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spaceとChinaに関するYaSuYuKiのブックマーク (171)

  • 2基の衛星を搭載した中国の「快舟十一号」初の打ち上げに失敗

    打ち上げられる「快舟十一号」(Credit: CCTV/CASIC/SciNews)中国・甘粛省の酒泉衛星発射センターから現地時間2020年7月10日12時17分に打ち上げられた「快舟十一号」ロケット1号機は、機体トラブルのため打ち上げに失敗しました。新華社通信が伝えています。 搭載されていた衛星は「吉林一号高分02E(Bilibili Video Satellite)」と「微厘空間一号系統S2(CentiSpace-1 S2)」の2機でしたが、ともに失われました。現在、関係機関によって打ち上げ失敗の原因究明が行われています。 快舟十一号は中国航天科工集団が開発した新型の固体燃料ロケットで、最大直径2.2m、離陸重量78t。高度700kmの太陽同期軌道に1tの打ち上げ能力を持ち、全段固体のロケットとしては中国で最大のものとなります。 打ち上げ回数が多いこともあり、今年の中国におけるロケット

    2基の衛星を搭載した中国の「快舟十一号」初の打ち上げに失敗
  • Engadget | Technology News & Reviews

    'Extreme' geomagnetic storm may bless us with more aurora displays tonight and tomorrow

    Engadget | Technology News & Reviews
  • 中国の次世代宇宙船、軌道マヌーバ実施し地上へと帰還

    5月5日に「長征5号B」ロケットによって打ち上げられた宇宙船は、6月7日に複数の軌道調整マヌーバを実施。公式からは良好な結果が伝えられています。 そして宇宙船はパラシュートと耐熱シールドを利用し、5月8日に内モンゴル自治区へ着陸しました。宇宙船の飛行時間は2日と19時間で、最高飛行高度は8000kmでした。 この宇宙船は中国宇宙船「神舟」の後継モデルで、サイズは高さが9m、直径が4.5メートル。宇宙ステーションへの宇宙飛行士の輸送や、月面探査も視野に入れて開発されています。内部には最大7人の搭乗が可能で、再使用を想定したコンポーネントが採用されています。 また長征5号Bは今後、中国独自の宇宙ステーションのモジュールを打ち上げるために利用されます。今回の打ち上げでは膨張式の再突入貨物も打ち上げられましたが、実験は正常に成功しなかったことが伝えられています。 Image: CASC Sourc

    中国の次世代宇宙船、軌道マヌーバ実施し地上へと帰還
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2020/05/14
    翻訳が怪しいようなので原文に当たろう
  • 長征5号Bのコアステージ、間もなく大気圏に再突入の見込み。一部が地上に落下する可能性も?

    打ち上げられる長征5号Bロケット(Credit: Tu Haichao/Xinhua)中国は5月5日に次世代宇宙船の試験機を長征5号Bロケットによって打ち上げましたが、そのコアステージが間もなく大気圏に再突入する見込みです。海外メディアのSpaceflight Nowは、天文学者のJonathan McDowell氏(ハーバード・スミソニアン天体物理学センター)の発言を引用する形で「1991年に落下した旧ソ連の宇宙ステーション『サリュート7』以来、制御されずに落下する物体としてはここ何十年かで最大」と報じています。 ■大半は燃え尽きるとみられるものの、一部が地上に落下する可能性も落下するコアステージは全長約30m、直径5mで、2基のYF-77ロケットエンジンを搭載しています。構造の大部分を占めている液体水素と液体酸素が充填されていたタンクは再突入時に燃え尽きるとみられるものの、密度が高いロ

