周辺機器、モバイル端末、情報家電などの組み込みシステムでのセキュリティレベルが二極化しており、古典的な脆弱性を大量に作り込んでいる製品も多いという記事が@ITに掲載されている。 バッファオーバーフロー、コマンドインジェクション、ディレクトリトラバーサル、クロスサイトスクリプティング、DoS攻撃、認証バイパスといったPCの世界では常套手段となっている典型的な脆弱性が、そのまま組み込みシステムにも存在することが多いという主旨であるが、JTAGポートを基盤に残しているといった不備もあるらしい。実際にD-Linkのブロードバンドルータをクラックした話も載っているが、組み込み系のシステムは盲点になりやすいだけに皆さんご注意を。