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spaceとChinaに関するYaSuYuKiのブックマーク (171)

  • 「宇宙大国」中国の実力|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(2)

    ロシアを抜き去り、米国と宇宙の覇権を争う中国。その宇宙開発は今どこにいて、どこへ向かおうとしているのか。後れを取った日が知らない「宇宙大国」中国の実力を分析する。 軍用と民用に境のない宇宙開発 今の時代、宇宙開発で軍用と民用の境はありません。どちらかだけを取り出して伸ばすということは、技術的に高くつき過ぎるのです。米ソ冷戦の間、私たちはあまり知らずにいましたが、打ち上げられる衛星の実に75~80%は、軍事専用の衛星でした。 月刊誌『天文ガイド』(誠文堂新光社)には、ソ連や米国が打ち上げた衛星のリストが毎月載っていました。まだ日が人工衛星を軌道に乗せられずにいた頃など、「こんなにたくさん打ち上げているのか」と、特にソ連の実績に驚いた人がいたようです。それらのほとんどは、軍事衛星でした。 状況は、ソ連が崩壊して冷戦が終わり、21世紀に入る頃までに変わります。専用軍事衛星の占める割合は、20

    「宇宙大国」中国の実力|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(2)
  • 中国の火星探査、2020年の実施を予定--人民網日本語版--人民日報

    中国初の火星探査着陸機の空中浮揚・障害物回避実験の現場。撮影・万珂 中国の火星探査任務が14日に初公開された。中国初の火星探査任務着陸機の空中浮揚・障害物回避実験が、河北省懐来県の地球外天体着陸総合実験場で行われた。人民網が伝えた。 同実験は火星重力環境下(火星の重力加速度は地球の約3分の1)の着陸機の空中浮揚、障害物回避、減速・着陸のプロセスを想定して、その設計の正確性について総合的な実証実験を行った。 火星探査は現在の世界最先端の科学技術革新活動で、安全な着陸はその任務の最も難しい課題の一つだ。中国初の火星探査任務は2020年内の実施を予定している。1度の打ち上げにより、火星の周回・着陸・巡回を実現し、火星の全面的かつ総合的な探査を行い、そして火星表面の重点エリアの詳細な巡回・調査を行うことが目標だ。 国家航天局の張克倹局長は「中国は平等と互恵、平和的な利用、包括的発展を踏まえた上で、

  • 中国最新鋭の量子暗号衛星「墨子」|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(1)

    「21世紀のスプートニク・ショック」といわれる衝撃的な事態が宇宙で起きている。連載の第1回は、ハイテクの粋を集めた量子暗号衛星「墨子」を打ち上げ、米国を凌駕しつつある宇宙強国・中国の動向について、宇宙法の第一人者で、日の宇宙政策にも関わる青木節子・慶應義塾大学大学院法務研究科教授に聞いた。 青木 節子 AOKI Setsuko 防衛大学校社会科学教室助教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2016年4月より慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1983年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、90年カナダ、マッギル大学法学部附属航空・宇宙法研究所博士課程修了。法学博士(93年)。専門は国際法、宇宙法。 宇宙でも米中対決の時代 ——米中対決の時代です。その舞台はいまや宇宙に移りつつありますね。 青木 21世紀版「スプートニク・モーメント」(※1)といえる事件が3年前に起きました。重要な出来事な

    中国最新鋭の量子暗号衛星「墨子」|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(1)
  • 中国の次世代宇宙船が公開 2020年にも初飛行

    この宇宙船は上部のクルー・モジュールと下部のサービス・モジュールから構成されており、4人〜6人の宇宙飛行士を搭乗させることができます。 宇宙船の全長は約9メートルで、最大重量は約20トンとなります。さらに、クルー・モジュールは一部が再使用することができます。 現在中国は3人乗りとなる宇宙船の神舟を運用していますが、こちらは深宇宙の強い宇宙線環境での運用が想定されておらず、また高い高度からの大気圏突入にも耐えることができません。 中国は2003年に神舟5号を打ち上げ、世界で3カ国目に宇宙飛行士を打ち上げた国となりました。そしてこの次世代宇宙船は、2020年の前半に長征5Bロケットによる無人でのテスト打ち上げが予定されています。さらに2021年には、宇宙ステーションのコアモジュールが打ち上げられる予定です。 Image: CAST Source: Space.com 文/塚直樹

