高齢ドライバーによる死亡事故が相次ぐ中、運転免許証を自主的に返納した75歳以上の人は、去年1年間に全国で29万人余りと、これまでで最も多くなったことが、警察庁のまとめでわかりました。 このため、全国の警察は、加齢による身体能力の衰えで運転に不安を感じている高齢者などに運転免許証の自主的な返納を勧める取り組みなどを行っています。 警察庁によりますと、去年1年間に免許証を自主返納した75歳以上の人は、全国で29万2089人と、前の年を3万8152人上回り、自主返納の制度が始まった平成10年以降で最も多くなりました。 また、免許証を自主返納して運転経歴証明書を交付された75歳以上の人も24万4726人と、これまでで最も多くなりました。 警察庁は、高齢者本人だけでなく、その家族からの相談にも応じて、身体能力に合わせた運転や免許証の自主的な返納につなげるための全国共通の相談ダイヤルをことしの秋から設
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