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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (673)

  • 「もはやTwitterは個人開発者など眼中にない」――クライアントアプリ「SobaCha」開発者がUser Streams廃止に思うこと

    「もはやTwitter個人開発者など眼中にない」――クライアントアプリ「SobaCha」開発者がUser Streams廃止に思うこと(1/2 ページ) 8月16日、Twitterのリアルタイム更新機能である「User Streams API」の提供が終わる。 User Streamsを使わないWeb版のTwitter画面やスマホ向けTwitter公式アプリでは、新規ツイートを読み込むのにユーザーが毎回手動で更新しなければならないのに対し、User Streamsに対応するサードパーティークライアントではリアルタイムに自動で新たなツイートなどが表示されていくのがメリットだった。 「バルス祭り」をご存じだろうか。日テレビ系「金曜ロードSHOW!」が「天空の城ラピュタ」を放映する際、主人公のパズーとシータが滅びの呪文「バルス」を唱えるのに合わせ、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)やTwitte

    「もはやTwitterは個人開発者など眼中にない」――クライアントアプリ「SobaCha」開発者がUser Streams廃止に思うこと
  • 「白い製品」に「白いケーブル」を添付できないメーカーの裏事情

    「なぜ日のメーカーは、海外のメーカーのように、白いボディーの製品に白のケーブルを添付することができないのだろう」──このような趣旨のツイートが話題になった。同じような疑問を持つ人は多いようで、何千件とリツイートされるとともに、メーカーで開発に従事していると思われる他のユーザーが、さまざまな視点からの回答を寄せていた。 この疑問はSNSで1~2年周期で話題になる、一種の「あるある」ネタである。中には、自分で製品を使っていればこのくらいのことは気付いて当然で、それはつまり自分で開発した製品を使っていないのではないかと、とっぴな方向に考えを飛躍させる人もいるようだ。 とはいえ、少なくない数のユーザーが気が付くようなことを、製品にずっと携わっている企画担当や開発担当が気付かないということは、まずあり得ない。もし「それは気付きませんでした、参考になります」などと答える担当者がいたとしても、それはユ

    「白い製品」に「白いケーブル」を添付できないメーカーの裏事情
  • 新たに「Meltdown」「Spectre」関連の脆弱性、IntelはBIOSアップデートの準備

    Intelなどのプロセッサに発覚した「Meltdown」「Spectre」と呼ばれる脆弱性に関連して、新たに2件の脆弱性が確認された。 Intelなどのプロセッサに発覚した「Meltdown」「Spectre」と呼ばれる脆弱性に関連して、新たに2件の脆弱性が確認された。IntelやMicrosoftは5月21日、この脆弱性に関する情報を公開し、今後の対応について説明している。 Intelによると、プロセッサに実装されている2つのソフトウェア分析手法に関して、もし悪用されればセンシティブなデータが流出する恐れのある問題が、セキュリティ研究者によって発見された。Intelではこの脆弱性を、それぞれ「Speculative Store Bypass(SSB)=Variant 4」(CVE-2018-3639)、「Rogue System Register Read(RSRE)=Variant 3

    新たに「Meltdown」「Spectre」関連の脆弱性、IntelはBIOSアップデートの準備
  • 海賊版より魅力的なサイトを 一歩先行く「アダルトコミック業界」に学ぶ

  • なぜここまで話題に? 「漫画村問題」を改めて整理する

    2018年4月、新旧多くの漫画作品を不正に公開した「漫画村」を名乗るサイトの問題に注目が集まっています。この問題に関して、ITmediaの各媒体が多くの記事を出しています。今までこのアンダーグラウンドなサイト名を知らなかった人も、何かが起きているということに気が付き始めたころではないでしょうか。 しかし、この問題はわずか1カ月で大変大きく動いています。稿執筆時点では漫画村のWebサイトそのものは接続できない状況ながら、関連する話題が大変多く、一口に「漫画村は問題だ」と言っても、それぞれが問題にしているポイントが多岐にわたり、会話がかみ合わない様子がSNS上でも散見されます。 そこで今回、私なりにこの問題をかみ砕き、漫画村の問題に内在されているいくつかのポイントを整理してみました。 海賊版問題:クリエイターの生きる道を閉ざす可能性 まずは漫画村そのものの問題に関して。こちらは基的には“真