    中国の次世代宇宙船が公開 2020年にも初飛行
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2019/10/09
    低軌道より遠い場所まで行くことが目的か。ラグランジュ点のステーション、月、さらに火星まで見てるな
  • ロシアと中国、月探査で協力へ

    中国は嫦娥3号と嫦娥4号にて、月面探査ミッションを継続しています。また嫦娥4号に搭載されていた玉兎2号は、初となるロボットによる月裏側の探査を実施しました。 そして今後は2020年の嫦娥5号にて月のサンプルリターンミッションを、2023年の嫦娥6号にて月の南極からのサンプルリターンを、続く嫦娥7号でも南極の探査を予定しています。 一方、ロシアは1966年に「ルナ9号」にて、初の月面軟着陸を成功させたものの、1976年以降は月探査から遠ざかっています。しかし今後は2024年に周回探査機を、2028年にサンプルリターンを、2029年から2030年には有人ミッションを予定しています。 そして中国ロシアは、両国に共同のデータセンターを設立し、月や深宇宙探査に役立てます。さらに嫦娥7号ミッションとルナ26号ミッションにて協力し、安全な着陸地点の発見をおこなう予定です。また、それぞれの探査機にお互い

    ロシアと中国、月探査で協力へ
  • iSpaceが中国民間企業初となる衛星打ち上げに成功

    中国民間企業のiSpaceは7月25日、「Hyperbola-1」ロケットの酒泉衛星発射センターからの打ち上げに成功しました。 Hyperbola-1は3段の固体ステージと1段の液体ステージを組み合わせた4段式ロケットで、全長は20.8mの重量31トンとなっています。 そして、ロケットにはアマチュアによる通信衛星の「CAS-7B」や中国中央電視台による技術実証ペイロードなどが搭載されていました。これらは、高度300kmの軌道へと投入されています。 中国ではその他にも民間企業のLandspaceやOneSpaceが衛星打ち上げを目指していますが、iSpaceは一歩その競争から抜けたことになります。 Image: iSpace ■Chinese iSpace Achieves Orbit with Historic Private Sector Launch https://www.space

    iSpaceが中国民間企業初となる衛星打ち上げに成功
  • 中国月面探査機の嫦娥4号と玉兎2号、活動を再開

    中国の月面探査機こと「嫦娥4号」と「玉兎2号」が、2019年6月27日に活動を再開しました。 嫦娥4号は月の裏側に着陸した着陸機で、玉兎2号はホイールで移動することができるローバーとなります。また、これらの探査機の通信を中継するためにラグランジュ点(L2)に「鵲橋」が打ち上げられました。 そして6月9日、14.5日(地球日)にわたる月の夜を迎えるにあたり、探査機は太陽電池パドルを収納。そして、放射性同位体によるヒーターを可動させ、機体が冷えすぎないように保っていたのです。 なお、6月27日に公開された玉兎2号の活動報告によれば、同探査機と鵲橋との通信に障害が確認されたそうです。これは、宇宙線の影響であることが想定されています。 Image: CNSA ■Chang’e-4 Begins Lunar Day 7 After Yutu-2 Rover Overcomes Cosmic Chal

    中国月面探査機の嫦娥4号と玉兎2号、活動を再開
  • 中国、初の火星探査機打ち上げを早ければ2020年に実施

    中国は、初となる火星探査機の打ち上げを2020年の中旬に予定しています。 中国の火星探査ミッションは、オービター(周回軌道を飛行する探査機)とローバー(探査車)から構成されます。オービターには高解像度カメラや磁力計などの観測機器が、そしてローバーには地中観測レーダーや気象観測装置が搭載されます。 そして着陸地点としては、クリュセ(Chryse)平原やイシディス(Isidis)平原が選定されています。これは技術的な制約や科学観測、そして降下、着陸の難易度を検討した上での決定です。 打ち上げには、「長征5号」ロケットが利用されます。しかし、ロケットの準備の遅れから、予定されている2020年7月中旬の打ち上げは間に合わないのでは、という観測もあります。 Image: Xinhua/CNSA ■China’s First Mars Spacecraft Undergoing Integration

