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ブックマーク / informatics.cocolog-nifty.com (5)

  • ホメオパシーは魂を救うか―宗教と科学の境界線 : 情報学ブログ

    ホメオパシーは、現代医療で「リスクの問題」として無視されてきた患者の苦しみに「意味づけ」を与える役割をはたしてきたと言えます。しかし、現代社会においてこうした「宗教と科学の越境」は許されるのでしょうか。現代の医療からこうした要素を排除するべきなのか。そもそも排除できるのか。こういった問題について考えていきたいと思います。 ○「リスク」が取りこぼすもの 前回の記事で書いたように、医療にはリスクがつきものです。ある治療を受けたとき、治らない人、副作用が出る人は必ずいるのです。風邪で使われる薬の副作用のリスクはわずかですが、治療を受けても受けなくても、数十パーセントのリスクで死ぬというような病気もあります。 どのようなケースでも、治るかどうかは統計の問題です。治らない場合は、統計上のサンプル(一症例)として扱われ、そこには何の意味づけもされません。そして、「意味づけをされない」ことは、客観的な医

    VodkaDrive
    VodkaDrive 2010/09/24
    今回の内容は割と同意できそうだけど、ホメ医学会は「優しい嘘」ではなくて「ホメには効果がある」とする立場、と突っ込みを。あと、「優しい嘘」にしても、ホメの理屈は通常医療不振を煽りやすいという問題が。
  • ホメオパシーの議論、7つのQ&A : 情報学ブログ

    この記事は、「このブログで行われたホメオパシーの議論」に関するポイントの整理です。「私たちはホメオパシーをどう考えていけば良いのか」という主に社会的な問題について扱っています。 最近、ホメオパシーに関する議論が盛り上がっています。ただ、自分はある疑問を持たざるをえませんでした。「この議論はいくら盛り上がっても、ホメオパシーに大きな影響を与えないのではないか」。すでにコアな信者になっている人はもちろん、医療不信、科学不信の結果ホメオパシーに「はまる」ような人に対しても、それを防ぐ効果はないのではないかと言うことです。もちろん、「動機がないのに、なんとなくホメオパシーをやってしまう人が問題。コアな信者は切り捨てれば良い」という立場の人はいると思います。これが間違っているとは言いませんが、当にそれだけで良いのか。そういう思いもあって、最近、科学やホメオパシーに関する記事をいくつか書きました。主

    VodkaDrive
    VodkaDrive 2010/08/30
    情報学ブログさんの言うような方法を、試した人が今まで居ないと思ってる? 「『試したけどダメだった方法』を得意顔で語る」のはホメオパシーと良く似てるよ。机上の空論を弄んでないで実際にやってみたら?
  • ネットに蔓延する科学教を考える : 情報学ブログ

    この記事は、主に科学のとらえ方、相対的視点の重要性とその限界(相対的視点だけじゃダメということ)について説明する記事です。 ホメオパシーについては「ホメオパシーは魂を救済するか?―宗教と科学の境界線」が最新ですので合わせてお読みいただけると幸いです。 ○この記事を書こうと思った理由 自分は、「科学教」という言葉を好んで使う方ではなかったのですが、最近、少し考えを変えました。きっかけは、先日、以下のようなことを書いたことです。簡単にまとめると以下のような内容です。 ・科学が疑似科学を否定しようとするとき、科学を受け入れている人が分かるように説明することはできるが、そうじゃない人も分かるような説明ができるとは限らない。 ・ただ、否定できない状況であっても、そもそも科学とは何かということを踏まえれば、説得できるかもしれない。疑似科学を説得しようとするとき、こうして科学が置かれた状況を理解すること

    VodkaDrive
    VodkaDrive 2010/08/25
    最後まで読んだが「本当は誰を批判したいのか」さっぱり判りません。中身の無い「ほのめかし」に逃げないで名指しでお願いします。
  • 「科学はホメオパシーを否定できない」への批判に反論する : 情報学ブログ

    この記事は、「科学はホメオパシーを否定できない」に関連する細かい議論についてのものです。重要なものは元記事に追記しているので、まずはそちらをお読みください。ホメオパシー関連の議論は「ホメオパシーの議論、7つのQ&A」が今のところ一番まとまっています。 先日書いた「科学はホメオパシーを否定できない」はものすごい数のアクセスをいただいたのですが、誤解に満ちたコメントが多かったことに驚きました。ちゃんとした批判だったら嬉しいのですが、批判の方向性が違うのです。自分としては「そうそう、まさにそういうつもりで書いたんですよ」というものが半分以上、残りの多くも誤解していているものコメントが大部分でした。やっぱり、こういう話はネットでは難しいのかなと思ったり、自分の文章の下手さを反省したりしました。 そんなところ、発声練習というブログを運営するnext49さんの、「『情報学ブログ:科学はホメオパシーを否

    VodkaDrive
    VodkaDrive 2010/08/09
    なんだか「実験関係者の精神が水の記憶に影響を与えるから二重盲検ではダメ」並にアドホックな弁明に陥ってませんか?
  • 科学はホメオパシーを否定できない : 情報学ブログ

    この記事は、「科学がホメオパシーを否定する」というとき、「科学の立場から否定する」こととと「科学とは何なのかを踏まえて否定する」ことを区別をしないといけないということ。もし、ホメオパシーのコアの信者を説得しようと思うのなら、このことを理解することが重要だということを主張しています。 ホメオパシーについては「ホメオパシーは魂を救済するか?―宗教と科学の境界線」が最新ですので合わせてお読みいただければと思います。 自分はホメオパシーを擁護するつもりは全くないし、正直、そんなものなくなれば良いと思っています。でも、ホメオパシーの間違いを科学の立場から「証明できる」ということは疑問です。むしろ、「ホメオパシーを否定できる」と考える誤解が、ホメオパシーのような疑似科学の問題をより大きなものにしている面もあると思うのです。この記事では、こういう立場から、なぜ科学はホメオパシーを否定できないのかを考えて

    VodkaDrive
    VodkaDrive 2010/08/08
    「論点先取」以前に、「物質に物質以外のものが記憶される」は反証不能な非(未)科学ではないか。二重盲検が不当なら、それに代わる「客観的な検証法」を提示しなければならないのに、そこには触れない。
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