    なぜここまで話題に? 「漫画村問題」を改めて整理する
  • 「悪ではないが、検討すべき課題がある」――IIJのゼロ・レーティングに対する考え

    「悪ではないが、検討すべき課題がある」――IIJのゼロ・レーティングに対する考え:IIJmio meeting 13(1/3 ページ) 特定のアプリやサービスを使ったときのデータ通信量をカウントしない「ゼロ・レーティング」(「カウントフリー」「ノーカウント」などとも呼ばれる)を採用するMVNOが増えている。例えば、「LINEモバイル」はLINEの通話とトークが使い放題になる「LINEフリープラン」と、それに加えTwitterとFacebookも使い放題になる「コミュニケーションフリープラン」を提供している。また、FREETELのiPhone向け料金プランはApp Storeでアプリをダウンロードする際のパケット料金が無料になる。 無料化対象になるサービスを利用するユーザーにとってはメリットだが、ゼロ・レーティングには「通信の秘密」や「ネットワーク中立性」の面から問題があるとする意見もある。

    「悪ではないが、検討すべき課題がある」――IIJのゼロ・レーティングに対する考え
  • フリーランスや単身世帯の「孤独問題」 ロボットは孤独を救えるか

    リモートワークフリーランスといった働き方の多様化が進み、今世界中でミレニアル世代と呼ばれる若年層を中心に一人暮らしをする人が増えている。 彼らの悩みの1つが「孤独」。そんな彼らの孤独感を解消しようとする、IoTを駆使した「脱・孤独サービス」が、韓国、北欧、そして日と、世界中で続々と誕生している。 連載:“日が知らない”海外ITにまだ上陸していない、IT関連サービス・製品を紹介する連載。国外を拠点に活動するライター陣が、日にいるだけでは気付かない海外IT事情をお届けする。 「今誰か帰ってきたよ」  友人・家族の行動を逐一通知 「Fribo」は、韓国の首都ソウルにある延世(ヨンセ)大学、第5の都市テジョンにある国立大学KAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology)の共同研究グループが、一人暮らしをするミレニア

    フリーランスや単身世帯の「孤独問題」 ロボットは孤独を救えるか
  • 「海賊版サイトブロッキング」反対声明続々 ISPや婦人団体、与党議員も……橋本岳氏「国会軽視だ」

    漫画の海賊版を掲載するサイトのブロッキングを、政府がISPに要請する伝えられている問題について、業界団体などから反対声明が相次いでいる。4月12日には、ISPの業界団体・日インターネットプロバイダー協会(JAIPA)や、婦人団体・全国地域婦人団体連絡協議会、自民党の衆院議員・橋岳氏などが、声明を発表した。 報道によると政府は、3つの海賊版サイトを指定し、ISPにブロッキングを要請するとされている。これについて「海賊版サイト対策は手詰まりで、ブロッキングやむなし」という考え方もあれば、「ブロッキングは通信の秘密を侵害する違法な手段で、要請は行うべきではない」との意見もあり、11日以降、後者の立場の業界団体から、声明が続々と発表されている。 JAIPA「通信の秘密を侵害」「断じて許されない」 JAIPAは12日に出した声明(PDF)で、「ブロッキングはISP事業者が、権利侵害行為と一切関係

    「海賊版サイトブロッキング」反対声明続々 ISPや婦人団体、与党議員も……橋本岳氏「国会軽視だ」
  • 「海賊版サイトのブロッキングは憲法違反」「漫画村は国内から配信されている」 楠正憲さんに聞く