    中国、初の火星探査機打ち上げを早ければ2020年に実施
  • 中国の月や火星、宇宙ステーションミッションに遅延の予測

    中国の月面サンプルリターンや火星探査、そして宇宙ステーション計画に遅れが生じる可能性が、海外メディアにより指摘されています。 中国は、大型ロケット「長征5号」の3回目の打ち上げを7月に予定していました。しかし、この打ち上げは射場へとロケットが届いていないことから、延期される見通しです。 そして、月面サンプルリターンミッション「嫦娥5号」は2019年末に、4回目の長征5号により打ち上げられる予定です。また、同国の火星探査ミッションも同じく5回目の長征5号ロケットにより、2020年7月〜8月に打ち上げられる予定なのです。また、中国独自の宇宙ステーションの打ち上げでも派生型の長征5号Bが2020年から利用されます。 4月時点の中国メディアの報道では、長征5号の部品は予定どおりに輸送準備が整っているとされていました。しかしその後、部品の輸送船は動きをみせておらず、最短でもその打ち上げは9月になると

    中国の月や火星、宇宙ステーションミッションに遅延の予測
  • 中国宇宙ステーションで国際機関による実験が選定 東京大学も参加

    中国有人宇宙機関(CMSA)は国際連合宇宙局(CMSA)と共同で2019年6月12日、数年以内に建設される中国宇宙テーション(CSS)にて実施される研究機関の選定を発表しました。 今回選ばれたのは6個のプロジェクトで、さらに条件付きで3個が選定されています。これらは、中国だけでなくベルギーやフランス、ドイツ、インド、イタリア、ケニア、オランダ、ノルウェー、メキシコ、ポーランド、ペルー、ロシア連邦、サウジアラビア、スペイン、スイス、そして日発のプロジェクトから構成されます。 これらの選定プロジェクトCSSにて実際に宇宙空間での実験をおこない、宇宙科学や宇宙技術の発展を目指します。例えば、日の東京大学は中国の清華大学と共同で、流体物理学と燃焼に関する実験「Flame Instabilities Affected by Vortices and Acoustic Waves(FIAVAW)

    中国宇宙ステーションで国際機関による実験が選定 東京大学も参加
  • 中国、海上から長征11号ロケットの打ち上げに初成功

    中国は6月5日、初となる海上プラットフォームからの「長征11号」ロケットの打ち上げに成功しました。 今回黄海の海上プラットフォームから打ち上げられた長征11号ロケットは、全長が21メートル。同ロケットは今回が7回目の打ち上げで、運用は2015年から始まっています。 このように海上からロケットを打ち上げたのは、アメリカロシアに続く3カ国目となります。また、このような方式は射場を赤道近くに設置できるので、より打ち上げの際の燃料を節約で着るといったメリットがあります。 そしてロケットには、技術実証を目的とした2基の人工衛星と、5基の小型人工衛星が搭載されていました。これらの人工衛星も、予定通りの軌道へと投入されています。 Image: CCTV ■China Aces Its 1st Rocket Launch at Sea, Puts 7 Satellites in Orbit (Video

    中国、海上から長征11号ロケットの打ち上げに初成功
  • 中国、小惑星/彗星探査機を2022年に打ち上げへ

    中国が小惑星/彗星探査機を2022年に打ち上げることを、国営通信社の新華社が報じています。 この探査ミッションは精査中とされていますが、現時点での計画では地球近傍小惑星「2016 HO3(Kamo'oalewa)」に到達し、サンプルを採取するミッションとなっています。 そして2016 HO3の探査を終えると、探査機は地球近くへと戻りサンプルを地球へと向けて分離。そして探査機はアステロイド・ベルトにある彗星「Comet 133P(Elst-Pizarro)」の探査を実施するのです。 中国は嫦娥3号による月軟着陸、嫦娥4号による月裏面への着陸に成功しており、さらに嫦娥5号による月サンプルリターンミッションを予定しています。 Image: NASA/JPL-Caltech ■China to Launch Ambitious Asteroid-Comet Mission in 2022 http

