宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」が計画通り2日に2回目のイオンエンジン連続運転を始めると発表した。 連続運転は6日までの予定で、目的の小惑星「1999JU3」に向けて方向を変える「地球スイングバイ」に向け、軌道を調整する目的。3月の1回目の連続運転(409時間)で軌道を制御する精度が高かったことから、当初計画の約200時間を約100時間に短縮した。 地球スイングバイは12月3日の予定。はやぶさ2は現在、地球から5700万キロを太陽に対して秒速約29キロで航行中という。