    長征5号Bのコアステージ、間もなく大気圏に再突入の見込み。一部が地上に落下する可能性も?
  • 中国が長征5号Bの打ち上げに成功 次世代宇宙船を投入

    中国は5月5日、長征5号Bロケットの初打ち上げを実施しました。打ち上げは成功し、搭載されていた次世代宇宙船は目標軌道へと投入されました。 今回長征5号Bが打ち上げたのは無人状態の宇宙船で、熱シールドやパラシュートのテストが実施されます。また、同宇宙船には6〜7人の搭乗が可能です。 そして長征5号Bは、地球低軌道に25トンのペイロードの打ち上げが可能な大型ロケットです。今回のミッションでは、打ち上げから約8分後にロケットとカプセルが分離されました。 長征5号Bは中国の次世代国際宇宙ステーションの建設や、宇宙船の打ち上げに使用されます。また、今年の夏には「天問一号」と呼ばれる火星探査ミッションの打ち上げにも利用される予定です。 Image: CCTV Source: Space.com 文/塚直樹

    中国が長征5号Bの打ち上げに成功 次世代宇宙船を投入
  • 長征3Bロケット打ち上げ失敗。インドネシアの次世代通信衛星を搭載

    中国の新華社通信は、4月9日に実施された長征3Bロケットの打ち上げが失敗に終わったことを報じています。中国のロケット打ち上げ失敗は、3月17日の長征7Aロケットの失敗に続き今年に入って2回目となりました。 長征3Bロケットは、インドネシア企業が開発した次世代通信衛星「Nusantara-2(PalaPa-N1)」を搭載し、現地時間9日の午後7時46分に中国四川省南西部の西昌衛星発射センターから打ち上げられました。順調に飛行していた様に思えたものの3段目に不具合が生じたことが失敗の原因であるとの見解が発表されています。 また、同時間帯に撮影されTwitterに投稿された動画では、グアムの夜空を破片が飛び散りながら落下していく物体を捉えています。 #UPDATE: #Guam Homeland and federal authorities monitoring reports of “uni

    長征3Bロケット打ち上げ失敗。インドネシアの次世代通信衛星を搭載
  • 長征7Aロケット、打ち上げ失敗。軌道に投入できず

    中国は長征7Aロケットを3月17日に打ち上げを実施しましたが、衛星を軌道に投入することができず、失敗に終わりました。 長征7Aは新技術検証衛星6(Xinjishu Yanzheng-6)を搭載し、文昌衛星発射場より打ち上げられました。通常では打ち上げから1時間程度で発表される成功の報告がなく、約2時間後に失敗であることが確認されています。しかし、失敗の原因については現在詳細は明らかにされていません。 また、長征7Aの打ち上げ失敗は、今後の中国の主要ミッションに影響を与える可能性が指摘されています。なお、搭載されていた新技術検証衛星6は詳細な情報は公開されていません。

    長征7Aロケット、打ち上げ失敗。軌道に投入できず
  • 打ち上げ回数でついに世界一「中国の宇宙力」本当の実力 軍事的な開発利用が前面に出ている

    中国の宇宙開発の発展がすさまじい。2019年の中国のロケット打ち上げ回数は、2年連続で米国やロシアを抜いて世界一となった。中国当の実力はどれぐらいなのか。元JAXA副理事長の林幸秀氏が解説する――。 2003年に世界で3番目の自国ロケットでの有人宇宙に成功して以来、中国の宇宙開発の発展はすさまじい。2019年の中国のロケット打ち上げ回数は、2年連続で米国やロシアを抜いて世界一となっている。稿では、中国の宇宙開発力が米国、ロシア、欧州、日などと比較してどの程度なのか、中国の強みや課題は何か、日はどう対応すべきかについて述べる。 軍事利用を中心に発展してきた中国の宇宙開発 新中国の建国直後の1950年に勃発した朝鮮戦争で、マッカーサー国連軍司令官が中国への原爆による攻撃を米国大統領に進言したことを聞き、毛沢東は核兵器・ミサイルの両弾と人工衛星の一星(両弾一星)を開発することを決断した

