AWSが独自のOpenJDK「Amazon Corretto」発表。AWS内部で使っていたJavaを外部提供へ。Java 8は2023年まで、Java 11は2024年まで無償でLTSを提供 Amazon Web Services(AWS)は、OpenJDKのディストリビューション「Amazon Corretto」を発表しました。 Introducing Amazon Corretto – No-cost, multiplatform, production-ready distribution of OpenJDK! #corretto @Devoxx https://t.co/IFgyCXclRr pic.twitter.com/nIW5M6CIMX — AWS Open Source (@AWSOpen) 2018年11月14日 CorrettoはJavaでLTSが提供される2つのバ
Javaはなぜ変わらなくてはならなかったのか。JavaOne改め「Oracle CodeOne」の基調講演で語られた理由。Oracle CodeOne 2018 米オラクルがOracle OpenWorld 2018と同時開催していたイベント「Oracle CodeOne 2018」は、昨年までJavaOneとして開催されていたイベントです。今年から「CodeOne」と名称が変わりました。 このイベントがJavaデベロッパーにとって最大のイベントであることに変わりはありません。初日の基調講演は「 The Future of Java Is Today」としてJavaの最新動向と今後が紹介されました。その内容をダイジェストで紹介しましょう。 Javaが迎えた変化の理由とは Javaと言えばこの人。米オラクルJava Platform Groupチーフアーキテクト Mark Reinhold氏
先月末でJDK11はRampdownフェーズに入って、機能凍結されました。 なので、今後はAPIの追加・削除・変更はほとんどないと思われます。 おそらく、機能的には現在でているea20とほとんど同じものがJava11としてリリースされることになると思います。 JDK 11 Early-Access Builds 大きな機能変更としては、ここでJEPとしてまとまっています。 「JDK 11」 http://openjdk.java.net/projects/jdk/11/ Raw String Literalが間に合わなかったのはとても残念です。JDK11トレインに乗り遅れるからがんばるぞ!みたいな投稿があって仕様をまとめてからML上は音沙汰なしですが、Rampdownフェーズが始まってから機能追加するLate Enhancement Request Processというのがあるようなので、
Eclipse最新版「Eclipse Photon」リリース。Java 10に加え、RustとC#をサポート オープンソースで開発されている統合開発環境Eclipseの最新版「Eclipse Photon」がリリースされました。Eclipse Photonでは、Java 9とJava 10のサポートに加え、Eclipse IDEにおいてLanguage Server経由でRustとC#もサポートされました。 Eclipseは毎年6月に最新版がリリースされており、各リリースにはアルファベット順にコード名が付いています。一昨年は「Eclipse Neon」、昨年は「Eclipse Oxgen」、そして今年は「Eclipse Photon」となりました。 Java 9、Java 10をサポート Eclipse Phtonでは最新のJavaとして、Java 9とJava 10がサポートされました。
Javaの新しい商用ライセンス、米オラクルが発表。月額料金でデスクトップは2.5ドル、サーバは25ドル。LTS版を利用可能 米オラクルはJava SEの新しい商用ライセンス体系「Oracle Java SE Subscriptions」を発表しました。 これまで年額で保守とサポートを提供していたものをシンプルな月額のサブスクリプション制にしたもの(標準の契約期間は1年)。デスクトップやサーバ、クラウドなどでのJavaの利用を対象としています。 価格は、デスクトップではユーザー当たり月額2.5ドル。サーバもしくはクラウドではプロセッサ当たり月額25ドル。それぞれボリュームディスカウントも用意されています。 サブスクリプションによって提供されるのは、商用バイナリのライセンス、アップデート、アップグレードそしてサポート。2018年9月にリリース予定のJava 11を皮切りに3年ごとにリリースされ
Java 10が本日付で正式リリース。ローカル変数の型推論、ガベージコレクタが入れ替え可能、不揮発性メモリ対応など。Java 9は早くもサポート期間終了 昨年9月に登場したJava 9から、Javaは6カ月ごとのタイムベースによるアップデートサイクルが採用されました。そしてその最初のワンサイクルが経過し、今日3月20日付けでJava 9の次のメジャーバージョンアップとなるJava 10が登場する予定です。 おそらくJava 10の正式な発表は米国時間の3月20日、日本時間では休日となる明日の午前中あたりになると思われます。 Java 10の新機能:ローカル変数の型推論、ガベージコレクタが入れ替え可能など Java 9では、通称「Project Jigsaw」と呼ばれるJavaのモジュール化機能が入り、Javaに対する大きな変更が行われました。しかし今回のJava 10では、それほど大きな機