    人気漫画を無許諾でネット配信する漫画海賊版サイトが人気を集め、出版社の売り上げにも影響しているとされる中、政府が動き出した。政府がISPに対して、3つの海賊版サイトを指定し、ブロッキングを要請するとの報道が4月6日にあり、早ければ週内にも閣議決定されるとみられている。 ブロッキングの是非については意見が割れている。「漫画海賊版サイト対策は手詰まりで、ブロッキングやむなし」という考え方もあれば、「ブロッキングは憲法違反で、行うべきではない」との意見も。11日には後者の立場から、通信関連の団体などがブロッキングに反対する声明を相次いで発表した。ITmedia NEWSでは、有識者への取材や寄稿を通じ、この問題について考えている。 稿では、ネット規制関連の議論にこれまで何度も関わり、児童ポルノ対策のブロッキングに関する議論にも参加した楠正憲さん(国際大学GLOCOM客員研究員)に、海賊版サイト

    「海賊版サイトのブロッキングは憲法違反」「漫画村は国内から配信されている」 楠正憲さんに聞く
  • 政府による海賊版サイトのブロッキング要請は「法的に大きな問題」 情報法制研究所が反対声明

    情報法制研究所(JILIS、理事長:鈴木正朝・新潟大学法学部教授)は4月11日、政府がISPに対して、著作権侵害サイトのブロッキング要請を検討している件について、「通信の秘密や通信の自由を侵害し、検閲にも該当しうる重大な措置で、法的に大きな問題がある」と、反対する声明(PDF)を発表した。要請が行われれば、「法治国家原理からの深刻な逸脱と理解せざるを得ない」などと厳しく批判し、要請を控えるよう政府に呼び掛けている。 声明ではブロッキングについて、憲法や電気通信事業法が禁止する通信の秘密の侵害に当たると指摘。政府は海賊版サイトのブロッキングを刑法上の「緊急避難」と位置付け、違法性が阻却されると整理する方向だと伝えられているが、「緊急避難が認められるためには、現在の危難、補充性、法益権衡といった要件が必要」であり、海賊版サイトのブロッキングが「これらを充たすかどうかには疑問が多い」とする。また

    政府による海賊版サイトのブロッキング要請は「法的に大きな問題」 情報法制研究所が反対声明
  • 「製作委員会方式」やめました アニメ製作変え、教育現場を動かす気鋭の学科長

    長時間労働の割に、薄給であることが度々問題視されるアニメ製作業界。そんな中、従来のアニメ製作とは違った手法を取ることで「公開する前に、アニメ製作にかかった費用は回収できてしまう」という映像監督がいる。 糸曽賢志さん、39歳。大阪成蹊大学で特別招聘(しょうへい)教授(造形芸術学科長)として教べんを取っており、「遊☆戯☆王」カードのイラストレーターや、「Xperia XZ」のCMの映像監督、今敏監督の遺作「夢みる機械」の演出を担当した経歴を持つ。スマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」を手掛けるFGO PROJECTクリエイティブプロデューサーで、ディライトワークスの塩川洋介さんを2019年度から客員教授として招き入れた立役者の1人でもある。 「せっかくなら人とは違うことがしたい」という糸曽さん。映像監督というクリエイターの顔と、教授という大学の顔の2つを持つ糸曽さんは「製作委

    「製作委員会方式」やめました アニメ製作変え、教育現場を動かす気鋭の学科長
  • 「国税庁URL変換器」個人が開発 旧URLから新ページにアクセス リニューアルの混乱受け

    国税庁のWebサイトが3月31日にリニューアルされ、ほぼすべてのURLが変わった。旧URLのページはすべてトップページにリダイレクトされ、サイト内検索でも旧URLのページがヒットするため、「トップページの無限ループ」「目的のページにたどり着けない」と利用者が困惑している。 国税庁は「検索エンジン側にURL更新のリクエストを出している」としており、「新しいページの検索結果が蓄積されるまでの間(一般的には2週間程度)は、トップページのメニューから利用してほしい」と呼び掛けているが、解決までにはしばらく時間がかかりそうだ。(関連記事:国税庁Webサイト、全URL変更で混乱 サイト内検索も役立たず、「無限ループ」状態に)。