    中国、小惑星/彗星探査機を2022年に打ち上げへ
  • 中国、月面基地を「10年以内に」建設へ(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

    【AFP=時事】中国が、今後10年以内に有人月探査を行い、月面に研究用基地を建設する計画であることが分かった。国営新華社(Xinhua)通信が24日、宇宙開発当局トップの発言として伝えた。 【図解】月をめぐる各国の宇宙開発の歴史 宇宙開発大国を目指す中国は1月、月の裏側への探査機着陸に世界で初めて成功し、その目標に大きく近づいた。新華社によると、中国国家航天局(China National Space Administration)の張克倹(Zhang Kejian)局長は「宇宙の日」に合わせ行った演説で、今後10年以内に月の南極に研究用基地を建設する計画を発表。さらに、2020年までの火星探査機打ち上げと、同国4機目の月探査機「嫦娥5号(Chang'e-5)」の年内打ち上げを表明した。 中国はさらに24日の発表で、ロケット「長征5号B(Long March-5B)」の初打ち上げを2020

    中国、月面基地を「10年以内に」建設へ(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
  • 中国「長征3号B」打ち上げ テレビ放送衛星「Chinasat 6C」投入

    中国は「長征3号B」ロケットの打ち上げを実施しました。ロケットに搭載されたTV放送衛星「Chinasat 6C」の軌道投入は成功しています。 長征シリーズにとって300回目となった今回の打ち上げは、西昌衛星発射センターから実施。打ち上げには4基のブースターが用いられ、Chinasat 6Cを静止トランスファ軌道へと投入しています。 今後、Chinasat 6Cは東経130度の静止軌道へと移動し、China SatcomによるTV放送サービスを提供します。 1970年の「長征1号」ロケットから始まった、長征シリーズの打ち上げ。そして長征3号は1984年から、長征3号Bは1996年から打ち上げが実施されています。さらに、今年7月には「長征5号」ロケットで打ち上げる月サンプルリターンミッション「嫦娥5号」も予定されています。 Image Credit: CGTN ■Chinese TV broa

    中国「長征3号B」打ち上げ テレビ放送衛星「Chinasat 6C」投入
  • 中国は本当に月の裏側に到達していた。NASA月周回衛星が探査機とローバーを撮影

    CNSA(中国国家航天局)は、NASAの月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」が捉えた月の裏側に着陸している「嫦娥(じょうが)4号」の姿を公開しました。 嫦娥4号は、世界初の月面裏側の探索機として2018年12月に打ち上げられ、2019年1月に月の裏側に着陸したと報じられていました。 「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」は、月面から高度50kmを周回しており、搭載されている3台のカメラ「LROC(Lunar Reconnaissance Orbiter Camera)」は、最高で50cmの高解像度撮影を可能。1月30日に撮影された上の画像では「嫦娥4号」(白い点の箇所)�を捉えています。 また、翌日31日に撮影された2枚目の画像では「嫦娥4号」と探査車「玉兎2号」が明確に区別できるとCNSAはコメントしています。しかし、遠巻きに見た画像では月の地形が鮮明になって

    中国は本当に月の裏側に到達していた。NASA月周回衛星が探査機とローバーを撮影
  • 月の裏側の新たな画像をお届け。中国月面探査機は順調に稼働

    中国国家航天局(CNSA)は1月11日、月面無人探査機「嫦娥4号」、探査車「玉兎2号」、中継衛星「鵲橋」が安定した状態で正常に可動しており、全てのミッションが予定通り行われていることを報じ、同時に2枚の新しい月面の画像を公開しました。 公開された画像は、「嫦娥4号」に搭載されたカメラによって撮影された360度全方向画像と、そのデータを基に作成されたパノラマ画像。これらのデータを用いて、着陸地点周辺の月面地形の基的な分析を行ったことも明らかにしています。 ▲360度写真。中央の白い部分は加工されたもの▲月裏のパノラマ写真(クリックで拡大) Image Credit:CNSA ■嫦娥四号着陆器月午工作正常 地形地貌相机顺利完成360度环拍 http://www.cnsa.gov.cn/n6758824/n6759009/n6759040/n6759287/c6805143/content.h