Eclipse Foundationが策定していたJava EEに代わる新名称が「Jakarta EE」に決まりました。Eclipse FoundationのエグゼクティブディレクターMike Milinkovich氏のブログ「Life at Eclipse」に投稿された記事「And the Name Is…」で明らかにされました。 新名称は、コミュニティから公募した多数の名称のなかから最終候補として「Jakarta EE」と「Enterprise Profile」の2つが選ばれ、決選投票が2月23日まで行われていました。 Java EEに代わる新名称の最終投票、Eclipse Foundationが実施中。「Jakarta EE」か「Enterprise Profile」か二者択一 - Publickey 新名称の選定にあたっては、「Java」という名称がオラクルの登録商標であるために「
VSCodeで、JavaのHot Code Replacement(ホットコード置換)がサポートされた。ホットコード置換を用いると実行中のアプリケーションのコードを実行したまま動的に修正できるため、トライアンドエラーが容易になる。 アプリケーションのコードを修正した場合、その修正を反映させるためには、コンパイル型の言語であれば再コンパイルする必要があり、インタープリタ型の言語であればアプリケーションの再実行が必要となります。 しかしコードを書き換え、実行し、動作を確認するということを何度も繰り返す開発作業では、いちいち再コンパイルをしたり、再実行する手間はなんとも面倒です。 そこでJavaには、「Hot Code Replacement」(ホットコード置換)と呼ばれる機能が用意されています。これはコードを再コンパイルすることなく変更した内容をJavaVMに転送し、反映できるというものです。
マイクロソフトはオープンソースで開発している無償のコードエディタ「Visual Studio Code」(以下VSCode)をJUnit対応にする拡張機能「Java Test Runner」のリリースを発表しました。 「JUnit」は、Javaで単体テストの自動化を行うためのフレームワークです。さまざまな開発ツールでサポートされており、Javaの単体テストを行う際の事実上の標準といえます。 VSCodeに拡張機能「Java Test Runner」を追加することで、JUnit4のテストを認識し、VSCode上でテストの実行や実行結果、テストコードのデバッグなどが可能になります。 下図は、テストコードを実行するところ。
事象 LinuxのAPサーバ上に配置したJavaバッチプログラムからOracle DBへJDBC接続しようとするとDBコネクション取得時にエラーが出ることがあった。 体感的には、何度かバッチ起動終了を繰り返すとDBコネクション取得にかかる時間がどんどん遅くなっていき、最終的に繋がらなくなる。 DB接続部分はいつもどおりのやり方。 Class.forName("oracle.jdbc.driver.OracleDriver"); Connection con = DriverManager.getConnection("jdbc:oracle:thin:@host:1521:sid", user, pass); 共有サーバ接続だと以下のエラー java.sql.SQLException: IO Error: End of TNS data channel at oracle.jdbc.dri
Facebookは、Javaのコードを静的に解析してマルチスレッドプログラミングで発生するデータ競合のバグを発見するツール「RacerD」をオープンソースでリリースした。 アプリケーションのレスポンスを改善するうえで、マルチスレッド化は重要な選択肢のひとつです。 その一方で、マルチスレッドのアプリケーションは十分に注意深くプログラミングしないと、変数の値が予期しないタイミングでほかのスレッドから書き換えられるなどの問題が紛れ込みやすいものです。 しかもマルチスレッドに起因する問題は再現が難しく、一般に発見するのが困難です。 RacerDリリース:Facebookで1000以上ものバグを発見 Facebookは、こうしたデータ競合の問題を、コードを静的解析することで発見し、警告してくれるツール「RacerD」をオープンソースで公開しました。 Facebookの説明によると、RacerDはロッ
本日、ついに JavaSE 9 がリリースされました! そこで、かねてから噂になっていた JEP 254: Compact Strings がどのように実装されているのか調べてみました。 Compact Strings の概要 これまで String クラスや StringBuilder クラスなどの内部では、文字列を UTF-16 でエンコードして char 配列で保持していました。 つまり、一文字あたり*1常に char ひとつ = 2バイト分のメモリを使っていました。 しかし、これだと 1 バイトで表せる LATIN1(ASCII コード + ラテン文字)の文字列の場合、その半分が 0x00 になるという無駄がありました。 そこで、内部表現を変更し、文字列が LATIN1 のみで構成されるときは 1 文字を 1 バイトで保持するようにリファクタリングされました。 ちなみに、LATIN
[速報]Java 9が正式リリース、Javaをモジュール化するProject Jigsawがついに実現。今後のJavaは6カ月ごとタイムベースのアップデートへ 米オラクルは9月21日(日本時間9月22日未明)、Javaの最新バージョンとなるJava 9正式版を公開しました。 Java 9 is Out!!!!#JDK9 #Java9 #Javahttps://t.co/VE7BI4KPlK pic.twitter.com/kOdNiLJ1ky — Java (@java) 2017年9月21日 Java 9最大の新機能は「Project Jigsaw」として開発されたJavaのモジュール化機能です。おそらくJavaの開発のなかでももっとも難産なプロジェクトだったといえるでしょう。 難産の末にProject Jigsawがついに実現 Javaをモジュール化して必要な部分だけを使えるようにする
