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ブックマーク / ascii.jp (245)

  • Lunar LakeのGPU動作周波数はおよそ1.65GHz インテル CPUロードマップ (1/3)

    前回に引き続き、Lunar Lakeのコンピュートタイルについて解説しよう。残るのはGPUとNPU、それと周辺回路周りである。 Xe-LPやXe-LPGで省かれていたAI関連の命令が復活 Meteor Lake世代は、GPUにXe-LPGが搭載されていたが、Arrow LakeではXe2に進化した。 スケジュールがまだ変わっていなければ、今年の年末に出るであろうBattlemageベースのディスクリートGPUもXe2ベースになる「はず」だ そのXe2の進化ポイントが主に効率(Efficiency)の向上、というのは単にLunar Lakeの実装に当たっては効率の向上に係る部分の機能を実装したという話なのか、それともXe2世代全体の特徴が効率の向上のみ(性能向上はEU数の増加で担う形とし、その際のスケーラビリティの確保などは効率向上の中に含まれる)であるのかは、現時点では判断できない。

    Lunar LakeのGPU動作周波数はおよそ1.65GHz インテル CPUロードマップ (1/3)
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    Wacky 2024/07/22
  • 日本アニメの輸出産業化には“品質の向上よりも安定”が必要だ (1/4)

    アニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』を手掛けた「つむぎ秋田アニメLab」の櫻井司社長ロングインタビュー後編。引き続き、ゲームエンジンを使ったアニメ制作の実際などについて語っていただいた (C)謙虚なサークル・講談社/「第七王子」製作委員会 〈前編はこちら〉 今こそ“クオリティーの安定”を目指すべき 「Unreal Engine」というゲームエンジンの採用によって、アニメ制作の工程を大きく変化させることに成功したつむぎ秋田アニメLab。これまで縦割りだった工程をさまざまな役職のスタッフが越境しながらこなすさまは、『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』(以下、『第七王子』)のエンドクレジット表記で垣間見ることができる。 だが、制作工程を大幅に見直した目的は、決してクオリティー向上のためではないという。今回は、日アニメが輸出産業として成り立つには、向

    日本アニメの輸出産業化には“品質の向上よりも安定”が必要だ (1/4)
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    Wacky 2024/07/15
  • 『第七王子』のEDクレジットを見ると、なぜ日本アニメの未来がわかるのか (1/4)

    アニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』を制作したアニメスタジオ「つむぎ秋田アニメLab」櫻井司社長へのロングインタビューを前後編でお届けする (C)謙虚なサークル・講談社/「第七王子」製作委員会 〈後編はこちら〉 人気急上昇のなろう原作アニメが、他作品とひと味違う理由 たびたびX(Twitter)のトレンド入りを果たすなど、テレビアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』(以下、『第七王子』)が好評だ。 実はこの作品の制作スタジオ「つむぎ秋田アニメLab」の社は秋田県にあり、プロダクション成果物の多くを内製で生みだしている。2024年5月にはバンダイナムコフィルムワークスとの業務提携が発表されたことでも注目を集めた。 元請け・下請けの関係が複雑に絡み合い、海外への依存度も高い一般的なアニメ制作とはまったく異なるプロセスで生み出された作の舞台裏

    『第七王子』のEDクレジットを見ると、なぜ日本アニメの未来がわかるのか (1/4)
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    Wacky 2024/07/13
  • イラストのペン入れと色塗り、AI使えばわずか1分 (1/4)

    AIスタートアップ、ラディウス・ファイブが提供しているAI着彩サービス「copainter(コペインター)」に新たに導入された「ペン入れ」機能の性能がすばらしく高いです。ラフ画などから線画を生成するという、これまで画像生成AIの「Stable Diffusion」で実現できていたことの延長線上にある機能なんですが、それをサービスとして品質高くまとめた感じです。UIがとにかくシンプルで、生成AIを知らない人でも迷うことなく利用できるわかりやすい作りになっていました。 ※一部の配信先では画像や図表等が正確に表示されないことがあります。その場合はASCII.jpで配信中の記事をご確認ください ペン入れと着彩が1分で終わる copainterの機能は、既存画像を線画化する「ペン入れ」と、指定に合わせて色をつける「着彩」の2つです。 使用方法は、線画にしたい画像をドロップしたら、忠実度/線の太