    打ち上げ回数でついに世界一「中国の宇宙力」本当の実力 軍事的な開発利用が前面に出ている
  • 中国、有人探査向け宇宙船カプセルのテスト打ち上げに向け準備中

    中国の有人探査向け宇宙船カプセルが1月20日、中国海南島の文昌衛星発射場に到着しました。この宇宙船は、低軌道やさらなる遠方へと宇宙飛行士を輸送するために開発されています。 新型の’宇宙船は全長8.8メートルで重量は21.6トン、そして最大で6人の宇宙飛行士を搭乗させることができます。あるいは、3人の宇宙飛行士と500kgの貨物の搭載も可能です。 そして最初の打ち上げテストでは、再突入用の耐熱コーティンやパラシュートシステム、エアバッグシステムのテストが行われます。打ち上げには長征5Bロケットが利用され、ロケットの打ち上げスケジュールによれば、打ち上げテストは4月に実施される可能性があります。 宇宙船はクルーモジュールとサービスモジュールという構成となっており、またその一部は再利用も可能なように設計されています。さらに分解が容易なように、耐熱システムは複数部品によって構成されているのです。

    中国、有人探査向け宇宙船カプセルのテスト打ち上げに向け準備中
  • 中国、超大型運搬ロケット「長征5号遥3」打ち上げ成功。今後の月・火星探査が加速

    中国は2019年12月27日、衛星運搬ロケット「長征5号遥3(LongMarch-5 Y3)」の打ち上げを実施。打ち上げから約33分後に人工衛星「実践二十号」を目標軌道に投入し、打ち上げは成功となりました。 海南省文昌衛星発射センターから打ち上げられた長征5号遥3は、中国最大級の衛星運搬能力を持つ超大型ロケット。2016年には長征5号遥1が打ち上げに成功しつつも、2017年の長征5号遥2では液体酸素エンジンのタービン排気装置の異常動作により打ち上げは失敗。それから約2年5ヶ月ぶりの挑戦となった「長征5号遥3」の打ち上げ成功により、中国は2019年から2020年に予定を延長していた火星探査に向けた動きを再び加速させる事になります。 また、火星探査以外にも長征5号は2020年から2022年にかけて、月サンプルリターンミッションの月探査機「嫦娥5号」や、改良型の長征5号Bの運搬能力を用いた中国

    中国、超大型運搬ロケット「長征5号遥3」打ち上げ成功。今後の月・火星探査が加速
  • 進む中国の宇宙開発。低軌道5G衛星を年内打ち上げで宇宙からインターネット環境を構築

    5G衛星 銀河一号(Credit:China News Service)中国初の民間5G衛星が2019年内に、快舟1号甲(Kuaizhou-1A:KZ-1A)ロケットで打ち上げる予定であると中国の大手メディアが報じています。 快舟1号甲ロケットに搭載予定の5G衛星は、2018年に設立した中国企業「銀河航天(GalaxySpace)」が独自に開発した「銀河一号Yinhe-1(Galaxy-I)」です。Q/V帯域に対応した約200gの人工衛星であることが分かっています。また、軌道高度は1,200kmで30万平方kmをカバーし、上海の50個分の広さに相当します。低軌道通信衛星は、世界40億の通信環境が乏しい地域に住むユーザーに快適なインターネット環境を提供することができます。 GalaxySpaceの創設者で会長兼CEOの徐明(Xu Ming)氏は、「当社は低コストで高性能な5G衛星を開発し、宇

    進む中国の宇宙開発。低軌道5G衛星を年内打ち上げで宇宙からインターネット環境を構築
  • 中国、長征3Bの打ち上げに成功。中国版GPSが構築完了へ

    Credit: CASC中国は2019年12月16日、四川省にある西昌衛星発射センターから「長征3B」ロケットの打ち上げを実施しました。 今回打ち上げられた長征3Bロケットには、中国GPSである「航法測位衛星第三世代北斗(Beidou)」の「Beidou-52」「Beidou-53」が搭載され、無事に軌道に投入されたことが報じられています。 Beidouは、中国が独自で開発した中国独自の衛星測位システムで、北斗グローバルシステム(BeiDou Navigation Satellite System:BDS)とも呼ばれます。アメリカGPS、欧州連合のGalileo、ロシアのGLONASSの衛星数を越え、2018年には航法測位衛星の稼働数が世界一になったことでも話題になりました。 今回の「Beidou-52」「Beidou-53」の軌道投入により、2019年末までに計画されていた中核ネット

