(1)は事実でしょう。独身時代はともかく、家庭を持つと日々の暮らしの消費はほぼすべて女性が決め、さらには自動車や家といった最大の消費項目でも、その決定権(買う買わない、どこから買う)は女性が握ることになります。男性が着る服でも半分以上は女性の見立てで決まるのですから、この世の4分の3くらいは女性が支配していると言っても過言ではありません。 単純に計算すれば、女性消費者1人と男性消費者1人では、3/4対1/4ということで重みが3倍違うのです。 (2)も恐らく正しいでしょう。個人差も大きいものの、男女による消費行動の差、つまり何をダイジにして何にこだわるのか、どうやって買う・買わないを決めるのか、には大きな男女差があると考えられているからです。 そもそも生活行動に男女で大きな差があるのですから当然かもしれません。例えば入浴という行動を見てみましょう。男性の入浴時間を見ると、1回当たり20分未満