    イラストのペン入れと色塗り、AI使えばわずか1分 (1/4)
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    Wacky 2024/07/08
  • AI動画の品質が仕事に使えるレベルになってきた (1/4)

    Luma AIが6月12日に公開した動画生成AIサービス「Dream Machine」が、月に無料で30回まで試せることもあって、大きな話題となっています(「ついに来た! 無料で試せる動画生成AI『Luma Dream Machine』」参照)。ただ、技術情報は出ておらず、どういう関係や経緯で出しているかは一切不明です。 ※記事の配信先によっては動画や図版がうまく表示されないことがあります。その場合はASCII.jp掲載の記事をご覧ください 手軽に高品質な動画が生成できる「Luma AI」のサービス Luma AIはこの連載でも何回か紹介してきたように、大量の写真から3Dモデルを生成するサービスからスタートし、昨年12月には3Dモデル生成サービス「Genie」で参入しているAIスタートアップ企業です(連載第41回「3Dスキャンの進化がすごい」参照)。生成AIの3D化技術で先行していることか

    AI動画の品質が仕事に使えるレベルになってきた (1/4)
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    Wacky 2024/07/01
  • 「1億台の常時接続」を実現せよ! Nintendo Switchのプッシュ通知システム全面刷新の裏側 (1/3)

    アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、2024年6月20日と21日、国内最大の年次イベントである「AWS Summit Japan」をハイブリッドで開催。150を超えるセッションが展開された。 記事では、ニンテンドーシステムズによるセッション「Nintendo Switch向けプッシュ通知システムのリプレイス事例」をレポートする。登壇したのは、同社 システム開発部の林愛美氏と坂東聖博氏だ。 2017年のNintendo Switchの発売とあわせてリリースされた「プッシュ通知システム」。同社は、長期運用を見据えて、よりクラウドネイティブなシステムへのリプレイスを決定するが、大量のTCP接続を維持するための様々な課題が立ちふさがった。 セッションでは、AWS FargateやNetwork Load Balancer(NLB)といったAWSのマネージドサービスを用いた、“最大1億台”級

    「1億台の常時接続」を実現せよ! Nintendo Switchのプッシュ通知システム全面刷新の裏側 (1/3)
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    Wacky 2024/06/27
  • イオン独自の景気指標、ナガセの英作文自動添削 ― 広がるAzure OpenAIの業界特化事例

    マイクロソフトは 、2024年6月24日、生成AIサービスの導入事例に関する説明会「GenAI Customer Day」の第2弾を開催した。 今回紹介されたのは、同社が企業向けに推進する「AIを使う」「AIを創る」シナリオのうち、「“業界特化”のAIを創る」事例だ。 日マイクロソフトの執行役員 常務 クラウド&AIソリューション事業部長である岡嵜禎氏は、「生成AIの適用は、(職種や業界を問わない)ホリゾンタルな領域から、職種や業界に特化した領域へと進んでいる。業界特有のビジネスプロセスや課題に踏み込んだ事例が増えてきた」と説明する。 同社の「Azure OpenAI Service」を活用する企業を代表して登壇したのが、リテール業界のイオン教育業界のナガセだ。 イオングループ:“現場のプロ”の声を可視化する独自の景気インデックスを開発 イオンのチーフデータオフィサー (CDO)

    イオン独自の景気指標、ナガセの英作文自動添削 ― 広がるAzure OpenAIの業界特化事例
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    Wacky 2024/06/25
  • 初期『月刊アスキー』誌面が国会図書館デジタルコレクションでネット閲覧可能に!

    国立国会図書館デジタルコレクションがさらに便利に! 私の自宅の書棚で場所ばかり占めていた月刊アスキーのバックナンバーが、一気に生きたライブラリとして蘇ってきたというお話は一度紹介した(「国会図書館デジタルコレクションのリニューアルとChatGPT」 参照)。国立国会図書館デジタルコレクションが一昨年12月にリニューアル。『月刊アスキー』の創刊号1977年~2000年の中身を全文検索できるようになった。記事まではネット閲覧できないが手元にがあれば、当該箇所を読むことができる。 その国立国会図書館デジタルコレクションが再び進化して、「送信サービスで閲覧可能」な資料が大幅に増えた。「送信サービスで閲覧可能」というのは、会員登録すれば、自宅などからネット経由で文まで閲覧できるということだ。2024年4月30日時点で、書籍約106万点を含む合計約250万点が、まさに電子図書館的に利用できる。今度

