空いた時間に、ベテラン船長の横で操船の練習をさせてもらうのです。ウトロは狭い漁港の中に漁船から釣り船、観光船までとたくさんある。トップシーズンになると、かなり船が密集した港になるんですよ。海上には定置網のロープなどの浮遊物があって、運航にもかなりのテクニックが必要なんです。そこで他社の船にも乗せてもらいながら、操船技術を叩きこまれました。地元の漁師さ
「美味しいもの食べたんですか? てかどこ住みですか?」 ――女の子を助けた顛末がニュースで簡単に紹介されていますが、ぜひもう少し詳しく聞かせてもらえませんか。 オーカーン ふむ、よかろう。あの日は夕食を終えて武蔵小杉駅でトイレに行こうとしていたのだが、後ろから違和感のある声が聞こえてきてな。なんじゃ? と思って振り返ると、男が「いいから、いいから」と怒気を含んだ声を放ちながら、幼子の肩を引っ張っておった。一瞬は親子喧嘩かと思ったが、その女の子が泣きながら「やめてください! やめて、やめて」と言っている。そして余の目を見て「助けてください」と言うのを聞いた瞬間、体が勝手に動いた。条件反射というやつじゃな。 ――男を取り押さえたのですね。 オーカーン 気づいたら幼子と男の間に割って入って、男の左脇を差してホールドしていた。余は並はずれた反射神経を持っているからな。しかし男を見て刺激しない方がい
昨年に25周年を迎え、いまなお揺るがぬ人気を誇るマジックミラー号。だが、そのエキセントリックな企画内容が広く知られる一方で、舞台装置としての「車両そのもの」に光が当てられることは少ない。 世界に1台しかない特殊車両は、一体どんな機能や装置を備えているのか。ミラー号の運行や維持、撮影にあたって、これまでどのようなトラブルがあったのか。 マジックミラー号内部への潜入を許された我々は、その構造や機能を細部まで調査。あわせて、ソフト・オン・デマンド株式会社(以下SOD)代表取締役社長の野本ダイトリ氏と、同社車両部のベテラン社員2名に、車両にまつわるエピソードや、今後のマジックミラー号に対する見通しについて話を聞いた。
〈35歳の大学生になることを決意しました〉 スザンヌ(35)が3月30日、日本経済大学福岡キャンパスの芸創プロデュース学科への進学を公表した。 「中退した出身高校に昨年復学し、通信制で1年間学んでいた。大学ではファッションを学ぶという」(スポーツ紙記者) スザンヌ ハーフのようなルックスだが、スザンヌは熊本生まれで両親とも日本人。14歳のとき、熊本の繁華街でスカウトされモデル活動を開始。だが、その影響で学校の成績は振るわず、福岡の高校に越境入学した。 「高校は喫煙が見つかり退学するも、そのルックスと明るさでローカル番組の人気者に。19歳のとき、プロデューサーの勧めで一念発起し上京。母親にも相談せず決めたという」(同前) 翌2007年、早くもチャンスが訪れる。島田紳助司会「クイズ!ヘキサゴンII」に出演したのだ。 「『アラスカはかつてどこの領土だった?』『日本』、『枕草子の冒頭は、〈○○はあ
「主文。原告の請求をいずれも棄却する」「原告は、被告に対し、各仏像を引き渡せ」――。 2018年1月、大津地裁で注目の裁判に判決が下された。 原告となっていたのは、東京都品川区にある安楽寺。弘治2(1556)年に開山された、天台宗の本山、比叡山延暦寺の末寺で、宗教法人法上での、天台宗の「被包括法人」だ。 対する被告は、滋賀県甲賀市にある古刹「大岡寺(だいこうじ)」。白鳳14(686)年、奈良・東大寺の「四聖」の一人に数えられる僧、行基が大岡山の山頂に、自彫の千手観音像を安置し、創建したと伝えられ、「方丈記」の鴨長明が出家した寺としても知られる。大岡寺も、天台宗の被包括法人だったが、1951年に「包括法人」である天台宗から離脱し、単立の宗教法人となった。 そんな由緒ある寺同士が争ったのは、国の重要文化財に指定されている2体の仏像の所有権だった。もともと、仏像は滋賀県の大岡寺に安置されていたが
