東京・新宿駅東口の駅ビルの通路で、フィリピン人とおぼしき東南アジア系の男性が人懐っこい笑顔で「スイマセ~ン」と声をかけてくる。立ち止まると、手に持ったカードを差し出した。カードには日本語で、こう書かれていた。 「わたしたちはアジアのめぐまれないこどもの、ためにかつどうしている。ボランティアです。よろしければしょめいとぼきんをおねがいします」(原文ママ) ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1333689 しかし、募金箱らしきものは持っていない。「駅構内での募金活動の許可は取っているのか?」と尋ねると、たどたどしい日本語で「許可はある」と言う。許可証を見せてと言うと、折りたたんで手帳に挟んだA4サイズの白い紙を広げて見せてくる。「Children’s Joy Foundation Japan」と書かれた、登記簿謄本のコピーだ。 それは