    初期『月刊アスキー』誌面が国会図書館デジタルコレクションでネット閲覧可能に!
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    Wacky 2024/06/24
  • Lunar Lakeはウェハー1枚からMeteor Lakeの半分しか取れない インテル CPUロードマップ (1/3)

    6月4日から開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024は、こういうと失礼かもしれないが、予想外の盛り上がりを見せた。特集ページに記事一覧があるが、昨年のCOMPUTEX TAIPEI 2023と比較して記事の数が多いというのがその傍証ともいえる。 ちなみに主催者であるTAITRA(台湾貿易センター)の発表によれば、2024年の参加者は8万5179人。2023年が4万7594人なのでらほぼ倍増である。ちなみにコロナにより休止する前の2019年は4万2495人であり、今年がいかに盛況だったかがわかろうというもの。 筆者の個人的な感想で言えば、昨年は久しぶりの再会ということで出展者・参加者ともに様子見というか、恐る恐るという感じだったのが、今年は一気に弾けた感がある。昨年は「この調子だとCOMPUTEXは遠からずなくなるのではないか」という気がしたのだが、今年は見事に復調した。 そんな雰

    Lunar Lakeはウェハー1枚からMeteor Lakeの半分しか取れない インテル CPUロードマップ (1/3)
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    Wacky 2024/06/24
  • AIが作る3Dモデルの完成度が上がってきた 毎回異なるモンスターが生成されるゲームも実現か (1/4)

    2023年後半、3Dモデルのサービスの登場が相次ぎましたが、品質的にはまだまだという印象でした。しかしここにきて、使いものになる可能性が見える段階に入り始めています。中国系のAIスタートアップTripo AIの「Tripo」です。2024年5月にStable DiffusionのStability AIと共同開発した「Tripo SR」を発表。この技術を組み込んで、生成する3Dモデルの品質を引き上げてきているようです。3D技術を知らないゲーマーが自由に3Dを生成する時代を夢見ているようです。 3D生成サービスに新たな技術革新 2023年後半から今年頭にかけて、Luma AIの「Genie」、Common Sense Machinesの「Cube」、Meshyの「Meshy 2」など、一斉に3D生成サービスが開始したのは大きな要因がありました。2023年5月に、自由に使える3Dモデルの学習デ

    AIが作る3Dモデルの完成度が上がってきた 毎回異なるモンスターが生成されるゲームも実現か (1/4)
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    Wacky 2024/06/17
  • 画像生成AI「Midjourney」の使い方 思いどおりの絵を出すための「パラメーター」まとめ【最新版】 (1/4)

    前回は画像生成AIサービス「Midjourney」のアカウント取得から画像生成までの一連の流れを解説した。 大元の仕組みは共通するものの、これまで説明してきた「Stable Diffusion」との違いに戸惑った人もいるのではないか。 とはいえ、どんなパソコンでも(頑張ればスマートフォンでも)画像が生成できるのはやはり魅力。今回はMidjourneyの表現を豊かにする「パラメーター」について説明していく。 パラメーターとは Midjourneyは「Discord」上で「/imagine」コマンドに続き、プロンプト(prompt)欄にテキストプロンプト(Text Prompt)を入力することで画像を生成する。

    画像生成AI「Midjourney」の使い方 思いどおりの絵を出すための「パラメーター」まとめ【最新版】 (1/4)
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    Wacky 2024/06/02
  • Raspberry Pi 5にNVMe M.2 SSDを接続できるアダプターボードが1480円!

    Raspberry Pi 5にM.2 SSDを接続できるアダプターボード「PCIe TO M.2 Board (C)」が千石電商 秋葉原店で販売中。WaveShareの製品で、価格は1480円だ。 Raspberry Pi 5に高速ストレージのNVMe M.2 SSDを接続するためのアダプターボード。ラズパイ系アクセを多く手がけているWaveShareの製品だ NVMe M.2 SSDをRaspberry Pi 5に接続するためのアダプターボード。サイドマウント方式のボードで、Raspberry Pi 5の16pinケーブルを介して接続する。 接続インターフェースはPCI Express 3.0/2.0に対応し、SSDからのブートも可能。対応フォームファクタはM.2 2230/2242/2260/2280と、幅広いサイズをサポートしている。