自殺の名所の“ちょっと待ておじさん” 「本当は死にたくない。自殺しようとしている人のほとんどは、そう思っているのに自分ではどうすることもできずに飛び込むんですわ。何人もの人からそんな思いを聞きましてね。見過ごすわけにはいかんなとね」 NPO法人「心に響く文集・編集局」の代表、茂幸雄さん(78)はこう話す。その口調はぶっきらぼうだが、優しさがにじみ出ている。 NPO法人「心に響く文集・編集局」代表の茂幸雄さん ©文藝春秋 自殺防止のため、窓口を設けて電話での相談を受ける行政機関やNPO法人は多い。しかしそういった窓口でできることは、ひたすら相談者の悩みを聞いて励ますこと。自殺を考えるに至った原因の解決にまで踏み込むことは、プライバシー侵害にもあたるため「できないしやらない」というのが“普通”だ。 しかし茂さん達は、自殺を思いとどまらせるために日本中どこへでも向かっていってしまう。時には自宅へ
2022年1月時点でダウンロード数206万回を誇る防災アプリ「特務機関NERV(ネルフ)」。今や“最強の災害情報インフラ”として知られる存在になった。アプリを開発したのは石巻市出身のホワイトハッカー、石森大貴氏だ。 ここでは、ノンフィクションライターの川口穣氏が「特務機関NERV」の開発秘話を綴った著書『防災アプリ特務機関NERV 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年』(平凡社)から一部を抜粋。東日本大震災発生後、石森氏が立ち上げたツイッターアカウント「特務機関NERV」によって、節電作戦“ヤシマ作戦”が広まった背景を紹介する。(全2回の1回目/後編を読む) ◆◆◆ 節電時に自然発生的に使われ始めた言葉 このころ、東京には電力危機が迫っていた(編集部注:2011年3月12日)。 震災直後から、東北電力管内では最大約466万戸、東京電力管内では約405万戸の停電が発生して
オウムは自分の組織に「外務省」とか「大蔵省」などと省庁の名前を付けていた。子供じみていた。しかし、ひとたび凶悪なテロ事件を起こすと『オウム科学技術省がサリン製造か』という見出しが朝日や読売にも掲載されたのだ。衝撃だった。事件を起こしたことで、まぬけに思えたネーミングもふつうに報じられ始めた。東スポがおどろおどろしく書いていたものが一般紙も同じように報じざるを得なくなってしまった。ただただ深刻さを感じたのである。オウム科学技術省って何だよ……。 東スポが報じなければ「まだ安心」 逆パターンもある。一般紙では深刻な見出しが続くときでも東スポが全然違うネタを報じているときは「まだ安心」と思える時がある。一種の自由さのバロメーターでもある。 たとえば今回のロシア報道はどうか。2月末にプーチンがウクライナ侵攻をすると、一般紙だけでなくタブロイド紙(日刊ゲンダイや夕刊フジ)も騒然となった。キオスクでの
視聴率低迷に悩むフジテレビが打ち出した「ネクストキャリア支援希望退職制度」が衝撃を呼んでいる。「勤続10年以上、50歳以上」を対象に、今月31日での退職者を募ったが、沈み行く船から逃げ出すネズミのごとく“脱出者”が後を絶たない。 「有能な人間から辞めていく」 その内情を徹底リポートする。 ◆◆◆ 苦境のフジで就任した“実務派社長” コロナ禍などでスポンサー市況が低迷するいま、どこのテレビ局も四苦八苦している。在京キー局は不動産、通販など、本業である放送業以外に活路を見いだそうとしているが、そんな中でもフジテレビの苦境は特に厳しい。スポンサーにアピールするための肝心の視聴率が低迷したままなのだ。 80年代から90年代前半、00年代後半と年間視聴率3冠王を連続してわが世の春を謳歌したのも遠い昔。現在は在京キー局の中では日テレ、テレ朝に遠く及ばず、TBSと3位争いをしている。 昨年6月には201
「だいたい自民党が悪い(笑)」のに自民党から出馬をした理由 ――赤松先生のこれまでの活動実績を見ると、別に政治家にならなくても成果を残してきたように思います。なぜ参院選に出馬するのでしょうか。それも、自民党から。これまでマンガを規制しようとしてきたのは自民党でした。 赤松 だいたい自民党が悪いんですよ(笑)。おっしゃるとおり、これまで自民党はマンガを規制したい人たちの集まりみたいな感じでした。だから日本漫画家協会は、野党に陳情して、表現規制に繋がる法案に反対してもらっていました。 野党に陳情に行くだけでなく、ヒアリングに招かれたり、われわれの立場から説明をしたり……。当時の民主党にお願いにいくと、枝野幸男さんなんかはすごく味方してくれましたよ。 様子が変わってきたな、と感じたのは去年の衆院選(2021年10月)のあたりからです。 ――どのように変わりましたか? 赤松 その頃、野党の方々が、