    「国税庁URL変換器」個人が開発 旧URLから新ページにアクセス リニューアルの混乱受け
  • Uberの歩行者死亡事故、直前までの動画をテンペ警察が公開

    米Uberの自動運転中の車による歩行者れき死事故のドライブレコーダーによる動画を、この事件を捜査中の米アリゾナ州のテンペ警察署が公式Twitterアカウントで公開した(記事末に転載)。 この動画は、事故発生直前までのもので、暗闇から突然自転車を引く女性がヘッドライトに照らされるまでと、同時にドライバー席向きのカメラで撮影した担当者の様子が流れる。 テンペ警察はこの投稿で、この事故について調査中であり、情報を今後も提供していくとツイートした。Uberはこの動画の公開を受け、「この動画を見るのはつらく、胸が痛むことです。(亡くなった)エリザベスさんを愛する方々にお悔やみ申し上げます。われわれの自動運転車はテストを停止しており、当局の調査に全面的に協力しています」とツイートした。

    Uberの歩行者死亡事故、直前までの動画をテンペ警察が公開
  • “テザリング有料化”を巡る3キャリアの見解 納得できる?

    スマートフォンのテザリングはなぜ有料なのか? そんな不満を目にする機会が増えている。きっかけは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアが大容量プランを中心にテザリングを有料扱いにしたこと。 有料化を決めた当初、3社とも期間限定で無料キャンペーンを実施してきたが、キャンペーン終了間際になって「やっぱり有料なのか」「同じモバイル通信なのに、手段が違うだけで有料にするのはいかがなものか」「データ通信をどう使おうとユーザーの自由ではないのか」と物議を醸してきた。KDDIが予定通り2018年3月31日に無料期間を終了すると告知したことから、再びテザリング有料化の議論がヒートアップしてきた。 まずはテザリング有料化を巡る、3社のこれまでの流れを整理したい。 NTTドコモ 30GB~100GBの「ウルトラパック」向けテザリングは、当初は2018年3月末まで無料とし、2018年4月から月額100

    “テザリング有料化”を巡る3キャリアの見解 納得できる?
  • 残置後の設備再利用が進まず――「auひかり ホーム」設備撤去義務化&値上げ 背景に迫る

    KDDIの戸建て住宅向け光インターネットサービス「auひかり ホーム」について、3月1日以降の新規契約者に適用される「提供条件」がネット上で波紋を呼んでいる。 →従わなければ賠償金も――「auひかり ホーム」設備撤去義務化&値上げ なぜ? 改定の要点は「解約後の設備撤去の義務化」「設備撤去料金の大幅値上げ」「新規契約時の回線工事費の分割払い回数の倍増」の大きく3点。いずれの改定も背景の説明なく行われたため、「どうして?」「(KDDIは)何を考えているの?」といった疑問の声が多く寄せられている。 そこで筆者は、今回の改定についてKDDI広報部から背景を聞いた。その内容を体裁を整えて掲載する。 設備の撤去義務化:「再利用」が進まず維持費がかさむため ―― 戸建てプランの設備撤去を義務化した背景を聞かせてください。 KDDI広報部 お客さまが解約した後の回線について、弊社では再利用することを前提

    残置後の設備再利用が進まず――「auひかり ホーム」設備撤去義務化&値上げ 背景に迫る
  • 従わなければ賠償金も――「auひかり ホーム」設備撤去義務化&値上げ なぜ?

    設備撤去の義務化、設備撤去費用値上げに工事費の分割払い回数の倍増――KDDIの戸建て住宅向け光インターネットサービス「auひかり ホーム」の提供条件変更が、ネット上で物議を醸している。 同サービスは中部・関西・沖縄エリア以外で提供されている。3月1日からは、関東エリアの1都3県の一部で最大10Gbps(理論値)で通信できる「auひかり ホーム 10ギガ」と、最大5Gbps(同)で通信できる「auひかり ホーム 5ギガ」の提供も始まった。 しかし、新サービスの開始日である3月1日、同日以降の新規契約者を対象に冒頭に挙げたサービス「改定」が行われたのだ。 具体的にどのような変更が行われたのか。詳しく見ていこう。 (記事中の費用は全て税別) 改定1:設備撤去の義務化と撤去費用の値上げ 引っ越しや乗り換えなどの理由でauひかり ホームを解約すると、宅内への引き込み線や光回線と機器の接続を行う「光コ