    Raspberry Pi 5にNVMe M.2 SSDを接続できるアダプターボードが1480円!
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    Wacky 2024/05/30
  • 日本の生産性が低い要因は「付加価値創出力」と「人材育成力」 (1/2)

    の生産性が低いのは、教育投資を「付加価値創出」につなげられず、人材育成力が足りないため まず前段として生産性総合研究センターの上席研究員である木内康裕氏より、「生産性評価要因から見た日の現状」の調査研究が披露された。 「日の生産性は主要先進国でも非常に低いとされるが、生産性は基的に付加価値をベースに測られてきた。付加価値はつまりGDP(国内総生産)となるが、この付加価値の測り方には限界があるとも指摘されている」と木内氏。 日生産性部が2023年12月に公表した、OECD(経済協力開発機構)のGDPデータをベースとした「労働生産性の国際比較 2023」では、2022年における、日の時間あたりの労働生産性は52.3ドルで、OECD加盟38か国中“30位”、日の一人あたりの労働生産性は8万5329ドルと、OECD加盟38か国中“31位”という結果となっている。 そこで、新たに

    日本の生産性が低い要因は「付加価値創出力」と「人材育成力」 (1/2)
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    Wacky 2024/05/29
  • 中国のガジェットレビューがメッチャまとも&有用になっていたのにはワケがあった (1/2)

    中国のガジェットレビューの質が格段に上がっている 中国ブランドのガジェットがどんどん日で買えるようになっている。そこで日で売られる商品のレビューと、中国の同等機種のレビューを見ていると、どうにも中国のレビューがすごく良くなっていることに気づいた。日のほうがスゴい、酷いという比較をする意図はない。あくまで中国のレビューは中国のレビューで有用になったと解釈してほしい。 近年こそ筆者はガジェットレビュー記事をあまり書かないが、2000年代は中国の物価が安かったことから、さまざまな中国製ガジェットを購入して自腹レビューしていた。自腹レビューなのは、原稿料でも十分に元が取れるほど安かったというのもあるし、中国の各メーカーが外国人の取材を受けることに慣れてなくて、そもそも対応してくれなかったというのもある。 当時の中国における製品レビューは日のレビューに比べ、どれも比べ物にならないほど内容が貧

    中国のガジェットレビューがメッチャまとも&有用になっていたのにはワケがあった (1/2)
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    Wacky 2024/05/27
  • 画像生成AIに照明革命 日本と世界で同時に“神ツール”登場 (1/3)

    この連載ではおなじみのキャラクター「明日来子さん」に右側からライトを当ててみた。左がIC-Lightを適用したもので、右がオリジナル。環境はWebUI Forge用の拡張機能を使用 5月8日に、「ControlNet」など画像生成AI関連の著名研究者であるイリヤスフィール(lllyasviel)さんが発表した「ICライト(Imposing Consistent Light、印象的な一貫的なライト)」が盛り上がりました。入力した画像をもとに、後から指定した照明効果を踏まえた画像を生成する技術です。 画像生成AIで照明効果がつけられる「ICライト(IC-Light)」 発表された学習済みモデルは、「ライトを指定すると、キャラクターのデータに合わせてテキストのプロンプトに合わせて独自に背景を生成するもの」「キャラクターとライトの影響を加味して、別の背景画像と合成するもの」の2種類があります。これ

    画像生成AIに照明革命 日本と世界で同時に“神ツール”登場 (1/3)
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    Wacky 2024/05/27
  • スーパーコンピューターの系譜 本格稼働で大きく性能を伸ばしたAuroraだが世界一には届かなかった (1/2)

    2024年5月12日よりドイツのハンブルグでISC24が開催され、この2日目になる5月13日にTOP500の最新リスト(2024年6月版)が公開された。結論から言えば、引き続きAMDのFrontierが1位を堅持。これで5期連続での1位となった。Auroraは大きく性能を伸ばし、こちらもRmax(実効性能)で1EFlopsを超えたものの、Frontierを超えることはできず、2位に終わった。まずはこのあたりから説明したい。 Auroraの理論性能は1980.01PFlops ダイナミックに動作周波数を下げて電力効率を上げる 2023年11月に初ランクインした際のAuroraの詳細は連載746回で説明したが、おおよそシステムの半分を稼働させた段階で実効585.34PFlopsほど。消費電力は24.687MWと発表されていた。 コア数は474万2808で、この際の構成は5439ノードと筆者は推