「週刊文春」は2月10日発売号でNTTドコモ社員の“大幅賃下げ”を報じ、2月17日発売号ではNTTが賃下げの“大号令”をNTTグループ全体に向けて出している実態を報じた。今回新たに、NTTドコモがドコモショップの大量閉店を計画し、店舗を運営する代理店側に伝えていることが小誌の取材でわかった。 ドコモは2020年12月、持株会社NTTに完全子会社化され、上場廃止となった。さらに今年1月にはNTTコミュニケーションズ、NTTコムウェアと経営統合。「新ドコモグループ」として、今年7月にはグループ会社間の事業移管などを含む組織の再編成を行う。この再編や社員の処遇見直しの中で、ドコモが“リストラ”の最重要ターゲットにされているという。
ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始してから約1週間。刻々と変化する戦況や現地での痛ましい被害が伝えられるなか、未だに見えないのが「プーチン大統領の思惑」だ。プーチンは何を求め、どんなシナリオのもとでこの侵攻を行っているのか。 そこで、防衛省防衛研究所でロシアの安全保障について研究している山添博史氏(主任研究官)にインタビューを行った。全面侵攻が始まった2月24日、報道番組「news every.」(日本テレビ系)に出演し、「ロシアの嘘を許してはならない」と強く語った山添氏は、現在の情勢をどう見ているのか――。(全2回の1回目/後編に続く) ※インタビューは3月1日夜に行いました ◆ ◆ ◆ ――ロシアがウクライナに侵攻してから6日が経ちました。ロシアの安全保障を専門とされる山添さんにとっても、やはりこの事態は想定外のものだったのでしょうか。 山添 2月21日の夜にロシア連邦がウクライナ東
《そこで期待したいのが、元首相・安倍晋三だ。北方領土問題では結果こそ出せなかったが、27回もロシアのプーチン大統領と会談。「シンゾー」「ウラジミール」と呼び合う仲までになった。(略)無論これほどの関係でもゼロ回答となった日ロ会談の経緯から見たら、無意味だという向きもあるかもしれない。》(2月16日) それでも付き合いがあるなら「外交の安倍の行動力に期待したい」とコラムを締めていた。ゲンダイも政界地獄耳もいじわる! 「外交の安倍」とはなんだったのか もちろん本気で安倍元首相の外交力に期待する人だっているだろう。では「外交の安倍」とはなんだったのか。あらためて過去記事を振り返ったら面白いのではないか? それが今回のテーマである。 毎日新聞は2019年に『「安倍外交」ここがすごい? “応援団”に聞く』(6月3日)という特集をやっていた。斬新な切り口だ。 というのも当時アメリカのトランプ大統領が来
2月11日、老舗米菓メーカー・三幸製菓の新潟県北部にある荒川工場で起こった火災事故。同社の従業員など複数の関係者が、防火体制に問題があったと「週刊文春」の取材に語った。 三幸製菓は煎餅の「雪の宿」や「ぱりんこ」で知られ、亀田製菓に次ぐ業界第2位だ。現在は創業家の佐藤元保氏がCEOを務める。 「焼け跡にはバイトの女性4人と、従業員とみられる男性2人の遺体があった。女性は防火シャッター前で見つかっており、逃げ遅れたと思われる。アルバイトへの避難訓練をしていなかった点も問題視されている」(社会部記者) 出火原因を三幸製菓は「調査中」としているが、同社の従業員は「菓子のカスが原因の可能性がある」と指摘する。 「三幸製菓は火災事故の常習犯。今回の事故は起こるべくして起きた人災です。実は荒川工場は2019年までに8回も火災が起きています。生地を焼く窯の下や、焼きあがったお菓子を運ぶコンベアの脇に受け皿
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