    中国、長征3Bの打ち上げに成功。中国版GPSが構築完了へ
  • 中国、快舟1号甲の打ち上げ成功。同じ発射場で6時間内に2度の実施

    中国は12月7日、太原衛星発射センターにて「快舟(かいしゅう)1号甲」ロケットの打ち上げを2度実施し、いずれも正常に軌道に投入されました。 1度目は、日時間11時55分に「吉林一号高分02B」を搭載した快舟1号甲が打ち上げられました。吉林一号高分02Bは、中国の宇宙ベンチャー「長光衛星技術有限公司」が開発した高分解能地球観測システム(高分)。先月11月13日には「吉林一号高分02A」打ち上げられ、無事に軌道に投入されています。 続いて17時52分には、複数の人工衛星が搭載された快舟1号甲の打ち上げを実施。搭載された人工衛星は、「和徳二号A,B」「天儀16,17号」「天啓四号A,B」の6個。これらの衛星は、環境情報の計測や緊急時の通信の強化、災害時の緊急監視などに用いられます。 なお、中国メディアによると、太原衛星発射センターによる6時間以内で2度のロケット発射は、中国の宇宙開発において新

    中国、快舟1号甲の打ち上げ成功。同じ発射場で6時間内に2度の実施
  • 中国初の宇宙飛行士が初来日、毛利衛と対談イベント[12月14日(土)] | 日本科学未来館 (Miraikan)

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2019/12/04
    すでに締切済みだった。無念
  • 中国初の宇宙飛行士が初来日。毛利衛氏とトークイベントを12月14日開催

    科学未来館は、トークイベント「二人の宇宙飛行士がみる未来の宙(そら) – 中国人宇宙飛行士・楊利偉氏来日記念 –」を開催します。 初来日となる中国初の宇宙飛行士「楊利偉」氏をむかえ、未来館館長「毛利衛」氏と、それぞれの宇宙飛行士としての体験談や宇宙を通じた科学技術教育分野のこれからの協力の可能性を語る予定。来場者の質問を受けながら議論を進めていく予定となっています。 楊利偉氏は、2003年10月に中国初の有人宇宙船「神舟5号」で宇宙へ訪れています。現在も中国の有人宇宙飛行プロジェクトに携わっています。 毛利衛氏は今回のトークイベントに関して「地球を飛び出した宇宙飛行士は国に関係なく緊急帰還時に保護されるように人類の代表として活動することが期待されています。今回、中国文化ではぐくまれた宇宙飛行士が何を見たのか聞くことを楽しみにしています」とコメントしています。 トークイベントの参加費は

    中国初の宇宙飛行士が初来日。毛利衛氏とトークイベントを12月14日開催
  • ヨーロッパで進む「一帯一路」宇宙版│シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(7)

    中国の“宇宙戦略”はヨーロッパでも進んでいる。フランス、ドイツ、英国など欧州主要国がそろって中国と宇宙で協力関係を結んでいるのだ。そんな中、米国の衛星に対するサイバー攻撃が、ノルウェー領の島にある、中国の衛星にもサービスを行っていた地上局から行われたと疑われる事案が発生している。 欧州主要国にい込む中国 中国が地上と海上で「一帯一路」構想を進め、欧州大陸やインド洋深くに影響を拡大しようとしているのは、よく知られたところです。その宇宙版があります。通信、リモートセンシング、測位航法衛星群、地上施設の機能を統合し、これを「宇宙情報コリドー(回廊)」と呼んだうえ、拡大しようとするプラン。第13次宇宙5カ年計画(2016~20年)で、重点事項になりました。 前回までの記述から、やり方は既におわかりでしょう。中国製衛星を、継続して使ってもらう、運用を担う地上局の、建設と運用を肩代わりする、そこを拠

    ヨーロッパで進む「一帯一路」宇宙版│シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(7)
  • 途上国を次々と支配服属関係に│シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(6)

