【6月4日 AFP】(更新)ボクシング界の伝説、モハメド・アリ(Muhammad Ali)氏が3日、74歳で死去した。 アリ氏の広報担当を務めるボブ・ガンネル(Bob Gunnell)氏は、「32年に及ぶパーキンソン病との闘いの末、モハメド・アリは74歳でこの世を去った。3度世界ヘビー級王座に君臨したボクサーは、今晩亡くなった」と、家族の声明を発表した。同氏はまた、葬儀については4日に発表されると語った。 約20年にわたる類いまれなキャリアでスポーツ界の垣根を越える名声を手にし、20世紀のアイコンとなったアリ氏は、2日に呼吸器系の問題で自宅があるアリゾナ(Arizona)州フェニックス(Phoenix)で入院し、その病院で息を引き取った。 アリ氏の容体については3日に入って懸念の声が上がっていた。そして、世界中にとどろくリング上でのキャリアに加え、人道的活動でも知られるアリ氏には哀悼の声が