    月の裏側の新たな画像をお届け。中国月面探査機は順調に稼働
  • 中国、月面基地を建設へ 嫦娥6号〜8号計画に言及

    現在、中国は月からのサンプルリターンを目指す「嫦娥(じょうが)5号」の年内打ち上げを計画しています。さらに、その後に3機の探査機の派遣を予定しているのです。 まず嫦娥6号では、月の南極からのサンプルリターンを実施します。このミッションは月の表側、あるいは裏側の両方を想定しています。 そして嫦娥7号では、月南極の包括的な探査をおこないます。これはその組成から地形、地質、空間を含んだものとなります。 最後に嫦娥8号では科学的な観測や実験にくわえ、月面基地の建設のための技術実証をおこないます。この月面基地は、科学研究目的のものです。 Image Credit: CNSA ■China Details Future Moon Plans, Including Polar Research Station https://www.space.com/43000-china-moon-explorat

    中国、月面基地を建設へ 嫦娥6号〜8号計画に言及
  • 中国C-Space Project、ゴビ砂漠に火星シミュレーション基地をオープン

    中国C-Space Projectは、内モンゴル自治区からモンゴルに広がるゴビ砂漠に火星シミュレーション基地をオープンしました。 C-Space Projectは中国の若者向けの宇宙教育プロジェクト。”C”はCommunity(コミュニティー)、Culture(文化)、Creativity(創造性)を表しています。 このシミュレーション基地は、宇宙や火星での生活について学習および体験ができる施設。火星環境を再現するため、厳しい気候や砂嵐が発生するゴビ砂漠が選ばれました。敷地は1万1996平方フィートで、基地には「エアロック」「制御室」「リサイクルユニット」「気密室」「貯蔵庫」「バイオモジュール」「医療施設」「居住区」「トイレ」「娯楽&フィットネス室を含む9のカプセル」があり、限られた資源を活かす施設と閉鎖的な空間というリアルな火星基地体験を可能としています。 この基地は、宇宙や天文教育を始

    中国C-Space Project、ゴビ砂漠に火星シミュレーション基地をオープン
  • 月面探査車「玉兔2号」を分離完了。月の裏側観測へ

    中国国家航天局(CNSA)は、1月3日に月の裏側に着陸した「嫦娥(じょうが)4号」から分離した探査車「玉兔2号」の画像を公開しました。 この画像は「嫦娥4号」に搭載されたカメラによって「玉兔2号」がレールを伝って月面に着陸した時の様子を撮影したもの。昨日公開された画像とアングルは同様で、手前に「玉兔2号」を分離したことが分かります。 今後は、月面を動き回ることが可能な「玉兔2号」による月面裏側の詳細な地表画像の到着も期待できます。 ▲着陸時の画像。上部にレールが映っている Image Credit:CNSA ■嫦娥四号着陆器与巡视器顺利分离 玉兔二号在月背留下人类探测器的第一道印迹 http://www.cnsa.gov.cn/

    月面探査車「玉兔2号」を分離完了。月の裏側観測へ
  • 中国「嫦娥4号」月裏面に世界初着陸 画像を送信

    中国探査機「嫦娥(じょうが)4号」が2019年1月3日、世界初となる月裏面への着陸に成功したことが発表されました。すでに、同探査機によって撮影された月裏面の画像も受信に成功しています。 「嫦娥4号」は月面の地形や地質、鉱物などの調査を目的に、2018年12月8日に「長征3号B」ロケットによって打ち上げられました。そして今回月裏面のフォン・カルマン・クレーターへと着陸し、着陸機と探査車による月面の調査を実施します。 また、月面裏側で活動する嫦娥4号と地球との通信は、衛星「鵲橋(じゃくきょう)」が中継します。これは地球と月の重力が平衡するラグランジュ点(L2)に配置される人工衛星です。 さらに中国は、月面サンプルリターン計画「嫦娥5号」も早ければ年内に打ち上げる予定です。 Image Credit: CNSA ■China Makes 1st-Ever Landing on Moon's My

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