    中国は途上国での衛星打ち上げの肩代わりをきっかけに、技術面だけでなく、金融・経済面でも支配服属関係をつくっている。相手国の公共工事への優先参加権、地下資源採掘権の確保……。中国は「一粒で何度でもおいしい関係」が築ける宇宙ビジネスを展開している。 打ち上げの肩代わりから始まる深い関係 衛星打ち上げの肩代わりをしてやることから始まる中国と途上国の関係は、ことの成り行きからして、実力においてはるかに上の中国が有利なように展開します。 フィリピン(1997年)、ベネズエラ(2008年)、パキスタン(11年)、ナイジェリア(同年)、ボリビア(13年)、ラオス(15年)、アルジェリア(17年)が、各々の国で初めてとなる静止軌道衛星を、中国に作ってもらい、打ち上げました。加えて自国の地上局も、中国に建設を委ねています。 静止軌道衛星 赤道上空約36,000km の軌道上にあり、地球の自転と同じ周回周期を

    途上国を次々と支配服属関係に│シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(6)
  • 進む国連との連携│シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(5)

    中国は宇宙に関して、国連との連携を進め、国際的な会合を増やしている。中国がつくったアジア唯一の宇宙活動に関する国際組織に、箔を付けようとしているようだ。国際宇宙法や制度が形成途上なので、早めに自国の利益を確保しようとする姿も見えてくる。 国連との共催、協賛会合が増加 前回は、米国との関係を失った中国が、衛星打ち上げのカスタマーを第三国に求めるうち、おのずと途上国に市場を見いだしたこと、そこで生まれた関係は、二国間の力量差からして、支配と服属のそれになったことを述べました。 それだけでは、中国は権力づくの関係に、いかにも興味があるかに見えます。中国はさらにカスタマー国を束ねて、APSCO(アジア太平洋宇宙協力機構)という集まりをつくり、それを取り仕切りながら、利己的色彩を薄めつつ、実利をとる方策に出たところまでを見てきました。 そんな背景をもつAPSCOに、このごろではアジア唯一の政府間国際

    進む国連との連携│シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(5)
  • 「南南協力」で進む途上国支配|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(4) 

    宇宙大国となった中国による途上国支配が進んでいる。中国は無償で衛星需要を満たしてくれるが、途上国はノウハウの蓄積はできず、中国に従属するだけ。世界の各地に宇宙監視の中国拠点が造られている。 衛星需要をまるごと請け負う中国 今日、中国はしばしば、途上国の衛星需要をまるごと請け負います。必要なスペック(仕様)に応じて衛星を中国で製造し、中国のロケットで軌道に打ち上げます。 発注国には、その衛星をコントロールする地上局が造られますが、ローカルスタッフには能力がありません。切り回すのは、中国が送り込んだ要員になります。発注国は、いつまでたってもノウハウを蓄積できません。2号機以降も、同じことの繰り返しになり、結局中国に従属することになってしまいます。 お客さんの衛星だとはいっても、中国はそこに、自分のための装置――測位センサーや光学センサーなど――を搭載させる(いわゆるホステッド・ペイロード)こと

    「南南協力」で進む途上国支配|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(4) 
  • 宇宙版「一帯一路」への道筋|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(3)

    今は各分野で火花を散らす米中だが、30年ほど前は両国が宇宙協定を結ぶ蜜月の時もあった。やがて、中国が米国から情報を窃取し、ミサイル開発に転用。両国の宇宙協力は途絶した。そこで中国は途上国に接近し、現在の宇宙版「一帯一路」への道筋が開けてきた。 外交の「飛び道具」 兵器として、他の衛星を攻撃するものでない限り、軍事衛星を打ち上げることが非難されることはありませんが、近年の衛星は軍事目的なのか民生利用なのかが必ずしも明らかではありません。多くの衛星は、軍事にも産業にも利用されている、という状況です。宇宙を利用する力が増すと、軍事ばかりか経済を強くする目的にも役立ちます。 外交の「飛び道具」にもなります。地上局のネットワークなど、外国を巻き込んでいくことで、対象となる国と長年にわたる親密な関係を築くことも狙えますから。 そうやって得た力を、また宇宙に振り向けていけばいい。そんな好循環は、およそ宇

    宇宙版「一帯一路」への道筋|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(3)