IBMは、昨年9月にサンフランシスコで開催された「JavaOne 2016」で、同社が開発してきたJavaVMをJava 9の登場に合わせてオープンソース化すると発表していました。 OpenJ9はクラウドやマイクロサービスアーキテクチャに最適 OpenJ9の特徴は、高速な起動と、起動してから高速な実行速度に達するまでの時間が短いこと、メモリ消費量の小ささ、高いスループット性能など。これらはクラウドでの利用や、短時間で終了するような小さなサービスの集まりであるマイクロサービスアーキテクチャなどに適しているとされています。 Eclipse OpenJ9はソースコードのプロジェクトで、バイナリの配布は基本的には行われていません。ただし「AdoptOpenJDK」のサイトでOpenJ9によるOpenJDKが入手できます(Eclipseによる解説)。 Eclipse OpenJ9はOMRがベース O
Java 9の起動パラメータ java.locale.providers に Java 8 と同じ優先度で国際化を行う指定をします。 java -Djava.locale.providers=COMPAT,SPI この設定で日付のフォーマットが Java 8 と同じように動作するようになり、自動テストが成功しました。 以上で 750 個のテストがすべて成功するようになりました。次はいよいよJava 9で既存のソースコードをコンパイルします。 Java 9でコンパイルして Java 9で動かす ヌーラボのアカウント基盤には Java のコンパイル対象が約 1,360 ファイルあります。目標は 1,360 のソースコードがJava 9 ですべてコンパイルできることです。 コンパイラの設定を Java 9に切り替える コンパイラを Java 9に切り替えます。Java 9のバージョン指定には注意
オラクル、Javaの新機能アップデートを6カ月ごとに行うタイムベースへ提案。さらにJDK 9でOpenJDKビルドをGPLで提供し、アプリなどと一緒に配布することを容易に Java 9の正式リリースが2週間後に迫っているなかで、オラクルが今後のJavaに関する新たな提案を行っています。 提案のポイントは2つ。1つは、Java SEのリリースサイクルをタイムベースに変更し、6カ月ごとにアップデートする提案。もう1つはOpenJDKのビルドをGPLv2 with the Classpath Exceptionのライセンスで提供することで、フレームワークやアプリケーションと一緒に容易に配布できるようにする、というものです。 オフィシャルな発表は、OracleのJava Platfrom Groupのブログに投稿された記事で公開されました。 Faster and Easier Use and Re
Javaをモジュール化する「Project Jigsaw」、コミュニティ再投票でついに可決! ほぼ全会一致で賛成 Javaをモジュール化して必要な部分だけを使えるようにすることで、Javaライブラリの複雑な依存関係の解消やJavaのスリムダウンを実現する「Project Jigsaw」は、9月に登場予定のJavaの新バージョン「Java 9」最大の目玉機能です。 そのProject Jigsawの仕様であるJSR 376(JPMS:Java Platform Module System)のコミュニティ再投票が6月26日に締め切られ、Red Hatが棄権した以外はすべて賛成票となり、ほぼ全会一致で可決されたことが明らかになりました。 Project Jigsawは、5月8日に締め切られた前回の投票では、賛成10、反対13と否決されていました。 その後、Project Jigsawの仕様を検討
Speee技術顧問の id:gfx です。 もうかなり時間が立ってしまいましたが、2月に行われたSpeeeKaigi #2 で基調講演をやらせてもらいました。 SpeeeKaigi #2の様子はこちらです。 tech.speee.jp 社内でこういうイベントがあるのはとてもいいですね。今回は自由テーマだったので、各人の興味分野が知れて大変楽しい一日でした。 私も普段の仕事とはあまり関係ない自由研究として、Retropilerというツールを開発して発表しました。当日のプレゼンテーションはQiitaにあります。 Retropiler: AndroidでJava8の機能を使うもう一つの方法 Retropiler: https://github.com/retropiler/retropiler この資料はwhatにフォーカスしているので、それを補間すべくwhyとhowをこのエントリで書きます。
View Vote Log EC On 2017-05-07 Software AG voted No with the following comment: Software AG is concerned about the lack of a healthy consensus among the members of the Expert Group. Although we understand that a perfect consensus and zero outstanding issues may be unachievable, we believe that a healthier consensus is possible.We also believe that such a consensus would result in a healthier Java
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