攻撃者が悪質な細工を施したSwagger文書を利用して、クライアントやサーバでリモートからコードを実行し、サービスシステムの定義に干渉できてしまう恐れがあるという。 セキュリティ企業のRapid7は6月22日、オープンソースのAPIフレームワーク「Swagger」に深刻な脆弱性が見つかったと報告した。NodeJS、PHP、Ruby、Javaなど主要言語向けのSwaggerコードジェネレータに脆弱性が存在すると指摘している。 Rapid7によると、脆弱性はSwaggerの一部のコードジェネレータで、悪質なSwagger定義文書の可能性が考慮されていないことに起因する。Swagger文書内のパラメータのチェックが不適切なために、攻撃者が悪質な細工を施したSwagger文書を利用して、クライアントやサーバでリモートのコードを実行し、サービスシステムの定義に干渉できてしまう恐れがあるという。 同社