Web通信の高速化を目的にGoogleが策定を進めている通信プロトコル「SPDY」が盛り上がりを見せている。十数年ぶりのHTTPのメジャーバージョンアップの土台にもなりそうだ。(編集部) 最近静かに熱いSPDY 2012年に入ってから、Googleが策定を進めている通信プロトコル「SPDY」の周りで、静かに熱い状況が続いている。 当初Googleは、高速なWeb通信を実現するためにSPDYというプロトコルを発表。自社ブラウザであるChromeにSPDYの実装を追加するとともに、順次Googleが提供しているサービスをSPDY対応にしていった。 このため、Googleの提供するサービスはChromeからアクセスした時の方が高速になるという状況が現れた。これに対応する形でFirefox 11が実験的にSPDYの実装を追加。Firefox 13からはデフォルトの機能としてSPDYが有効化されてい
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