    従わなければ賠償金も――「auひかり ホーム」設備撤去義務化&値上げ なぜ?
  • 「もう自分では勝てません」 28歳の東大院生が最強の麻雀AIを作るまで

    「あと1~2年くらいで人間を超えるんじゃないかと思ってます」 こう話すのは、麻雀AIソフト「爆打」の開発者・水上直紀さん(28歳)だ。爆打は、麻雀界でいま最も強いといわれているAIで、440万超ユーザーを抱える国内最大級のオンライン麻雀サイト「天鳳」で七段(2018年2月時点)の実力を持つ強豪プレイヤーだ。天鳳で21個ある段級位のうち、七段は上から数えて5番目で「天鳳全体で上位0.1%を切るレベル」という。一時は九段まで上り詰めた経験もあり、人間と遜色ないどころか、ほとんどのプレイヤーにとっては一枚も二枚も上手の相手だ。

    「もう自分では勝てません」 28歳の東大院生が最強の麻雀AIを作るまで
  • Twitter、ついに初の黒字に

    Twitterは2月8日(現地時間)、2017年第4四半期(10~12月)の決算を発表した。2013年の株式公開以来、初めての黒字になった。 ジャック・ドーシーCEOは株主向け書簡で、28%のコスト削減が奏功したと語った。 売上高は前年同期比2%増の7億3200万ドル、初の純利益は9108万ドル(1株当たり12セント)。前年同期は1億6700万ドル(1株当たり23セント)の赤字だった。株式報酬費やTACコストなどの特別費用を除いた非GAAPベースでは1億4140万ドル(1株当たり19セント)の黒字だった。 売上高、非GAAPベースの純利益ともにアナリスト予想(6億8640万ドル、1株当たり14セント)を上回った。

    Twitter、ついに初の黒字に
  • 「ニコ動」有料会員、減少ペース加速 3カ月で14万人減

    カドカワが2月8日発表した2017年4~12月期連結決算によると、傘下のドワンゴが運営する「ニコニコ動画」の有料会員「ニコニコプレミアム会員」が17年12月末で214万人となり、9月末から14万人のマイナスだった。 減少幅は、四半期として初めて減少に転じた16年12月末以降で最大。昨年11月末に新サービス発表会を開いたものの、対応にユーザーからの批判が相次いだ。ドワンゴはユーザーの意見に耳を傾けて改善を進めることを約束したが、有料ユーザーの流出が加速する結果になった。

    「ニコ動」有料会員、減少ペース加速 3カ月で14万人減
  • 「信じるものが折り合わない」――コロプラ馬場社長、任天堂との“特許紛争”を語る

    「コロプラにも、任天堂にも信じるものがある。今はそれの折り合いがついていない状況だ」――スマートフォン向けゲーム「白プロジェクト」の特許権を巡り、任天堂と係争状態にあるコロプラの馬場功淳社長は2月7日の決算会見でこう話した。 任天堂は、コロプラが「タッチパネル上でジョイスティックを操作する際の技術」など5件の特許権を侵害したと主張。同タイトルの配信差し止めと損害賠償44億円の支払いを求め、昨年末に東京地裁に提訴した。 一方、コロプラは今年1月、「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切ない」「1年以上にわたり時間をかけて真摯(しんし)かつ丁寧に、任天堂の特許権を侵害しないことを説明したが、受け入れられなかった」との声明文を発表。両社は真っ向から対立している。 大きな反響を呼んでいるこの特許紛争は、どのような経緯で発生したのだろうか。「白」の人気や他社との関係性に影響はあったのか

    「信じるものが折り合わない」――コロプラ馬場社長、任天堂との“特許紛争”を語る