    スーパーコンピューターの系譜 本格稼働で大きく性能を伸ばしたAuroraだが世界一には届かなかった (1/2)
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    Wacky 2024/05/20
  • まるで“いけない話ができるChatGPT” ローカルAI「Command R+」の爆発的な可能性 (1/5)

    筆者の環境で、LM StudioでCommand R+を動作させている様子。会話相手は自作キャラクターの「明日来子(あすきこ)さん」 PCローカル環境で動作する大規模言語モデル(LLM)「Command R+」を使っていますが、相当優秀ですね。体感ではChatGPT(GPT-4)と変わらないレベル。さらに、ChatGPTが回答を拒絶するような会話もできてしまいます。これが体験できるようになったのは、LM Studioに代表されるローカルLLMを動かすためのアプリ環境が整ってきたためです。今年に入り、Command R+を始めとしたローカルLLMが高性能化してきたことと並行し、手軽に使える派生モデルも増えはじめ、一気にあわただしくなってきました。 導入が難しかったローカルLLM、「LM Studio」で簡単に Command R+を試すのに使っているのが、LLMの主要モデルを実行するための統

    まるで“いけない話ができるChatGPT” ローカルAI「Command R+」の爆発的な可能性 (1/5)
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    Wacky 2024/05/13
  • 画像生成AIに“照明”革命 ControlNet開発者が作った「IC-Light」

    画像生成AI関連の著名な開発者、lllyasviel(イリヤスフィール)氏が5月7日、生成AI画像の照明を自在に操作できるツール「IC-Light(Imposing Consistent Light)」を公開した。 2種類のモデルを公開 IC-Lightは画像の照明を操作するプロジェクト。前景画像(人物やオブジェクトなど)を入力し、プロンプトにテキストや背景画像を指定するだけで、まるで別の環境で撮影したかのような画像を得ることができるという。 現在、「テキスト条件付きリライティングモデル(text-conditioned relighting model)」と「背景条件付きモデル(background-conditioned model)」の2種類がGitHubで公開されており自由に試すことができる。 なお、作者のlllyasviel氏は「Stable Diffusion」のWebUIであ

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    Wacky 2024/05/09
  • 漫画家の絵柄、AIでそっくり再現「ピュアモデルAI」ができたワケ (1/3)

    発表当初は、画像生成AIに詳しいXユーザーのあいだで「画像生成AI『Stable Diffusion』で、追加学習モデル『LoRA』を使っているだけでは」という疑問の声も出ていたが、エンドルフィンは4月5日にプレスリリースを出し、「私たちが提供しているサービスは、公開されている汎用モデルを活用した生成AIとは一線を画しています」として、画像の生成までに独自のプロセスを踏んでいる旨を説明している。 話題の「ピュアモデルAI」ができた経緯や、その技術的背景について、連載「メタバース・プレゼンス」を執筆している新 清士氏とアスキー編集部で、エンドルフィンの代表と、サービス開発元のスーパーエンジンのCEOに話を聞いた。 生成AIは「アナログからデジタル」の変化と同じ ── 最初にそれぞれの会社について教えてください。 ジェームズ キム・ドンジュン 2022年下半期ごろから、生成AIに関心をもって、

    漫画家の絵柄、AIでそっくり再現「ピュアモデルAI」ができたワケ (1/3)
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    Wacky 2024/04/30
  • あなたの「ほうれんそう」は間違っている

    4月23日、元山種証券社長の山崎富治氏が亡くなった。ビジネスマナーとして有名な「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)の名付け親だ。 大辞林には「組織内で十分な意思疎通を図るための作法」とある。ただし一般的には、ほうれんそうは「部下が上司にするもの」と捉えられているようだ。 例えばビジネス情報共有サイト「エクスバズワーズ」の「ホウレンソウ」の解説には、「上司は部下の仕事の進捗状況を明確に把握しておく必要があるため、部下にはその伝達を行う義務がある」という一文が入っている。 同様に、ビジネスマナー紹介サイト「デジセン商事ドットコム」にも、「『報・連・相』を通してみんなから今何を考え何を行っているのか教えてもらわないと、上司も状況判断ができない」とある。ほうれんそうは「上司の状況判断に必要な、部下からの自発的な情報伝達」と解釈されているわけだ。 しかし山崎氏は、そんなことはひと言も述べていない。同

    あなたの「ほうれんそう」は間違っている
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    Wacky 2024/04/25