クーデタで政権を掌握したエジプトの軍部・暫定政権が行なった、8月14日の座り込み・デモの武力弾圧は、エジプト内政だけでなく、中東地域や国際政治への影響が計りしれない。「エジプトの天安門事件」とも言うべきこの日の弾圧で生じた死者の数は、政府発表でも638人。「アラブの春」全体を通じて1日での死者数としては最大規模である。考え得る限り最悪の選択肢を取り続けている軍部、それにつき従い欧米メディアの批判に「逆ギレ」する暫定政権の文民閣僚たち、そして選挙に勝てないとなると民主的制度を放擲し、軍のクーデタを翼賛、「欧米はムスリム同胞団のテロリズムを支援している」という思い込みの激しい議論を得意げに展開する「リベラル派」のいずれにも、言葉を失ってしまう。エジプト社会の悪い面ばかりが全開になって露呈している感がある。
スノーデン容疑者の逃走劇は、引き渡しを求めるアメリカに対してロシアが拒否するなど国際的波紋も広がっています。石川解説委員に聞きます。 上条)ロシアはなぜアメリカの引き渡し要求に応じないのですか? 上条)でも大変なバックパッカーですね。みんな探していますよ。 石川)不思議なのは、世界中のマスコミ、そしておそらく世界の諜報の関係者が「鵜の目鷹の目」で探し回っているのに、流浪のスノーデン元職員を誰も空港内で目撃していないことです。 上条)どこにいると考えられますか? 石川)スノーデン元職員の逃走はアメリカの機密文書を暴いたウィキリークスのグループが支援し、安全な場所にいると考えられます。プーチン大統領は、スノーデン元職員の逃走劇にロシアが関わることは「子豚の毛を刈るようなものだ」つまりビービー泣くばかりで毛が少ない、「労多くして益少ない」と述べて、無関係を強調しています。しかしロシア政府の暗黙
Thank you for registeringPlease refresh the page or navigate to another page on the site to be automatically logged inPlease refresh your browser to be logged in Iran to send 4,000 troops to aid President Assad forces in SyriaWorld Exclusive: US urges UK and France to join in supplying arms to Syrian rebels as MPs fear that UK will be drawn into growing conflict
(2012年7月26日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) シベリア西部のノボシビルスクで小麦農家を営むユーリ・シェルジャコフさんは、干ばつに見舞われた米国中西部の同業者たちに容易に共感できる。焼けるような暑さと雨の降らない状態が2カ月続いた後、シェルジャコフさんの農場では小麦の収穫が危うくなっており、「悪夢のような事態を迎えようとしている。いいことは何も期待できない」と言う。 過去半世紀余りで最悪となる米国の干ばつがメディアの話題をさらっているが、ロシアの穀物産業も天候問題に苦しんでいる。 米国の干ばつで神経尖らせる市場に追い討ち 今の状況は2010年ほど悪くはないかもしれない。当時は国内の作物が壊滅状態に陥り、ロシア政府が輸出を禁止した。 だが、アナリストらによると、ロシアと隣国カザフスタンの穀物生産は、世界の農産物供給にとってますます重要になっている。トウモロコシと大豆の価格は、米国の
両社の協力合意は、その大枠が昨年の8月にすでになされていたから、これまでの半年超の間を具体的な条件交渉に費やしていたことになる。 ロスネフチが保有するロシア北極海・黒海でのオフショア(大陸棚洋上)鉱区開発へのエクソンの参画(持ち分33%)はすでに知られており、その見返りにロスネフチがエクソンから何を得られるのか、が今回発表された内容だった。 それに従えば、同社はエクソンが保有するメキシコ湾でのオフショア案件や米国・カナダでのシェールオイル生産計画への参画(持ち分30%)が叶い、またロシア内の開発ではその探鉱費用の32億ドルをエクソンが負担する。そしてエクソンも西シベリアのタイトオイルの探鉱で新たにアクセスを得た。 セチンによれば、ロシア内のオフショア開発では2012年に探鉱作業が開始され、2014~15年に試掘井を掘削、そして2016~17年にFID(最終投資決定)を行い、順調に進めば20
ロシアのティトゥリェンコ駐カタール大使が、(恐らく出国するときだと思うが、明記されていない)diplomatic pouchをレントゲン検査に出したら、カタールの税関が開封検査を要求した。外交文書であることを説明しても検査すると譲らず、税関・警察と揉めた。 長時間やりとりし、カタール外務省に介入を要請したが、介入しないと返答された。 それならばと自動車に戻ったら、空港の敷地の外だったのに、税関と警察が追ってきて、力づくで書類を奪い取り、開封した。大使は激しく殴られた。身体のあちこちに生傷ができたし、網膜にも傷が付いた。 ロシア外務省は、駐ロシア・カタール大使を呼び、抗議した。 ロシア大使館の匿名スタッフは、シリア問題に関するロシアのスタンスが関係していることは明らかと語っている。 このティトゥリェンコ大使は、2003年にイラク大使館勤務をしており、米軍の空爆で怪我をしたが、未だに米国から謝
中央アジアの天然ガスを、消費地であるヨーロッパに運ぶパイプライン・プロジェクトの中で、米国系Nabuccoが、ロシア系South Streamに負けた。Nabuccoが負けたのでトルコが外されたことになるが、正確には、ロシアが取りまとめたガスの一部を、Nabuccoが計画していたルートで流すことで、ロシア・トルコ間で妥協が成立した。前の記事 米国は、アフガン問題を利用し、トルコの協力を得ながら、ウズベクを経由して、中央アジアのエネルギー資源に再び干渉しようとしている。ロシアと中国は、エネルギー分野の相互依存を急速に高めている。 残るガス資源国のうち、輸送経路が確立していないは、イランと、シリア・レバノンの沖合である。 イランについては、イランからイラク経由でシリアの沿岸にパイプラインを建設することで、3ヶ国が合意した。ここでも、トルコが外された。前の記事 レバシリ沖合には、大規模なガス資源
2009年04月18日15:06 カテゴリ国際協力論とプロジェクト管理国際情勢と政治 アフガニスタンとパキスタンの難しい関係1 5308字 . 2009年4月17日に、日本で パキスタン・フレンズ(パキスタン友好国閣僚会合) が開かれ、 31カ国と国際機関たちが参加し、 パキスタンに対する5千億円を超える支援を決めた。 同日、その後に行われた帝国ホテルでのフォーラムに 私も出席したので、それらの内容を記載しておく。 まず、一言で概要をいうならば、 世界的な脅威となっている「テロ」の問題を なんとかするためには、 アフガニスタンが再び、「テロ組織の温床」にならないように しなければならないのだが、 そのためには、 アフガニスタン内のテロ組織を支援(及び養成)している。 「パキスタンの西部の地域」を なんとかしなければならない、ことが 明らかになってきた。 このため、まずはパキスタンをなんとか
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